2017年10月29日

ブレードランナー 2049

降りしきる雨の中、夜の繁華に繰り出し『ブレードランナー 2049 IMAX3D 字幕版 』をイトショウ枠で鑑賞しに行く。昨日は出勤要請があり、週の疲れと困惑する人間関係も相俟ってゲンナリして、どことなく自暴自棄気味になっていたからだ。自らあの混沌とした至近未来を再体験してみたい。夕方の電車に揺られユナイテッドシネマ浦和まで繰り出す。雨の夜ひとり、あまり馴染みのない土地。新都心にお株を獲られパビリオンのなり損ないのような県庁所在地。(ディストピアほどの猥雑さはない。)上映までの待ち時間はここだけお上品>パルコ周辺を傘を差し、まるでデッカ―ドのように、様々な騒音が飛び交う雑踏の中を右往左往してみる。シネコン階下のレストラン街で食した丼ぶり物は流石に「ひとつで充分」の適量だったけど、捜査官"K"と同じう仕事の前には胃には何も入れない方がいいのだ。


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これが求めていた夢なのか?このカルトムービーが制作発表された折、ボクはあまり正直期待しなかった。前作の感動に近い出来映えの作品なんぞ撮れる訳がない。どうせビッグタイトルの皮を被ったイミテーションだと。
ところが上映開始10分、ロジャー・ディーキンスの撮影手腕とハンス・ジマーの重層な音楽に、たちまち2049年のディストピアに引きずり込まれる。周囲に蔑まれ侘しい住まいの捜査官"K"とホーム・オートメーション・サービス"ジョイ"との触れ合いは、哀しい位本当に"電気羊"だ。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はリドリー・スコット監督よりも、より一層フィリップ・K・ディックの原作世界に踏み込んでしまったようだ。記憶の真偽を追う捜査はやがて自分探しの旅となり様々な人物が交錯する。生とは何か?と模索した時、リアル&レプリカ、イミテーションの垣根を越えた他者との関わり・触れ合い=魂が共鳴する間に、生は存在するものなんですね...とここまで思った時、本作を当初蔑んでみていた自分とこの後継作品が充分共鳴を果たしている事に気が付いたんですね。

EDロールで目頭が熱くなる。ああ、なんて切ない映画なんだ。溜息しか出てこない。

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降りしきる雨、あるいはロイ・バッティの手から放たれた鳩は雪にアップデートされた。ゴズリングのシープスキン内張りコートや劇中の雪景色を考えると、惜しむらくは年末に劇場公開して欲しかった。

前作で問いかけられた「我々はどこに行くのか?」

35年の時を経て辿り着いた先で見る新しい夢は、このようなものだったのだろうか?壮大なアートムービーにうちのめされて帰宅を果たす。駅に倅の車の出迎え。ここにもある種の触れ合いが存在したのだ。


posted by まっぴら at 08:27| Comment(0) | ムビ・ログ(映画log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

狂気のヒロイン

Queenの『ボヘミアン・ラプソディ』を聴きながら、ひょんな事で手に入れたホットMMP、映画『スーサイド・スクワッド』1/6 フィギュア: ハーレイ・クインの梱包を開いた。購入は随分遅くなったんだけど、マーゴット・ロビーの特徴をよく掴んでる。


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欲を言えばHEAD2種、チューインガム風船が欲しい(^^;


posted by まっぴら at 18:05| Comment(0) | ホビ・ログ(HOBBYlog) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

『ズートピア』

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ごく稀に甘菓子が啄みたくなり、ディズニー映画『ズートピア』Blu-rayを購入し鑑賞。この手の作品鑑賞は『チキン・リトル』以来かも知れないなぁ...。子供向け作品の思惑はよそに、エスニシティの甘さの中に、現代の(アメリカ主要都市部における)民族的多元文化(主に食生活ですな)を投影。レイシズムありヘイトありで、妙なほろ苦さが味わいの中に残り、これが病みつきとなる大人のショコラーテみたいな映画。無論お子様も楽しめます。続編が見たいなぁ...。



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2017年09月26日

エイリアン・ディファイアンス

日本語版アメコミ。『エイリアン ディファイアンス volume.1 有田満弘 限定カバー ver』.を購入しました。

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エイリアン・シリーズのタイムラインは映画『エイリアン』と『エイリアン2』の中間を計2作で繋いでいます。ひとつが『エイリアン・ディファイアンス』、もうひとつがゲームの『エイリアン・アイソレーション』。バンド・デシネの雄;メビウスがデザインした船外活動服が劇中活躍しています。サブキャラでエレン・リプリーの娘:アマンダが登場している!この頃母親は救命艇の中でコールドスリープ状態なので、少々アタマが混乱しますね。

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「DAVIS ONE」セキュリティパス型プラスチックカード付属。NECA:マリーンベスト版ジェニット・バスケス上等兵も同時購入。ちゃんと得物はS&W M39を使ってるぞ。


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2017年09月18日

『エイリアン: コヴェナント』

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8月中旬の『スパイダーマン:ホームカミング』、9月初旬の『ワンダーウーマン』に引き続き、これ程劇場に足を運ぶ機会が多いのも自分的には珍しい。本日はMOVIXさいたま10番シアターI列にて、現在公開中の映画『エイリアン: コヴェナント』を鑑賞しました。前作『プロメテウス』にもあるように、ギリシャ神話の引用に留まらず”創造”、”終末”といった旧約聖書やら契約(聖約)神学(Covenant Theology)の含みを随所に散りばめたR・スコット監督(なのか?牧師なのか?)の老婆心的置換神学を嫌でも堪能せざる負えない。神々しさの含みを纏って飾り立てる才覚の方に逃げ込んじゃったような気がするんだなぁ...。

ダニエルス=ダニエル書(黙示文学)
デヴィッド=ダビテ
エリザベス=ヘブライ語でエリシェパ=モーゼの兄の妻
オラム=永遠
デヴィッドvsウォルター=カインとアベルの諍い
小説「聖書」 新約篇=ウォルター・ワンゲリン :著? 

まさかねぇ...。あそこまで高尚な設定や脚本を見せつけられると、何やら対抗馬で目されながら企画が流れたニール・ブロムカンプ版の追随を良しとせず、封じ込めにかかったような気さえする。 そう考えると聖書に見る異邦人(Alien)という言葉が何やらシリーズを括っちゃうような壮大な含みに見えてくる。欲を言えばもう少し安普請でも構わないから、ゼノモーフやネオモーフとのトリッキーで尺の長い追いかけっこが見たかったねぇ。

無論高尚さが悪影響を及ぼしているわけではない。『スター・ウォーズ』だってシェークスピア戯曲ほぼ史劇と化している。劇中のファスベンダーの存在はより一層は神に近づき、リドリー翁は老境の執着を持ってして、神よりもむしろホトケサマに近づいたと推察する。1作目との整合性にいささかの老害感。合成人間:アッシュがデヴィッド/ウォルターの登場よりも18年後の後継機種のわけないじゃない(^^;


posted by まっぴら at 19:09| Comment(0) | ムビ・ログ(映画log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月03日

『ワンダーウーマン』

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劇場公開となった先週は所用で抜け出せませんでしたが、本日ユナイテッド・シネマ浦和 4番シアターにて、映画『ワンダーウーマン』IMAX 3-Dで鑑賞してきました。史上最強のメスゴリラ。その天然さと暴れっぷりは、ボクの脳内では不思議と『未来少年コナン』とLINKしました。マーベル作品の後塵を拝してきたDCは、その巻き返しを図れるか?対する軍神アレスってマーベル・コミックにも籍はあるんだがなぁ。

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ホットトイズMMP1/6『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のワンダーウーマンがやっと発売されましたので、時を同じくして引き取って来ました。ホットはHEADのクオリティのみ。高額商品の分際で発売時期の大幅な遅延や前倒しが多くてメーカー的誠意が微塵もない。予約者も予約商品の発売が重なるとそのうち発狂者が続出するぞ(^^;

posted by まっぴら at 19:42| Comment(0) | ムビ・ログ(映画log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする