何にも書いてないよ。
2022年07月24日
2018年08月03日
すくすくサンちゃん
その後のサンちゃんはすくすく育っています。生活に張り合いを与えてくれる。

2018年06月30日
梅雨明けと共に
「おんしゃー土佐っぽかよぉ!まっことええ男ぜよ!」
幕末好きの倅が帰宅するなり出鱈目な土佐弁で喚いた。
SHOPより新しい犬を引き取ってきたのだ。
名前はサン。サンちゃんと名付けた。
これは高知県南国市のS本さんが繁殖者。S本さん故、「ニッポンの夜明けは近いぜよ!」ときて、太陽の"サン"。
我が家では先代のビスが義理のお父さんに当たるわけで、
ビスの"息子"で"サン"。
三匹目のヨークシャー・テリアで"サン"。
ボクが生涯飼った5匹目のイヌで"CINQ"="サンク(仏)"。
ですからサンです。
狭い犬舎から我が家に来て大興奮。乳歯が痒い時期らしく歯固めの真っ最中。その歯は針の如し。手加減を知らず甘噛みされる度、手に血が滲んだ。

2018年06月28日
一粒の麦もし地に落ちて死なずば
ブログ内容がバラードの調べを帯びてきた。ビスの逝去が私の家族に与えたダメージが殊更大きく、また深かった。帰宅すると線香の煙が濛々と立ち込め、喧嘩相手だった母親が憔悴しきった顔で何度も何度も「なぜ死んだ?」と繰り返す。「しょうがないよ。寿命だよ。」15歳10か月という小中型犬年齢を人間に換算すると概ね80歳。大病を患ったとはいえ、種族平均寿命からしたってもう大往生でしょ。「私より若いのに。」「寿命だよ。犬も可哀想だよ!」口の減らないこの母親は本当に困ったものである。
休日の母は暇に飽かせて近隣のペットショップに行きたがるので已む無く同行する。実質この5年間ビスの抗ガン治療〜再発〜終活に関しては、送迎や支払い等ボク独りで切り盛りしていたので、金銭的にいい加減疲弊し当分新規に犬は飼うつもりも余裕もなかった。目の保養に見に行くだけなら別に構わない。ところが店内で迂闊に幼いヨーキーに出くわすと、母は場所もわきまえず「ビーちゃんだ。ビーちゃんだ。」と目に大粒の溜め、若い店員に怪訝な顔をされるので、これには本当に困っている。昨今の店員もただの冷やかしの客だとわかると実に扱いが横柄だ。「うちは生体(本体)価格に(安心パック代+ワクチン代+マイクロチップ代等が乗って)更に10万ぐらいかかりますよ。」とまるで財布の中身まで見透かされたような言い方をされ、たびたびカチンときていた。
ところが店舗も売らなければ飼育箱が次に開かず、幼さ可愛さに見切りが付いた生体を当初の1/3以下の値段で放出する場合がある。その子は元気いっぱいだったが、運悪く客がつかず、店では古参で重荷になっているようだった。ボクはこの子を狙っている...。そう。萎えていた何かが胎動を始めてしまった。ただ出来の良かったビスほど仕込めるかは正直自信がない。
2018年06月10日
水無月 涙目 涙雨
今日6月10日(日)11時、気象庁は北陸地方・東北南部の梅雨入りを発表したそうで北陸は平年より2日、去年より15日早い梅雨入り、東北南部は平年より2日、去年より20日早い梅雨入りだとか。加えて勢力を増した台風5号の北上とともに梅雨前線の伴う活発な雨雲も少しずつ北上、10日(日)夜遅くから11日(月)の朝にかけては関東付近に活発な雨雲が流れ込みやすくなるそうだ。
この一週間気の毒な程憔悴しきった母親が「犬が見たい」と言い出したので、ホムセンのペットショップへ。旬というのがあるのかないのか?シーズーやポメラニアン、チワワが多かった。どれも生体価格という本体価格にワクチン投与代、迷子防止の埋込チップ代が乗るので、18〜27+4.5マソと中古の軽自動車並みの価格帯。当分飼う気にはならないが、目の保養にはなっただろう。
ボクは雨が降りしきる中、傘も持たずに園芸館へ。 二分砕石(白)とコンクリート製の集水溜桝を見に。
梅雨が明けたら庭の片隅にヤツのお墓を作るんだ。

2018年06月09日
2018年上半期総括
ビス号死去から1週間経つ。焼骨は翌日月曜日(6/4)に手配が付き、今彼は仏間に鎮座している。暇な年寄りに捉まるようで、部屋は線香の匂いが絶えない。埋葬は梅雨明けか?夏生まれの彼には相応しいかも。
昨年暮れより今年の上半期は、日頃平々凡々と暮らしていてあらゆる矛盾がいっぺんに表出し、また決着がついた年で、その大半は日頃の忙しさにかまけただらしなさのツケが表面化したものであっただろう。倅は通勤不可欠で生活必需である乗用車を壊したり、あるいはTVのように雑な扱いをしてPCを壊してしまったり...いずれも(正規雇用なれど)経済力がおぼつかず親から与えられた物で、身銭を切って代価を支払った物ではないから、まるで大切に扱うことが出来ない性格。仕事こそ真面目に勤めども、こういったしつけの行き届かない不始末は親の恥じ入るところ。
ボクは仕事の合間合間を見つけては、呆けた母親の面倒やビス犬の介護(保険の利かない高額医療)をしながら、これ全部に真っ向から太刀打ちせねばならなかった。ペットロスもさる事ながら、不意の経済的な大打撃が如何ともし難いなぁ。
春先の娘のソウルカミングは天にも昇る気持ちで嬉しかったが、十何年連れ添った愛犬の死はその何倍も悲しかった。
心にぽっかり穴が開き、毎夜無言の帰宅を果たすのはボクの方だ。