2007年12月31日

晦日蕎麦

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年越し蕎麦、食べました? 晦日蕎麦の風習は江戸期だそうで、年を越す前に食べきらなければならず、蕎麦を残すと翌月金運に恵まれないそうですね。風習が年末だけ残ってしまったらしいらしいとか。

び様もオコボレでソバを貰ったよー。(蕎麦喰い犬)

さて、いよいよ今年はお仕舞いですね。
でわでわ皆さん。良いお年を〜♪ 今年はありがとうございました。
( ̄ー ̄)ノ~~マタ来年ネー☆’.・.・:★’.・.・:☆’.・.・:★"

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年越しアラビア〜タ♪

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正月用の金粉酒=一升を、この年末残さず呑み干してしまったまっぴらは、ついに飲む物に事欠き、仕方が無いので、調理用の(限りなく酢に近づいてしまった)赤ワインを夜な夜なヒソヒソと飲んでおりました。

今日は大掃除していたんですが、なんとなく片付かず、散らかった中「埃高き男」のまんま昼飯を食すのも嫌でしたので、近所のイタ飯屋を白昼襲撃し(笑)、赤ワイン(デカンタ)と「アラビアータ」というパスタを食べてきました。

アラビアータ (伊:arrabbiata) というのは、なんでもイタリア料理で、トマトソースと唐辛子、にんにくを利かせたトマトソースのことを指すそうですけど、地名のアラビアを指すわけではなく、カッカと怒っているように辛いので「怒り(怒りん坊風)」という意味を表すんだそうです。(93へぇ〜) パスタ種類はあまり詳しくないですが、リガトーニでしょうか?筒状のショート・パスタでした。
このショート・パスタは、中空内部にトマトソースが残るので、食感が面白く病みつきになりそうです。(笑)

この際、年越し蕎麦ならぬ、年越しパスタアリメンターレというのもありかな?うふふ...。(酔)
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2007年12月30日

クリーム・パフ

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「ドーナツも食べられないヒトは、シュークリーム食べればいいぢゃないっ!」?h?????n?[?g カスタードクリームは苺クリーム。

しかし今年、我が家の食卓は、貰い物・頂き物というのがかなりの数、錯綜した珍しい年でございました。(笑)

早々にご挨拶はしたんですが、年内の更新をどこいら辺で打ち切っていいのか?よくわからない展開となりました。(笑) 明日はきっと「年越し蕎麦」のネタとなる事でしょう。
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2007年12月28日

ドーナツと注連飾り


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み、み、み、み、み、み、み、ミスドの、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ドーナツ貰ろたぁーっ! た、大変だぁー!我が家にドーナツが来たぁー!

今年はドーナツをついに食べませんでした。今年の初物を、この歳末押し迫った時期に頂戴するのも変な話でありますね。(笑)

「お餅が食べられないヒトは、ドーナツ食べればいいぢゃないっ!」

ついオナゴ言葉で、マリー・アントワネットの言葉を失敬しちゃいますが、もっとも購入できないほど、そこまで貧乏したわけではない。(ただの食不精 駅前にあったミスドは知らぬ間に、一体何処に移転したんだ?)

問題は、子供が不在の時間に、近所のご婦人は「タカチ君へ」と置いていかれた...。親父は食べちゃいけないのですか...?(慟哭)
ちょっと普段のび様のお預けの気持ちが分かるような気がする出来事でやんした。

そうそう。職場はお休みに突入いたしましたので、注連(しめ)飾りを、indexにも準備しました。(み、蜜柑がない!<来年は模型の未完がないに引っ掛けた。 笑)

皆さん、今年一年お世話になり、どうもありがとうございました。来年も細々運営は続けますんで、どうかヨロシクねぇ〜!
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http://www1.odn.ne.jp/mappiragomen/
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2007年12月23日

ジャンクフードX'mas

我が家は一足先にX'masイヴでございます。億劫なので、「やっちまうべぇ〜」と。(笑) プレゼントは先渡しでしたので、夕食は子供が喜ぶジャンク・フードで纏めてしまいました。

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ピザ・カリフォルニアのチーズ・フォンデュ・ピザ(L)、コーク付き。チェダーチーズ、モッツアレラチーズ、パルメザンに角切りベーコン&粗挽きソーセージ&ハム。パセリとブロッコリがアクセント。

某アルプスの少女などで見かけて食指をそそられた方も居られるでしょうけど、本場のチーズ・フォンデュ(鍋料理)ってのは、エメンタールチーズを白ワインで融かすんです。だから物凄く酒臭い。匂い嗅いでいると、酔っ払っちまうほど。(笑) ですからこれは似た物ですが、そこそこいけます。

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お馴染み、ケンタッキー・フライドの6ピース入り。そういえばボクは今の今まで七面鳥というのを食したことがありましぇん。まあ喰わず嫌いもありますけどね。子供は大好きですが。(笑)

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復活した不二家のショート・ケーキ。以上ですか。

何でもそうですけど、たまに食べると美味しく感じるもの。
(ボクはご飯に漬物あれば、充分なんですけど...。)
凄く簡単に済ませした。聖夜(前夜)の食卓を繁々と眺めまするに、あまり有り難味が無い?(苦笑)

び様は日中今年最後の美容室だったんですが、疲れて寝ちゃいました。さっきからイビキやグズグズと寝言を言っています。(笑)
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EPSONプリンタCalario 「PX-A620」

例年の事ながら、ラクガキ原画を加工して「年賀状を刷ろう!」と、EPSONプリンタ「PM-730C」の電源を入れ、いざ作動させると、黒もカラーもインクが枯渇していた。考えたら書類制作等で、ほとんど使い切っていたなあ...。

インクジェット専用の年賀状も買いに行かなければならなかったので、量販店にカートリッジを買いに行ったところ、該当する型番が見当たらず、店員すら見つけられないほど、商品棚の片隅に追いやられ、かなりの品薄。

機種が古いので、もうそろそろ打ち切りになりそうな気配...。

細かいスジが印刷に出てしまう。カートリッジを交換すると、供給されるインク量が豊富ですから尚の事。ダラダラと己が体液を振り撒きながら、より一層の色とりどりの横筋まで印刷されてしまう。入念に試し刷り&クリーニングを繰り返していると、あっという間に新品インク・カートリッジを使い果たしてしまう。
いざ刷り始めると、傍で見ていて気の毒になる程「う〜ん...」と必要以上に激しい身悶えを繰り返しながら、作動音が「もーや(嫌)だ!もーやだ!もーやだ!」と聞える。彼は別にサボタージュをしているわけではありませんで、彼なりに一所懸命努力して働いているわけですが、見ているこっちがいい加減もーやだ!(笑)
急遽、新しいプリンタが欲しくなりました。

旧式のこのEPSONプリンタに幾星霜、泣かされ続けていた我が家ですが、ついに新型のプリンタを買ってしまいました。もっとも新型といっても、量販店で年末大安売り対象商品でしたので、赤飯炊いてご近所に配り倒し、羽織袴姿で上に下にの大騒ぎするシロモノではございません。(笑)

EPSONプリンタ4色顔料お手軽複合機 マルチフォトCalarioPX-A620」でございます。(パチパチ♪)

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ボクも古い人間ですから「プリンタはプリンタ(PM-730C)、スキャナはスキャナ(CanonScan LiDE30)」と使い分けておりました。ウイスキーはウイスキー、水は水で飲むタイプ。水割り=中期決算的妥協が嫌い。(笑)

こんどの連邦の黒いヤツ(PX-A620)は、プリンターとスキャナとコピーの機能が一緒くたになったヤツだそうです。これで驚きの¥8390!(年末大安売り対象商品)

もっと高いヤツですとFAXだか?●ァックするだか?兎に角そーゆー機能もあるそうですが、アナログ一家の我が家は別にそんなのいんないやい!(笑)
刷ってみるとシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックに4分割された顔料インク(PM-730Cは黒とカラーのインク・ジェット2種)は確かに綺麗ですけど、なんでも光沢のあるツルツルした光沢紙への印刷は出来ないそうで、普通紙、もしくは顔料専用の画材用紙が必要になるそうです。まあほとんど絵を印刷しますから、アコースティックな仕上がりの方がいいかな? (だからブロックバスター?)

「もーやだ!」とむせび泣く「PM-730C」は廃棄処分にしようかと思ったんですが、よく考えたらインク・カートリッジを買い換えて装着したばっかりなので、USBの二股のハブを買ってきて、二系統印刷手段を確保できるようにしました。バックアップの控え選手ですね。

もっとも現状抱える大きな問題点は...年賀状が全て刷り上ってしまってからの登板だった事。(笑)ですんで皆さん、今年はゴメンなさい。(陳謝)
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EPSONさんのホームページ http://www.epson.jp/
http://www.epson.jp/products/colorio/printer_multi/pxa620/
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2007年12月22日

軽ルミナリア

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時期的イベント、駅前のX'masネオン装飾。買い物に出た足で写して来ました。有名な催し物とは比べ物になりませんけど、それでもやはり綺麗ですね。光の饗宴、ご堪能ください。

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撮影してたら雨降ってきちゃいました。夜半雪になるだろうか?今日は格別寒い。
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2007年12月09日

ZAVASのレプリカ 2007

ボク自身はスポーツやJリーグといったものにあまり関心がありません。しかしこのX'masプレゼントは「浦和レッズの2007 ZAVAS レプリカ・ユニフォームが欲しい」と、セガレが言い出した。こりゃどげんかせんといかん!(笑)

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【特徴】
2月24日(土)ゼロックススーパーカップ(at国立競技場)vsガンバ大阪戦から着用。
「deep dive」をデザインコンセプトに、前身の三菱重工業サッカー部が
1978年に初めて着用したデザインを採用!
右袖にリーグ優勝と天皇杯の2冠達成の証として、金色星印のヤタガラス・ワッペン。
左胸に浦和レッズのチームエンブレム付き。
Jリーグ2度制覇をあらわす2つの星マーク。
中央にZAVASスポンサー名。背中には三菱マーク入り。


タカチは「サバス!サバス!」というので、「随分Heavyなスポンサー名だがや...」と思っちょりましたが(笑)正しくは「ザバス(明治製菓)」ですよね。何でも着用して応援するんだそうだ。TV観ながら...。(笑)

X'masには時期的に幾分早いんですが、浦和レッズのオフィシャルSHOP「レッドボルテージ」に行ってきました。こちらのお店はレプリカユニホームやオフィシャルグッズをはじめとして「URAWA REDS」「REDS ISM」「REAL REDS」「REDSN' LEATHERS」の個性的な4つのデザインブランドを数多く取り扱っておられます。
http://www.urawa-reds.co.jp/redvoltage/index.html

街のあちこちには旗や幟が立ち並び、まだ「AFCチャンピオンズリーグ2007優勝」の興奮の余韻が冷め遣らぬといった感じでしょうか?

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大凡にして駅から15分。お店には開店(AM10:00)と同時に滑り込みましたが、半袖は生憎セガレのサイズ(L)が品切れでありません。年内入荷予定なし!

親切な店員さんが、近くに同じ商品を卸しているというスポーツ・ショップの場所を教えてくださいました。ここから更に5分ぐらい戻った距離だったでしょうか?行くと辛うじて1枚限り在庫があるというので、すかさずGET!

さてユニフォームの知識がありませんで、背中のノーナンバー・ノーネームのプレーンで、¥10.290!

セガレはゼッケン入りの商品が欲しかったそうで、その場で小一時間ほどでアイロンプリントしてくれるそうなのですが、背番号1桁で¥3.150!2桁で¥4.××0!追加料金ぎゃあーっ!

せっかく来たので可哀想に思って、仕方なくオヤジ昼飯抜きでした。(泣)OH!財布の中身がレッドダイアモンド...!

セガレは「ゼッケン・ナンバー9、永井」がお気に入り。何故か?と聞いたら、実はポジションが同じだそうです(笑)サーヴィスでEURO SOCCER CALENDAR 2008を貰ってしまいました。

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待ち時間の間、東口に足を伸ばして浦和PALCO周辺を散策。ツリーが展示してありましたが、サンタ・カラーなのか?レッズ・カラーなのか?もうそんな季節になってしまいましたねえ〜。(溜息)

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1階にはレッズコミュニケーションスペース「RED GATE」がOPENしています。
http://www.so-net.ne.jp/urawa-reds/redsgate/

浦和レッドダイアモンズ公式サイト
http://www.urawa-reds.co.jp/
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2007年12月08日

Voaryのシニヨーレ

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先週の通勤時、手にした一冊が、「安土往還記」辻邦生著。新潮文庫。
先の倶楽部録!「アンゴトカズサノスケ」にも書いたのだけど、上総之介の描写において「他とは違った切り出し口」を見つけるというのが自分的マイブーム。

「かつての戦国大大名を国公立大卒に例えるならば、上総之介だけは私学の芸術大卒のようなイメージを持つ」と書いたのは、司馬先生であっただろうか?なるほど言い得て妙。

さてこの作品、一言で言うならば、「文学世界の元亀天正モダニズムに酔う」とでもいうか?古い作品なんですが、文章装飾(遊び)と、着眼点が面白かった。

16世紀末、イエズス会聖職者を「ひのもと」に派遣する為に渡来したジェノバの一船員の目を通して、Voary(尾張)の大殿(シニヨーレ)を力強く活写している。

Sacumadono、Xibatadono、Faxibadono、Aquechidonoといったジェネラーテ(諸将)を猟犬の様に率いて、妥協や自愛を排除し、敵対するDaymeos(大名)やBonzos(坊主)といった宗教的戦闘員と徹底的な殲滅戦を展開するカピターノ・ジェネラーテ(総大将)。

「首と胴が繋がる屍体を残してはならぬ。眼が開く者は眼をえぐれ。首しか残さぬ者は耳鼻を削ぎ落とせ。敵の腹を裂く勇気のない者は、自らの目を覆ってもそれをなせ。××に属せしものは一木一草とても形とどめしてはならぬ。」...と、メディチやピサロやコルテスのように「情無用」と恐れられてい東洋の独裁者。

エスピンガルダ(長小銃)、アルカブス(短小銃)を駆使して、3段構えの小銃戦(欧州野戦術)を彼に伝授したのが、主人公という設定なんですけどね。

彼(シニヨーレ)が愛するのは、栄耀栄華の現世ではなく、この世の道理。機能や能力といった、理にかなうものを徹底的に愛するという。遮る物は玉石共々、最後にはFonnnoxiにおいて、己までをも砕いてしまう。目標を成就させようと、あるいは完璧まで高めようとする意志に忠実なキャラクター。これが主人公の...宣教師といった宗教的フィルターを介さない、青い眼を通して描かれているというのが非常に本作品の面白いところでした。生きることに併行して求められる高貴さの正体とは何なのだろう?とついつい考えさせられました。

ちなみに劇中、上総之介とも、信長とも、織田殿とも一言も出てこない...。ひたすら、Voaryの大殿(シニヨーレ)。
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2007年12月02日

「YOUNG GUNSU ヤングガン2」

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西部劇の挽歌を撮り続けたサム・ペキンパー監督が「この映画を最後にビリー・ザ・キッドを扱った作品は撮られないであろう」と豪語して作った映画が「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」。しかし彼の死後、エミリオ・エステベスを主演として「YOUNG GUNS ヤングガン」という作品が撮られたわけです。今日は「YOUNG GUNSU ヤングガン2」の話なんですがちょっと一席。

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ボクは個人的にこの映画、非常に好きなわけです。「南北戦争で大敗を喫して北部資本に蹂躙されていた南部(西部)の民衆にとっては、彼の活躍って胸の痞えを下ろすロビン・フッドのように義侠的な存在なわけですけど、角度を変えれば「牛泥棒」にして「殺人者」。いわば秩序を崩壊させる悪漢にして冷血漢。矛盾の束にして留まることなく勢いに支配された無軌道な若者像をエステベスが、ほぼ等身大、かつ自然体で演じてくれてます。「左ききの拳銃」のポール・ニューマンじゃストイックすぎるし、「〜21才の生涯」のクリス・クリストファーソンは妙に寡黙でなよっぽい。「ビリーの実像って実はこんなんじゃないのかな?」と、現代の若者の無法ぶりと相俟って妙にリアルさを感じてしまうわけです。

1950年、ウイリアム・ロバーツを名乗る老爺が法律事務所を通し、ニューメキシコ州知事に特赦を申し出る。取り次いだフェーレン弁護士は訳が分からず詳細を問いただすと、老爺は「実は自分が21人の人間を殺害したビリー・ザ・キッドであった!」と思わぬ告白を始めるところから、物語はスタートする。
観客が「えっ?かつてビリーはギャレットに闇討ちにされて殺されたのでは?」と思ったところで、舞台が70年前のニューメキシコの土漠を俯瞰する辺り、掴みは最高なんですね。さらにこの謎の老爺を語り部として進行する作品全体を鳥瞰すると、物語の初めと終わりで、現在・過去の時間軸を大きく捻じ曲げる手法は「ビリー・ザ・キッド21才の生涯」のソレなんですね。(笑) 脚本のジョン・フスコは完全に意識している。

牧場主タンストールとマーフィ一味の争い以降、アウトローの烙印を押され、解散した《レギュレーターズ(自警団)》でしたが、ビリーは新しい仲間、パット・ギャレット(ウイリアム・ピーターセン)や、非道にして野卑、危険な若者ルダボウ(クリスチャン・スレーター)と、ウォレス州知事(スコット・ウィルソン)や大牧場主チザム(J・コバーン)との対立の中、襲い来る賞金稼ぎども相手にニューメキシコの地で大暴れしていた。

名声に酔い、恐れを知らない故に追い詰められ始めるビリーの元に、逃亡先で迫害されたかつての仲間たち、チャべス(ルー・ダイアモンド・フィリップス)やドク(キーファー・サザーランド)が集結を始める。だがパット・ギャレットは裏切り、時の権力に将来を約束される代わり、州保安官となり、追っ手となってビリーを追い始める〜辺りが、史実や「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」を大胆に手本として、実にテンポよく躍動的に描かれているのが好印象なのです。

大牧場主チザムを演じたJ・コバーンは、かつて「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」でパット・ギャレットを演じていました。(笑) こういうカメオ出演はマニアとして嬉しいところ。仲間達が次々と銃弾で命を散らす後半ヤマ場の廃屋のシーンは、「〜21才の生涯」では物語の導入部に当たるのでした。
更には自らの小銭入り散弾銃(注.硬貨の直径で人体を損壊させる)で射殺される牢屋番ボブ(実話)との因縁がらみの確執や、ギャレットの追跡行に同行する判事のジョン・W・ポー(ブレイク前のヴィゴ・モーテンセン!驚)までキチンと洩らさず描かれているところを観せられちゃうと「〜21才の生涯」ならぬ「ビリー・ザ・ワールド」がより一層理解できるんですね。

...ですんで姐ちゃん。絶対観てください。楽しめること請け合いです。あっ!音楽はアラン・シルベストリ。
主題歌はジョン・ボン・ジョヴィ“Blaze of Glory ”より
-神よ、俺は決して先に銃を抜かなかった。-
ビリーの軽薄の笑い声と相俟って、無法(wild)と混沌(worry)、悪徳(wicked)に女(woman)が纏わりついた華やかなりし「Wの花園」に、滅びのバラードが炸裂します。
posted by まっぴら at 22:00| Comment(2) | TrackBack(1) | ムビ・ログ(映画log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする