「なんで今更、レオンなの?」なんて聞かれても困るんだな...。たまたま手の届く場所にCDが置いてあっただけ。(笑)
「
LEON レオン」という映画は、ベッソン・フィルムの「ハリウッド進出第一作」だったとかで、なんか「アメリカ受け」を狙った臭みが鼻について、正直甘ったるくてしょうがなかったんです。画面的には美術=室内・空間構成の妙以外はゆるゆるで、今ひとつ好きではないんですが、このサントラだけは結構お気に入りで、未だに聴いたりしています。音楽は「エリコ」...いやいや、エリック・セラでしたね。(笑)
“エリコ”っていう名前は、リュック・ベッソンの「サブウェイ」で出てくるギタリストをエリック・セラが演じていて、その役名が「エリコ」だったのでした。この映画の客を突っ放したような斬新さや軽薄さが好きで、リュック・ベッソンは一時期かなり期待したのですけど、この「レオン」以降は急速に冷えついて、さっぱり観なくなりました。比較として「グロリア」が頻繁に上げられるけど、むしろ昔の「小さな恋のメロディ」や「シベールの日曜日」の「殺し屋版/焼き直し」という感じだし...。
ボクの好み的には「レオン」より「サブウェイ」だし、同じ「掃除人」稼業なら「二キータ」においてビートの利いたBGMを背景に、古びたボックス型鞄を持ち、オーバー・コートにソフト帽。颯爽と登場し、その圧倒的存在感を見せ付ける「掃除人 ヴィクトル」の方が遙かに好きです。えっ?「フィフス・エレメント」?知りませんねえ...。
今もって聴いてて厭きないのは、様々な国々の楽器のコラボレーションがやたらと印象的。「マチルダの孤独」を演出するアコースティックなサウンドもさる事ながら、シンセサイザーやアフリカン・パーカッションまで巧みに取り入れていて、如何にも舞台となる「多国籍都市 ニューヨーク」といった雰囲気が漂うのですね。(でもリトル・イタリーを背景にダニー・アイエロを据えたところで、イタリア系の雰囲気はひどく希薄な作品なのだけど...。パターンとして陥りがちな“イタ公VSアイリッシュとの確執”が描きたかったのだろうか?)
1. ヌーン
2. キュート・ネイム
3. バラード・フォー・マチルダ
4. ホワッツ・ハプニング・アウト・ゼア?
5. ア・バード・イン・ニュー・ヨーク
6. シー・イズ・デッド
7. ファットマン
8. レオン・ザ・クリーナー
9. キャン・アイ・ハヴ・ワード・ウィズ・ユー?
10. ザ・ゲーム・イズ・オーヴァー
11. フィール・ザ・ブレス
12. ルーム4602
13. ヴェリー・スペシャル・デリヴァリー
14. ホェン・レオン・ダズ・ヒズ・ベスト
15. バック・オン・ザ・クライム・シーン
16. バーズ・オブ・ストーム
17. トニー・ザ・IBM
18. ハウ・ドゥ・ユー・ノウ・イッツ・ラヴ?
19. ザ・ファイト(パート1:ザ・スワット・スクワッド)
20. ザ・ファイト(パート2:ブリング・ミー・エヴリワン)
21. ザ・ファイト(パート3:ザ・ビッグ・ウェポン)
22. ザ・ファイト(パート4:ワン・イズ・アライヴ)
23. トゥー・ウェイズ・アウト
ボーナス・トラック
24.
ヘイ・リトル・エンジェル 最後に収録されているボーナス・トラック「ヘイ・リトル・エンジェル」は劇中の登場人物の音声を断片的に使用して、なかなか聴き応えを感じる楽曲なんですけど、当然劇中では使用されておりませなんだ。別にこの映画は好きではないんですが、凄く勿体無い感じがする...。