2009年05月31日

5月最後の...

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妄想逞しく読書量こそ多いんですが、制作やら工作やらって活動行為はさっぱり進展しない月でございました。ああっ。かったるい...。せっかくの休日ですが、このところやたらと疲れやすくって本当にダメですね。(苦笑)

妙に湿っぽい原稿に着色をボチボチ。
びいさんとボクは今日は揃って床屋に行った。(笑)

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魅惑のヒノミコ

入梅前か、湿度に沿うようにジメジメと暮らしております。先週、自分的にセンセーショナルなNEWSとしてはこんな記事。く、くしゃんっ!

卑弥呼の墓か、築造期一致 奈良・箸墓古墳を科学的分析

以下、無知蒙昧な雑談を一席。
やまとととひももそひめのみことおおいちのはか...痛っ!舌噛んだ。
倭迹迹日百襲姫命大市墓=箸墓古墳の事ですね。欠史八代〜と、その実在が危ぶまれている第七代、孝霊天皇の皇女で巫女...蛇巫(へびふ)だそうです。卑弥呼の墓ともいわれていますが、ボク自身は畿内説、北九州説共々邪馬臺國論争はあまり興味がありません。初期古墳として関心があるだけ。(笑) 
古代墳墓は大陸から朝鮮半島を経由して日本に齎されましたが、立地条件的に海を隔てていたが為に古代中国における埋葬の思想や儀礼(儒教や道教)までは伝播されなかったようで、ただ造営技術と形状しか伝わらなかったみたい。これらと国内おおよそ四箇所(大和・吉備・出雲・北九州)の埋葬文化が集合したものが日本の前方後円墳なんですね。(無論、韓国にも前方後円墳はあります。)

後に「死ぬれば人体を形成する五蘊(ごうん)が四散し、その一切が無」といった仏教の流布で、古墳時代が簡単に終息を迎えてしまったり、玉音放送で一億総懺悔といった帝国主義など、技術本位やその模倣、思想の持続力など、何やらこの頃から日本人の遺伝的体質そのものを言い当てているような気がしてならないんですが如何に?

邪馬臺國=ヤマト国。あるいは日巫女(ひのみこ)=卑弥呼と訛ったという説もありますが、卑弥呼が魏に朝貢した際下賜された銅鏡100枚(三角縁神獣鏡)や親魏倭王の金印やらが出土すればより可能性がより高まるでしょう。しかし「魏志」倭人伝(正しくは魏書東夷伝倭人条)の記述には卑弥呼の墓は円墳とされており、前方後円墳の箸墓古墳とはその形状が大きく異なる。加えて銅鏡が400枚を越える数、全国的に出土している事からまったく食い違いを見せているのが謎ですよね。更に正史たる「日本書紀」は、ヤマト建国に関しては「魏志」倭人伝の記述を引用しながらも、邪馬臺國や卑弥呼の名は正しく伝えない消極的態度を示している。なぜ正史としてきちんと記録しないのだろう?

またちょっと調べていて気がついたのは、倭迹迹日百襲姫命の父である
孝霊天皇。その皇子の一人に彦五十狭芹彦命(ひこいさせりひこのみこと)がいるんですね。この方またの名を吉備津彦命(きびつひこのみこと)。童話「桃太郎」さんのモデルなんです。鬼とされた「温羅」。桃太郎さんのモデルの人は、吉備国に渡来した(と思われる)製鉄や鋳造の技術が欲しくて、この地を武力で制圧したんでしょうか?この当時の兵器は、鉄製品の導入により飛躍的に殺傷効果が向上します。

非常に古代ロマンと想像力を書き立てられる記事でした。今はもうちょっと解釈の易しい「日本書紀」の書籍を探しているところ。(笑)



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2009年05月24日

活きドール、憤る

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この春先に制作した「帝国陸軍 九五式軽戦車[ハ号] 指揮車型」。MMCには改造人形工作が間に合わず、結局手持ちの適当な改造戦車兵をチョイスして展示に漕ぎ着けてしまいましたが、ちゃんとしたフィギュアがやはり欲しい。たまたま同時期製作中だった「日本陸軍九五式小型乗用車 くろがね4起」に付属していた余り物のフィギュアを改造工作して、ハ号の搭乗員(指揮官)としてみました。
HEADはTAMIYAの九七式中戦車のフィギュアから移植。膝下はゲートル仕様でしたので、ファインモールドの日本軍戦車兵フィギュアから革製脛当が付いた脚を流用しました。
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この休日に着色してみましたが、こんな感じの完成を目指しています。
ドラゴン・フィギュアから倍率の低そうな双眼鏡をチョイス。右手に持たせています。作業衣こと戦車つなぎも似合いそうですが、日本の機甲は幹部搭乗主義ですので、あえて将校の制服としてみました。現在は引越しのドサクサで何処かに紛れたクリアーのゴーグル(眼鏡)を捜索中。(笑)
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水彩着色中の先のイラストも踏まえて、現在こんな感じです。
しかし休日とはいえ、何かと野暮用が多くて、なかなか引き篭もってじっくり取り組む事ができず、ついつい癇癪を起こして憤る(生きドール)というオチでした。(笑)

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クオ・ヴァディス

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※)タイトルは、ノーヴェル文学賞を受賞したポーランドの作家、シェンキェヴィッチの同名小説から取られている。

ギリシャ思想を体現するペトロニウスのところに、彼の姉の子ヴィニキウスが訪問する。小アジア戦争から戻ったばかりのヴィニキウスは、ローマに破れたリギア族の美しい娘リギアに恋をした事を叔父に話すのである。リギアはキリスト教信者で、彼もやがてキリスト教の愛の教えを理解するようになるが、しかし時代はローマ皇帝ネロの治世。キリスト教徒迫害が激しさを増していた。使徒ぺテロはヴィニキウスやリギアなどの勧めでカンパニアの平原に向けて、アッピア国道を立ち去る途上、キリストの姿を光の中に認め、こうつぶやくのである。

Quo Vadis Domini
(Lord where are you going? 〜主よ、何処に行き給う〜)

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篭って模型を塗ってたら、27人目の使途が突如降臨してきました。ちゃんと換気はしようよね。(笑) 舞台裏はもうそろそろ暑中見舞いのハガキの原画の心配だ。航空黎明期〜計器モジュールの隙間に、小文字の“god”が介在した時代。全ての航空少年達と、愛すべき非行(飛行)中年どもに、この夏のプレゼント(予定)です。←上から目線と気恥ずかしさを拭い去る為に、口を開けたBallantine's FINESTはあっという間だったね...。

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2009年05月23日

ところ変われど...

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同じですね。ご存知びいさんのノーガード蛙足戦法。
ひんやりして、とてもキモチが良さそう。(笑

ニンゲン様も無論気持ち良いでしょうけど、時として家人がびっくりして救急車を呼んでしまったりするかも知れませんから、状況に応じて注意が必要かと。(笑


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早苗月積読奇譚(さなえづきつんどくきたん)

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最近購入した書籍(文庫本)。吉村昭氏の「島抜け(新潮文庫)」。
店頭では見た事が無い短編集。平成14年度に発行され、昨年で三刷目になったみたい。読んだ講釈が幕府の逆鱗に触れ、種子島に流刑にさせられた上方の講釈師瑞龍。余生に絶望する後、流人仲間と脱島を決行しますが、行く手に待ち構えるは...。吉村氏自らの作品に「文学漂流」などと見受けられますように、「漂流」といった語感に並々ならぬ想いがあられるようで、「破獄」や「破船」、「脱出」などかの方の作品は随分昔に読み耽りました。若かりし日に出会った多くの作品に、道すがらまた行き会ってしまったような感動を憶えました。表題中篇他二篇を読破中。ヒトは皆プリズナー、日頃の束縛から逃げ出したがっている。それを傍者が5月病というか、いわないか?だ。(笑

また収録短編「梅の刺青」。明治初期、日本最初の献体をした元遊女。その片腕に彫られた梅の刺青...。日本学術医療の創世記における解剖...ならぬ、一見タブー視されがちな献体史を綴った珍しい作品。同著者の「星への旅」など、病理解剖を通して立ち会う執刀医や腑分けされる死者(思念?霊?)の主観が錯綜する初期作品を彷彿とさせます。不覚にもタイトルは失念したが「若かりし日に自身から摘出された肋骨に会いに行く」短編を思い出した。そのインパクト。冷徹な描写力。それでいてグロテスクさは微塵ほども感じさせない。少女が思い描くロマンチックな自殺願望に程近い。

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もう1冊が坂口安吾著「安吾 戦国痛快短編集(PHP文庫)」。
信長」の話は以前書きました。短編集の冒頭「梟雄」斉藤道三の生涯をたどった作品などは、司馬先生の代表作「国盗り物語」よりも古い作品(昭和二十八年発表)だそうで、その先見の明には慄然と致します。信長の正室は一般的には「濃姫」と呼ばれますが、美から嫁いだから、単に「お濃」。名前が後世に正しく伝わらなかった女性だそうで、「これはどうも安吾さんが最初に名づけたのではないか?」と巻末インタビューを書く半藤一利さんの解説が興味深かったです。

なぜキスのフライやらPTAやらが台詞の中にポンポン登場するのか?「決戦川中島 上杉謙信の巻」(笑)、太閤秀吉死の床で自らの半生を回想する「狂人遺書」、伴天連に降りかかる苦難を臨場感溢れた踊るような筆致で描いた「イノチガケ」。戦国もこの御仁に掛れば、正に縦横無尽、一寸刻み五分試しの斬れ味ですね〜。(笑)

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2009年05月17日

苺のフレーズパッション

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実は先週末、誕生日だったんですが、時を同じくして(半ば持病の)腰痛が再発してしまい、とてもそれでころではありませんでした。(恥) 歩行が困難になるほどひどい症状ではありませんでしたが、立つ.座る.寝る、なかなか楽な姿勢というものがありませんで、結果石膏包帯を巻いて固定、横臥してはダラダラと暮らしておりました。今日辺りは割りと楽になりまして、包帯もテーピングにな変わりましたので大丈夫です。寒暖の差で何かと身体も疲れますから、季節の変わり目は要注意でございます。

...で今日振り替えで誕生日。苺のフレーズパッションでお祝いしてもらいました。誕生日は歳はとってもありがたいものでございます。



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2009年05月16日

十二試艦上戦闘機(3)〜困惑色の果て

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いよいよ静岡ホビーショウが始まりました。ボクは今年も行きません。繁華の片隅でこそこそ取り組んでいた飴的ガングロ零戦。ハセガワ1/48「十二試艦上戦闘機」。ようやく完成しました。模型制作は(引越し準備も絡めて)ブランクが開いたせいもあり、しょたれた色合はある程度艶で誤魔化したんですが、生き物の体皮みたい...。今回反省点が多かったですね。
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尾翼の形状もかなり違いますが、パッと見、やはり2枚プロペラが魅力です。近々模型屋さん展示に伺いますが、顰蹙かうでしょうねえ。(苦笑)

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2009年05月10日

Mother’s Day

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今日は母の日ですね。
カーネーションを一鉢買ってきました。

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「鉢植えは嵩張るから〜」と、早速玄関先に追いやられました。 
日頃の感謝の気持ちを込めた方と致しましては...結構な微妙な場所設定ですね。(笑)


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2009年05月09日

十二試艦上戦闘機(2)〜困惑色戦争

懐ゼロ・ファイター/財布零銭のまっぴらの黄金週間は、妄想と格闘しつつ、不毛に過ぎて行きました。 先のハセガワ1/48「十二試艦上戦闘機」。この困惑色した塗装は昨今巷でよく聞かれる飴色(灰緑褐色)を標榜したんですが、生兵法と慣れない事は文字通り怪我の元でございました。

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一説によりますと明灰白色の上から防錆用にワニスやら亜麻仁油やら酒油やらを塗ったらしいんですが、これらが太陽光で劣化?変色?その他、排気油煙からくる機体表面の(搭乗員や整備関係者の為の)防滑処理?でもその場合の空気抵抗は?もういろんな説が飛び交いすぎて正直よく分かりません。

印刷物のカラー・チャートに合わせて三菱系明灰白色にドゥンケルゲルプを混ぜ、茶をいささか強く、また緑(OD)など複数混ぜ合わせて、液状の段階では調合は確かに成功した(と思う)んですが、実際薄め噴きしたところ、下地のサフ(白字)の隠蔽とか透過とかの関係でかなり黄色っぽい仕上がりになってしまいました。(茶系全般の落とし穴)

初めての試みと言うのは常に先入観との戦いだと思いますが、この場合生理的嫌悪感が先にたち(笑)常軌のボーダーラインの狭間で彷徨い、今週は苦しんでおりました。

白っぽくリカバリーは利くだろうか?と思ったんですが、「き、機長っ!な、何をするんですか!?」 発作的にダークグリーン(2)を使って、まさかの薄めの逆噴射。一次の艶噴きでコテコテに固めて、デカールを貼ってしまいました。もう後戻りは利きません。
ガングロ零戦。飴的な艶は間違いないのだろうけど、とうとう黄褐色は払拭出来ずじまいです。

上記の海軍塗装の真偽は兎も角、苦し紛れに「コレクションとしては面白い!」と対外的には締めくくるつもりですが、とてもとても飴色とは声を大にして書けませんので(笑)、困惑色と名づけました。零戦マニアの方に「零戦にデザート(砂漠戦)仕様などあったっけ?」とか、「見苦しいのはやめー!」と苛められそうです。(笑)



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2009年05月08日

しょくせん

しょくせん...TVの「ごくせん」に引っ掛けたつもりでしたが、どうやら外しましたね。(笑)
食洗機こと食器洗い自動乾燥機が今日届きました。我が家では二代目に当たります。旧宅では発売当初に真っ先に購入し使用しておりました。今のものに比べ大型で、中の収納キャパシティはかなり広い物でしたので、新宅でも使用しようかと思っておりましたところ、システムキッチンのスペースの問題、更には上水道配管の分岐の問題で、結局使用できず、転居の際に泣く泣く処分してしまいました。

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しかし一度使って味を占めてしまうと、その便利さはなかなか忘れられないもの...。それでおNEWを買ってしまいました。ZOJIRUSHIの「ミニでか」という食洗機なんですけど、割と静かでなかなか便利です。

でも以前の物と比べてしまうと、いささか小さいかなあ...。
(「食器がでかい」という声あり 笑)


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2009年05月06日

レッドクリフ PartII 未来への最終決戦

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GW最後の休日となりましたが、子供連れのお客さんで混雑するワーナーマイカルで上映中の「レッドクリフ PartII 未来への最終決戦」を観てまいりました。この作品はいわずと知れた前作「レッドクリフ part.1」の続編です。台湾の波と申しますか...周瑜の妻:小喬を演じるリン・チーリンの美しさに思わず鼻の下伸ばしたわけではございませんよ。(笑) 最近あまり劇場に足を運んでおりませんでしたが、単に「いい映画」というと語弊もあるかと思います。「久々に劇場に足を運んで良かったな!」って快哉を叫びたい歴史スペクタクル作品でした。お勧め出来る映画だと思います。

後漢末期、2000隻に及ぶ大船団を率いて赤壁へ侵攻してきた曹操軍。一度は呉蜀連合軍:諸葛亮孔明(金城武)の軍略=九官八卦の陣には敗れたものの、軍は未だ健在。その数実に80万。しかし長征の疲れと慣れぬ生活風土の違いに、曹操(チャン・フォンイー)率いる河北出自の兵士の間では疫病が流行し出します。曹操は疫病で死んだ兵を、対岸の孫権・劉備連合軍の元へ船で流し、連合軍に疫病を蔓延させる事に成功。これが原因で将兵の数で劣る劉備軍は、呉との軍事同盟を反故にして後方へ撤退。孫権旗下、周瑜(トニー・レオン)率いる呉軍は戦場に孤立する事になります。一方この軍事同盟を締結させた蜀軍軍師:諸葛孔明も赤壁に残る事になります。

ボクはNHKの人形劇観て育った世代ですので、周瑜というと短気で疑心暗鬼に陥りがちなキャラクターというイメージが未だについて回ります。ゆえに孔明の天才的軍略に嫉妬、加えて火計の術を用いんが為に道術で東南の風を呼んだ孔明を「怪しげな術を使う魔性の者。敵に回せば恐るべし...」と謀殺しようとする件が...またそんな周瑜の性格を事前に察し、赤壁が紅蓮の焔に包まれた時には刺客の目を掻い潜り一路遁走していた孔明...という息もつかせぬ二大軍師の駆け引き、のっぴきならぬ緊迫感がボクにとっての「赤壁戦」のイメージだったのです。周瑜を演じたトニー・レオンはかつてウー監督の「新男達の挽歌:ハードボイルド」で潜入捜査官を演じ、チョウ・ユンファを常に出し抜く切れ味ぶり...いわば腹にイチモツ的なキャラクターを演じていた擦りこみがまだ強いものですから。(笑) 

また軍船を連結して船酔いに悩む兵士の体力の温存を図る「連環の計」も、广龍統(ほうとう ※广=まだれに龍))という孔明と対局した在野型軍師の発案でしたから、いつ登場するのか?首を長くして待っておりました。(笑)やはり長編作品で登場人物も多いと混乱することから、割愛の憂き目にあったのでしょうね。
この作品においては軍師二人男のガチ友情と申しますか。デヴュー作品から引き続くウー節が全開で炸裂しており、ある意味彼の作品の集大成の様な気もしてなりません。
登場人物は全作品から引き続き、蜀の趙雲(フー・ジュン)関羽(バーサンジャブ)張飛(ザン・ジンシェン)、呉は周瑜(トニー・レオン)孫権(チャン・チェン)孫尚香(ヴィッキー・チャオ)甘興(中村獅童)と、大人数ながら誰一人描きこぼし無く皆格好いい。中でも厭戦派に映る劉備(ヨウ・ヨン)の姿を、密集陣形で本陣深く突き進む長方盾の隙間に観た時は思わず目頭が熱くなりました。

対する魏軍にもドラマが用意されている周到さ。食い扶持を減らす為に入隊し、残された家族の免税を目的に赤壁戦に参加している一兵士(蹴鞠選手):孫叔材(トン・ダーウェイ)と、男装で魏軍に潜入し諜報活動を行う尚香(ヴィッキー・チャオ)との友情とも愛情ともいえぬ微妙な関係。ヴィッキー・チャオと蹴鞠(蹴球)...。彼女の代表作である「少林サッカー」を意識しているのでしょうか?思わず唇が緩みます。個人的には前作に引き続いて夏侯雋将軍(フー・シャオグワン)の悪役っぷりがお気になんですが、史実ですと夏侯の家って曹操の親戚に当たるそーな...。

以下、劇中では語られておりませんでまったくの余談になりますが、赤壁の戦い以降、病を発し、36歳の若さで燃え尽きるように江陵で陣没した周瑜...。
また「民の為」と国を勃興させながら、後に曹操と同盟を結んだ孫権の攻撃に関羽を失い、次第に北伐(魏との戦)へと先鋭化し、やがては国力を疲弊させ、衰亡の道を歩み出す蜀...といった国敗れて山河あり、栄華盛衰ともいえるバック・ストーリーを踏まえた上で、改めてこの映画を見直しますと、より一層「三国志」の世界が奥深く味わい深くなるかと思います。皆様も是非劇場へ。

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2009年05月05日

フォト・ログ

デジカメを持って、一日フラフラしてました。

白い約束と白いカウンター・チェア。

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日中は久々に墓参りに行く。

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午後は雨に降り込められる。

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雨でも窓は開けたまま、煙草ばかり燻らせていた。



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皐月文学華御所染

GWも後半戦を迎えまして...って皆さん!平均的に暦どおりのはずでしょ?いつ前半戦が始まったの?(笑) 
ボクはどこへも出かけず...今日はお墓参り、明日は久しぶりに映画でも観てこようかしら?まあその他は呑気に家でゴロゴロしていますか。寝疲れて起き出すと録画の撮り貯めを見たり、模型工作に手を染めたりて、読書三昧してはまた寝るという爛れた日々を過ごしておりました。

今何を読んでいるかというと司馬遼太郎先生の「大坂侍 新装版」(講談社文庫)。《儲からないことするヤツはアホや!明けても暮れても金、金の大坂では武士道も額面通りには通らない。義のために突き進もうと、鳥居又七は江戸の彰義隊に参加したが…。幕末大坂の武士と町人の気風を語る表題作の他、いずれも、上方の心意気を軽妙な筆致で描き、意外な結末が魅力の好短編5本を収録。〜背表紙より抜粋》

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ほぼ幕末の上方が舞台ですが、流石大阪がプラットホームの先生だけに、関西弁が実に歯切れ良くて心地いい。司馬作品に登場する女性は、架空の人物でありながらまるで実在したかのような存在感や貫禄に充ちており、口車に翻弄される男衆の喜悲劇も、時代は変われど現代に通じるところがありますね。ボクは表題になった「大坂侍」。巷の商売っ気には目を背け、彰義隊に参加して武士の面目を立てようとする鳥居又七が気に入りました。嘉月ブンガク鏡開記の時も書いたけど、ボクは彰義隊というとなんか手放しで歓迎すると言う癖があって、自分の心のありようが今ひとつ分からない。新撰組じゃテーマ的に手垢が付き過ぎてダメなのかな?(苦笑
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それと戦記。高橋 一雄氏著「神龍特別攻撃隊―潜水空母搭載「晴嵐」操縦員の手記 」(光人社NF文庫)。海底空母「伊400潜」に乗り組んだ特殊攻撃機一番機操縦士の物語。この方は14歳で志願して6期予科練習生として横須賀航空隊入隊した後、真珠湾攻撃からウルシー特攻まで様々な戦場を水上機で潜り抜けてきた人なんですね。海底空母「伊400潜」に搭載された特殊水上爆撃「晴嵐」は話や模型では知っておりましたが、フロートを外して車輪を装着し陸上機とした「南山」という機種はボクは今まで知らなかった!実に興味深い書籍でした。

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2009年05月04日

王の居ぬ間に...

真説 ボクの模型棚
この休み期間中、積年の悲願であった模型部屋...王の間がほぼ完成しました。ひょっとしたら重力軽減の間?在庫抱え込みすぎですので半ば恥さらしの間でございますわね。足を踏み入れたらあまりの光景に脱力される方も居られるかもしれませんので(笑)、心臓の悪い方はどうかご遠慮ください。ちなみに画像はほんの一部です。
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モデラー歴二十数年の間に、屋外の物置に貯め置いた在庫なんですが、今回の転居に際して一部屋、屋内に棚部屋を設けたのでした。事実搬入を手伝った方に「モデラーではなく半ば模型屋だんべえ。」とバカにされてしまいました。
元は絵を描くのでデッサンや下書の資料用に買い始めて組み立てたりしていたわけですが、絵の稼業から身を引いてからも購入癖だけはしっかり残ってしまったわけで。引退後はこれを元手にネット・ショップでも開きましょうか?いい加減箱が腐ってますけどね。(苦笑) 無論ここでラクガキしたりと、非文化的活動の一切はこの部屋が発信源になる予定です。
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旧宅で食器棚に使用していた棚を、処分せず新居に持ちこみ転用しました。なかなかいい感じですがこの棚の上にも箱がぶっ積んであるので、ここまで来るとホント病気だね。道楽に浪費家であったマックラ王朝のマッフィラケケス2世は、この部屋で永遠の安息を得るわけですな。あはは!(笑)

しかし懇意の模型屋さんのお話だと、模型収納のためにヨド物置を3棟買った剛の者もおるそうで...。(汗) 景気は悪けど世にマニアの種は尽きまじというか、ボクはまだまだ青二才のひよっ子でございます。

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バガー・ヴァンスの伝説

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恥ずかしや、ボクはこの映画の存在をまったく知りませんで...。
この間BSで放映していたのを、「ロバート・レッドフォードが監督をしているので、さぞや落ち着いた作りの映画なのであろう」という先入観と、名優ジャック・レモンの遺作になってしまったという理由でうっかり最後まで観てしまいました。

前世紀初頭のジョージア州サヴァナ。地元出自で天才ゴルファーと将来を嘱望された青年ジュナ(マット・デイモン)は、第一次世界大戦に出征し、戦場で受けたショックから、帰還後はゴルフを捨て酒浸りの日々を送っています。世は世界的金融大恐慌時代。そこへかつての妻アデルを通し、名ゴルファーとの対決の話がもちあがります。「町の英雄」とトーナメントに担ぎ出され困惑するジュナ。そこへバガー・ヴァンス(ウィル・スミス)と名乗る風来坊がジュナのキャディーを申し出ます。

「ゴルフを通じて、ジュナの人間性の再生をはかる」という、いかにもレッドフォード的な人生賛歌なんですが、バガー・ヴァンスの達観したような風貌が、人知を超えて神がかり過ぎちゃってね。「構えるのではない。自然と同化するのだ。」とのアドヴァイスも、何やらかつてのカンフー映画でも似たような台詞がありましたが(笑)禅の境地というか、こういうオリエンタル風味な精神性(描き方)に、欧米人は未だにある種の畏敬の念があるのかもしれませんね。

数字の多い少ないが如実に人格を持つ競技ですが、人生、バンカーあり、ハザードあり。プレーの中で増長したり、激しく落ち込んだりと。ちなみにボクはゴルフをまるで知りませんが、内容は楽しめました。しかし人種差別撤廃を謳った公民権運動以前のアメリカが舞台。バガー・ヴァンス達にこれだけの自由があったか?どうか?はちょっと疑問...。



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2009年05月03日

CE11A、浮上せよ!

ニュータイプとして覚醒したまっぴらの反応速度について行けなくなった愛機FMV CEシリーズ、CE11Aは...うそうそ。(笑) ワタシはニュータイプじゃございませんで、NET環境に光のセキュリティソフトが常駐したことで、パソコンがメモリ不足となり、動作速度や反応が非常に遅くなっていたのです。

パソコンのインストラクターでもあるセガレの学習塾の講師から電話を戴き、「もう増設メモリが届いている。」との話だったので、早速CE11Aを車に放り込み先生宅に伺ったのでした。
...ってか、当初「NETで通販」という悠長な話だったんですが、先生は自分で欲しい部品があったそうで、矢も盾もたまらず自分で隣街のDosparaに部品の買い出しに出かけちゃったんだね。(笑)

FMVの外部カバーを開け簡単な清掃。うわっ!中は埃が凄っ!
現在(既存)の256MBメモリを取り外した後、空きスロットにPC3200 512MBDDR-SDRAM(2枚組み)を搭載しました。

「動け!動け!」「なんとかなるぅ!なんとかなるぅ!」と当事者は映画「Uボート」のBGMが頭の中響きっぱなしですが、親父二人が無人の教室内で汗だくになりながら、分解したマシンを覗き込みながらあーでもない、こーでもない言っている光景って、傍から見たらきっと異様ですよね。(笑)

立ち上げると224MBから推奨値の512MBを通り越し、(512+512=1024とはいかず)992MBと一気に改善。更には動作確認をしたところ恐るべき快速。¥2.560という安値で、このところの機械の不具合を一気に払拭する事ができました。別に抱き合っては喜びませんでしたけど(笑)先生、どうもありがとうございました。
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スローバラードを聴きながら...

昨今は「女房と畳は〜」ではなく「女房とパソコンは新しい方がいい」かもしれないなあ...。
フレッツ光にしてしばらく経過しましたが、このところマシンが「春の病」にかかったようで。セキュリティ対策の導入後、にわかに動作が不安定になりました。めちゃくちゃ起動や動作が遅いので、デスクトップアイコンの整理、WindowsXPをクラシックスタイルにする等してCPU、メモリーの負荷を軽減したのですが、更にあれこれ調べたところ、旧式のパソコンでしたから、そのスペックが低いことに気が付いたのであります。

ボクが使用しているFMVCEシリーズ、CE11Aは2002年に購入しましたが、2001年度製品。

現在メモリーが224MB。ところが安定する推奨容量は、512MBぐらいは必要だそうですね。
このトラブルは、NTTの光加入者に多いらしく、加入者に無料で配布されるセキュリティ対策ツールいわゆる無期限版のウイルスバスターが深く関わっているそうです。
セキュリティソフトは、パソコンの電源を入れると同時に、プログラムが起動するようになっていて、いわば常駐プログラムとして、パソコンに不正アクセスがないか、ウイルスが入ってきていないかどうか、メールは安全かどうかなど常にパソコンを監視しています。
セキュリティソフトはこれだけ多くの仕事をしていますと、結果その仕事分のCPUやメモリーを使うことになります。このためパソコンの起動や動作に影響を与えることになるそうです。

それで増設メモリを搭載するか、いっそパソ本体を新規購入するかと、あれやこれや頭を悩ませておりました。まあ懐事情的には増設が妥当なんですけど、何せ機種が古いからね。該当する増設メモリ(SDRAM 256MB、もしくは512MB)を搭載するにもメーカー的にはバッファローとか?まあサムスン辺りのバルク品でも手に入るか...?結果的にでかいのを乗せても、古い機械だから認識しない可能性もあり得るし...。

このGWは近郊のソフマップ巡りでもしようかと思っていたところ、子供が通う学習塾の先生は片手間にパソコン教室も開いているので、相談してSDRAMを取り寄せてもらう事になりました。
子供も学校の授業課題でWORDやEXCELの勉強をする事から、将来的には買い替えや2台化も検討しますが、現状はこの1台でフラストレーションがたまらないサクサク環境を構築したいですからね。

今朝のボクは、昨日の会社の懇親会+二次会の猛烈な二日酔いで苦しんでおりましたが、朝のNEWSでロック歌手、忌野清志郎さんの訃報に接しました。RCサクセションは「雨上がりの夜空に」が有名ですが、ボクは「スローバラード」や「トランジスタ・ラジオ」が至って好きでした。謹んでご冥福をお祈り致します。(合掌)

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2009年05月01日

前撃針魂っ!「小柄なハード・パンチャー」

久々にモデルガンの話を書いてみたくなりました。「デトニクス.45」を取り上げてみましょうか。デトニクス社製のガバメントのコピー・モデルで、小型ガバメントの祖型であります。スライドとグリップを短く切り詰め、リアサイトを前進させて小型化を成功させました。45口径という大口径弾を使用しながら、ポケットピストルに近い性格を持たせたのが、このピストルの大きな特徴ではないでしょうか。更なる利点は市場に出回る既存のコルト・ガバメントのパーツを無加工で組み込める事です。

detonics45a.jpg

かつてTV作品では「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」でストリングフェロー・ホーク (ジャン・マイケル・ヴィンセント)が使用していました。また「マイアミ・バイス」ではソニー・クロケットがバックアップとして使用していた憶えがあります。更には「ターミネーター2」でサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が劇中使用していますが、バレルにカウンターウエイトを兼ねたスタビライザー等ゴテゴテと付属品が付いているプロップガンなので、一見よく分からないかもしれません。

学生の頃、冬休みにアルバイトをして購入した、初めてのオートマチック・モデルガンが、当時発売されたばかりの「MGC デトニクス.45 コンバットマスター」でした。7mmキャップを詰めて裏の空き地で撃ったところ「カーン!」という甲高い音とへヴィーなキック、軽快なファンクションと共に、銃身が割れ散った哀しい記憶が!
ボクシングの世界でもあまりのハードパンチャーが故、自身の指を骨折等、負傷するケースがあるでしょ。山椒は小粒でピリリと辛い。「デトニクス.45」は戦慄のハードパンチャーだったのです。 

慌てて都内のSHOPに行き、別売りのバレルを買いました。ABS樹脂製品は冬は気温で収縮するので「お湯に漬けとけばいい」ってな話をここで聞かされました。あの頃購入したABS樹脂のブラック・モデルは散々遊んだ挙句、壊れてしまい捨ててしまったのですが、2代目がこのステンレス・フィニッシュ・モデル。専用の革製ホルスターと一緒にまだ大事に取ってあります。当然の事ながら未発火。

detonics45b.jpg

posted by まっぴら at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 前撃針魂っ!(modelgun) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする