2011年02月27日

仲春ブンガク大神楽

今期は深夜アニメで「GOSICK -ゴシック-」なんて一所懸命観ているわけですが、苦手な中世世界観や前近代の装飾様式も多少免疫がついたかな?まあ日々雲霞の如く生産され、書店の棚を席巻するラノベ(ライトノベル)はまったく読みませんが...。
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さて、訳者があとがきで記すところの、マッシュアップ小説というのに初めて触れました。既存の物に新しい要素を添加して別の物にしてしまうという、音楽やコンピュータ業界で盛んに言われたワードだそうなんだけど。今月は二見文庫の「高慢と偏見とゾンビ」を読んでいます。
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原典は19世紀英国文学を代表するジェイン・オースティンの傑作
「高慢と偏見-Pride and Prejudic-」なのですが、文体などほぼ同じ形を忠実になぞったまま、セス・グレアム・スミスの手によりアンデッドとバトルを繰り広げる血飛沫ホラー・アクション小説と化しています。
...ってか、原典は18世紀末英国南部ロング・ボーンを舞台とし、ベネット家5人姉妹の婚活ロマンス・ストーリーだったわけで...。(汗) そこにどう超不自然なアンデッドが侵入してくるわけですか?
実はその頃、謎の疫病が英国全土に蔓延し、死者達は次々と甦り人々を襲っていた。彼女等は立派な戦士となるべく小林拳の鍛錬に明け暮れしているわけで。死の五芒星、鶴の構え、ニンジャ、纏足など劇中ポンポン飛び出し、まるでキルビル。(笑) そんな時ご近所に資産家のビングリーが引っ越してくるわ、その友人のダーシーは訪ねてくるわ、次女エリザベスはダーシーの高慢な態度に憤慨し始めます...とにわかに原典に回帰する。対ナポレオン戦のため町に駐留しているはずの在郷駐屯軍は、いつしかゾンビ鎮圧軍に差し替えられているし。(笑)文体をほぼ原典に忠実に再現してあるそうだから、オリジナルの「高慢と偏見」を知ってる方は大爆笑必至だそうですね。線画による挿絵のエグさも妙に笑えます。

全米で推定100万部を売り上げたこの小説。早くも映画化の話が決定したそうで、驚く事に女優のナタリー・ポートマンが映画化権を買い、どうやら製作と主演をするらしい。またこの方は「スターウォーズ」でアミダラ女王を演じた事で有名ですが、同「エピソード.1/ファントム・メナス」で女王の替え玉:侍女サーべを演じたキーラ・ナイトレイは、2005年英映画「プライドと偏見」(邦題)で主役のエリザベス・ベネットを演じていますから、その連鎖はなんとなくクスクス笑えます。(含笑) 本作には関係ありませんが綺麗な女優さんですねぇ〜。

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 さてここでアカデミー賞授賞式前夜の2月26日、2010年の最低だった映画と俳優を表彰するラジー賞こと第31回ゴールデンラズベリー賞の結果が飛び込んできました@映画.com。
最多9部門でノミネートされていたM・ナイト・シャマラン監督の「エアベンダー」が、作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞(ジャクソン・ラスボーン)、インチキ3D映画賞の5冠(!)を戴冠して圧勝。ラスボーンは、同じく最多9部門でノミネートされていた「エクリプス トワイライト・サーガ」との組み合わせでの受賞となった模様。 また、「セックス・アンド・ザ・シティ2」が、最低主演女優賞、スクリーンカップル/アンサンブル賞、最低続編賞の3部門受賞だそうです。困った事に全部知んない。(笑)

posted by まっぴら at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ブック・ログ(読書棚) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

ジョンブルの小鉄拳

腰痛が和らぐのと時を合わせたかのように若干の部署変更があり、当面は兼任で立ち回るのだけど青息吐息の昨今。帰宅してまでパソコンのモニターを眺めたくない。時たまmixi日記に呪詛めかしく呪いの一言二言を放り込んで寝床に倒れこんでしまう日々が続きます。す、すまん。世はツィッター普及が目覚ましい限りですが、こちとら余力もゆとりも何も無いのよ。
昔は“時間を金に変える”なんてよく言ったものだが、最近はその時間の定義とやらも半ば悪意を秘めた“共依存の強制”に他ならなくて、この天然ボケにも似た狡猾さを持ってして日本の中小企業経営が良心の仮借なく突き進むとしたら、先行きといったものが益々思いやられます。大手とは違い末端に至っては茨だらけ。組合も皆無ですからコンプライアンス自体なんて形而上のポーズに憧れているだけで、未だ抽象的概念に過ぎないんだな。切れるとされる鋏も包丁も、手入れもせずに使い過ぎると切れなくなるのは必定でしょ?一たび不平を口に出そうもんなら「貴方の代わりは幾らでも居るから...」と人材的飽食の図式を簡単に突き付けられるから誠に始末が悪い。取り合えず今日さえ乗り切れれば、それだけでいいのか?これがかつて一介の総理が国是として言い放った“痛みに慣れる”という結果なのか?朝刊を開くと不幸を伝える活字で紙面は溢れかえり、諸人は痛覚はおろか耳も目も全てが麻痺している。

時々余暇を見つけて模型を弄っているのが罪が無く一番幸せな時間であります。先のБТ戦車以降、新製品には手を出さず在庫を極力こさえてしまおうと思っていたのですが、工芸用の超極細チェーンを切らしてしまい久々に大きい模型屋に足を運び、ここで艦船模型用フラグシップ製の0.9mm×1.3mm Φ0.2mmの最小鍍金チェーンを購入。偶然バルカン・モデル:オードナンス2pd.砲を目にしてしまい、即購入の衝動買い。 組み立ててみたところ、これが実に心の琴線に触れまくった製品だったのであります。

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1/35MM世界において野砲や対戦車砲はもっと充実して然るべきジャンルだと思うのですが、戦車とは装いが違い、なかなか完成形が見えてこないので、静謐たる自制が要求されるアイテムだと思う。トランスポート用タイヤは5枚のパーツによる貼り合わせという身の毛のよだつ分割構造をしております。畏るべしバルカン星人の所業。細かい作業は日頃の癒しなのか?苦行なのか?痛覚が麻痺しております。(笑)

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移動時は三脚の前足二本を合掌風に折り畳むんだよね。これが実にメカニカルなデザインでして、ぐっ!と心を鷲掴みにされるんです。現在工作中の英国製装軌式小型多用途輸送車ユニバーサル・キャリヤーに牽引させてみようかと画策中。今回の工作はレストア車輌の画像を元としてフィクショナルをあまり感じさせないシルエットといった微妙な新規性(低級工作と紙一重 笑)を目指しているんですが、いい彩りを添えてくれると嬉しい限り。何せ日中は苦界、夢は夜開く♪と昔の人はよく言ったもんだ。(笑)

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ジョンブルの小鉄拳。なんだか花粉症気味で洟をかんでるみたいなシルエットだな。ぶみーっ!って。(大笑)
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2011年02月16日

うたかたのスノーフレイク

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からっ風ばかりの雪無し県ゆえ、積雪被害に苦しむ方々には本当に申し訳ないが、日常の中でささやかながらも非日常の光景を垣間見れた事は幸いだった。しかし白きを纏った栄光は誠儚く、午後には跡形も無く融けて消えてしまった。犬も喜び庭駆け回り♪という童謡は我が家では幻想に過ぎなく、びいさんはひたすら布団で寝子(猫)であった。仮にボクの様な親父が喜び勇んで雪の中を走り回ったとしたら、それは“児戯に興じる光景”というよりは、S・キューブリックの映画「シャイニング」に果てしなく程近いものであったであろう。(笑) からっ風にぼさ埃が舞い立たぬほどのお湿りぐらいがちょうど宜し。

白きが失せ黒き地表が現れると、その色彩的コントラストが半ば脊髄反射的に、心の片隅より憎悪を紡ぎあげる。

ち、よ、こ、れ、え、と...。

我が逆鱗に触れたくなければ、永劫白きベールを纏ってい続ければ良きものを...。人生とは苦りのある塩味。
posted by まっぴら at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | デリ・ログ(日常log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月14日

ホワイト・バレンタイン

釣果は0(ゼロ)...。

...まあそれはいい。

今日は午後から雨がポツポツ。

帰宅する夕刻は霙混じり。

夕食後、煙草を買いに行こうとドアを開けると...

そこは雪国だった!

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マジでヤバ。明日どうすんべよう。
タイヤ・チェーン持っていない...。
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2011年02月13日

うっすら...

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この三連休当初、降雪の予報には散々脅されたのだけど、結果積もるまでの積雪には到らず、ほっと一安心。ここ例年我が地方は雪らしい雪を見ませんが、これも温暖化の影響なんでしょうか?昔の方が降った、あるいは脛辺りまで積もった記憶があるのだけどな...。もっとも積もったところで、子供の様に雪遊びに期待する訳ではなく、通勤がひたすら億劫になるだけ。(笑) 
そういえばタイヤ・チェーンを未だに持っていません...と書くと、驚かれたり怒られたりするかもしれないが、まずこちらは降り積もる心配がないので端から必要が無いだけの話。そっちよりはバッテリーが上がった際に使用するブースター・コードの方が寒冷時にはよっぽど実用的。それにボクの行動半径などたかが知れているから、地元では別に徒歩でも済む事がほとんどであるのよ。

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休み中は母親の誕生日が重なったので、ショートケーキなどを購入し簡単に祝っておりました。先年の秋口辺りから母親も体調不調を訴えていたが、処方の投薬の効果から随分と体調を回復している。この時期腰が痛い、足が痛いと情けない事ばかり言っているボクの方が、案外重病人なのかも。(笑)

posted by まっぴら at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | デリ・ログ(日常log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月12日

On Her Majesty’s Tankette!

こちらもついに雪が降りました。気温の低さが痛めた腰にジンワリ響きますが、タミヤMM往年の名作キット「ブレンガン・キャリヤー」をポツポツ進めております。小改造ならぬOVMの若干の配置変えをしてみましたが、これがMk.T???実は実車に詳しくありませんので、半ばデッチUPです。(笑)

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温帯仕様ですとてっきりブロンズ・グリーンだと思ったのだけど、C.B.I.戦域の公式塗装色は、濃い目のジャングル・グリーンだったそうで...。
付属のデカールには極東配備のマーキングが無い事から、バーリンデンのドライプリントを使い、ビルマ方面に展開された第2イギリス歩兵師団マーキングを貼り込んでみました。Mk.Tは1941年型に相当するようですが、44年初頭のビルマ、XXXIII Corps(コヒマ方面の第33軍団>第2歩兵師団)に居たかは考証的にかなり苦しいです。(笑

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「ブレンガン・キャリヤー」の由縁たる積載機関銃ブレンガンを今回は敢えて搭載しませんで、水冷機関銃のヴィッカース重機関銃に装備改編してみました。かつてスケール・リンクで1/32のメタルがあったと思うんですが、現在は休止と忘却の彼方。ただ現在キットがありませんでしたので、なかなか完成しないローデンのロールス・ロイス装甲車の砲塔から捥ぎ取ってきました。(笑) 調べてみるとロールスは1905ノイデンフェルド・マキシム重機機関銃のツルツル式放冷筒(ウォーター・ジャケット)搭載でも構わないらしく、BSで放映されていた「アラビアのロレンス」の録画でもこれが確認できました。どうせならばウォーター・ジャケットの縦波モールドは是非抑えておきたいところ。ローデンの物は中央のモールドに被るように打ち出しピン痕がありましたので、ちょっと苦しい修正となりました。更に追い討ちをかけるようにマイミクさん情報によると、ウクライナ:マスターボックスからin サハラの発売予定があるそうで、すっかり先走った工作となりました。...正直がっくり。

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悔しいので2台作ります。(笑) 要は在庫とジャンクパーツ潰し工作ですね。別に「ブレンガンを積まないキャリヤー」や「ブローニングに変えちゃったぜ!キャリヤー」があってもいいじゃイカ! ヾ(`◇')

【参考映像】

posted by まっぴら at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | モケ・ログ(模型log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

虚脱の間隙

模型展示会が終わり、心身共にボ〜ッと暮らしているんですが、虚脱の間隙を縫う様に週明けから持病の腰痛が再発し、ここ数日ヘタり込んでいした。当初職場で腰部に軽い痛みを覚え、帰宅して何気なく過ごしていましたが、翌朝がまったく駄目。足の付け根、尻まで痺れて階段の昇降はおろか立ち上がるのも辛かった。仕方なく欠勤し整形外科の診察に望んだところ、今回は腰部の固定処置ではなく「ブロック注射を致しましょう!」との回答。

「げっ!」 慢性的腰痛持ちでありますが、我が輩は何もヘルニアではありませんぜ!レントゲン検査によると背骨の年齢的萎縮・変形が神経束に触り、慢性的に足の付け根に痺れが出るんだとの事。仙骨ブロック注射というのは尾骶骨...要はお尻の菊座のちょいと上なのですが、関節の隙間に位置する神経束に狙いを定めて、太くて痛い麻酔をブスリ!グリグリ...とご丁寧に三度も針先に捻りをくれて注射されました。ひぃ〜っ!額に脂汗を掻き、飛び上がるほど痛かったです。

しかし今日辺りは調子が良く(患部がまだ麻痺してるのか)おっかなびっくり床屋に行き、散髪に望めるほど回復しました。疲れに加えここ数日寒さが急激に増したのも影響してるんでしょうねえ。あるいは気圧とか。発症日はこちらでは珍しく朝から初雪模様。明日以降は発達する低気圧の影響で、西日本から東日本の広い範囲で降雪量が増えるとか。降雪に対しこちらの交通機関等は誠脆弱でありますが、ただでさえ足元の覚束ないワタクシでありますので、要注意が必要かと思われます。ゆえ「家でおとなくしておれ」という神様の計らいなのでありましょう。怨めしや...冬将軍。(笑
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2011年02月08日

観タカ二アソブ

MMC(三鷹武蔵野模型クラブ)第16回「模型を捨てられない大人達の模型展」。2日目となる2/6(日)に、程度の低い拙作を抱えて電車に飛び乗り(笑)厚かましくもお邪魔してしまいました。当然の事ながら西東京はテリトリー範囲外ですし、ボクはここんちの会員ではありません。地元の模型屋をウロウロする以外は普段このような催しにほとんど参加しませんもんで、今回も飛び入り無宿のゲスト者です。年一回の催しですので、名手の作品を堪能した後は顔見知りの方々と終日1年分の模型談義に花を咲かせて、モチベーションをあげつつも多少ぐったりして帰ります。(笑) 今年も楽しかったなあ。

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今年の展示作品、その傾向として1/700のウォーターライン船舶に加え、A川氏・G味氏の手による1/350の艦船模型が多かったですか。日清・日露戦役時代の船舶など目を引く作品が楽しめました。清国北洋艦隊の鎮遠 の完成品などボクは今まで見た事が無い。

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A賀氏制作のAIRFIX:モスキート爆撃機は1/24!とにかく大きい。地元の模型屋さんの年末注文品で梱包箱を観た事がありますが、あまりの大きさに唖然としました。完成すると大迫力ですが、一体何処に飾ったらいいものか?

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AFVもT沢氏が負けじと孤軍奮闘しております。フィギュア塗装:G味氏とタッグを組んだ作品を堪能。この方の場合、例年“雲霞の如く”という戦記的表現を使いたい程絶倫生産して作ってくるんですが、昨年あれだけの数作っていて、どこが不調なの?どんだけ?(笑)

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更にゲストの方(飾り人知らず)の作品も凄まじき出来映え

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※ 一連の作品画像は800*600サイズでmixiのアルバムの方にUPを完了しました。あしからず。

昨年は模型からは幾分遠ざかっていたので、若干の後悔の念がたちます。今年は良い作品に恵まれるかな?
来年の展示に向け、ひとつ頑張りたいものであります。
posted by まっぴら at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | モケ・ログ(模型log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする