2016年04月29日

『シビル・ウォー キャプテン☆アメリカ』

G・W連休初日、ユナイテッド・シネマ浦和、4番シアターにて『シビル・ウォー キャプテン☆アメリカ [字幕] 』IMAX3Dで鑑賞してきました。”国家をとるか?友をとるか? ”待ち望んだ映画ゆえ、感激の極み。キャップごっつええねん・・・(涙声

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アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼させるテロ事件が起きてしまい、その首謀者はキャプテン・アメリカのかつての戦友:"バッキー"・バーンズであった。

前作『キャプテン☆アメリカ ウインター・ソルジャー』セバスチャン・スタン演じる"バッキー"・バーンズ/ウインター・ソルジャーがより一層重層なバックボーンを持つキャラクターとして描かれています。ブラック・パンサーことチャドウィック・ボーズマン、また他映画会社から大人の事情の壁を乗り越えマーヴェル・シネマティック戦域に加わったスパイディの縦横無尽、天地無用の活躍もまず飽きさせず、今後単体映画として継続するプロモーション的にも成功を得るんではなかろうかと期待しています。

驚いたのは『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の後日談としてダニエル・ブリュールが出演しておりまして、クールにしてシニカルな演技がひどく心に留まりました。単に邪悪ではない、悲哀に満ちたヴィラン(悪役)として。

一方物足りなさに苦言を申すのが、ブラック・ラムロウ/クロスボーンズ(フランク・グリロ)の勿体ない使い方。今後もクリス・エヴァンスを続投させたいが為、『デアデビル』や『パニッシャー』等の映像作品に通じる繋ぎの橋を焼き払ってしまったような気がします。

あとウイリアム・ハートが演じたサディアス・"サンダーボルト"・ロスの存在。彼はオールド・アベンジャーズ分散後、レッド・ハルクとなりゴーストライダー、デッドプール、エレクトラ、パニッシャー、エージェントベノム等を率いて”サンダーボルツ”を結成するはずなんだけどなぁ〜。

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2016年04月17日

マーヴェルへの誘い(7)ダーク・アベンジャーズ

当ブログはマーヴェルに関してカテゴリを別に分類しておりません。ですので、映画もコミックもゴッチャゴチャになってしまう事お許しあれ。

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マーヴェル・コミック『ダークアベンジャーズ モレキュールマン(邦訳)』を購入。S.H.I.E.L.D.解体後のアベンジャーズはワイルド7のような荒くれ集団w 新治安維持組織:H.A.M.M.E.R.を創設したノーマン・オズボーンって・・・あれっ?『スパイダーマン』の敵役:グリーン・ゴブリンその人じゃなイカ!

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異星人:スクラルの侵略に呼応し、S.H.I.E.L.D.を解体に追い込んだノーマン・オズボーンは、グリーン・ゴブリンの悪夢に苛まれながらも、スタークから半ば奪ったアイアン・パトリオットを身に纏い・・・ホークアイも登場しますが、これは2代目。ブルズアイが襲名しています。ブルズアイは『デアデビル』の敵役・・・Ms・マーヴェルはヤリ魔の色ぼけ姉さん。(^^; スパイディなんぞは事もあろうに端からヴェノムが化けてますwww

その他ウルヴァリン/ダケン、セントリー、アレスも登場しています。混沌のマーヴェル。とにかく既成事実としてスタートしており、日本の漫画の様に要所要所優しく丁寧に解説してません。悪を持って悪を征すという凄い展開なんですが、ふと気が付いた。

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年内公開予定のDC作品『スーサイド・スクワッド』は、ひょっとしたら映画産業参入に後れをとったDCのダーク・アベンジャーズ封じなのではなかろうか?さればマーヴェル『アベンジャーズ』は、DCコミックにおける『ジャスティス・リーグ』・・・と。



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2016年04月15日

マーヴェルへの誘い(6)アントマン

まず昨晩の平成28年熊本地震より一夜明けました。御地での地震で思いがけぬ被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。皆様がご無事でご被害が軽微でありますことを、ただただ心よりお祈りするばかりです。

『シビルウォー・キャプテン・アメリカ』の劇場公開を楽しみにしてるんですが、2週間ほど前に『アントマン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]』を購入しまして楽しんでおります。なにせ実写版アベンジャーズに参戦は確定ですから。服役から離婚、最愛の娘を前にうだつの上がらないお父さんが必死に取り組むセカンドチャンス。不覚にもマーヴェルの原作を知らないのですけど、蟻ンコ軍団を率いる小さいヒーロー。嫌が応でも非力さを連想する・・・更に画像を見て不安に拍車がかかる。(^^;

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映画はふた昔前の平成ライダーのようなコスチュームですね。馴染みはいいかもしれませんけど。

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映画は簡潔明瞭。テンポよくコメディ的切れ味も鋭く非常に面白いのですが、マーベル・シネマティック・ユニバース的には、アベンジャーズのヒーロー群も少々飽和状態気味。内紛や分裂などをして新規の風を巧みに取り入れた方がよいのかな?

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乳だの尻だのといった類のポスターのその大半はファンメイドだそうですが、アントマンいいなぁ〜(溜息)

posted by まっぴら at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ムビ・ログ(映画log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月10日

"も"のの訃〜ワイルド7R

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さる4月3日、日本アクション漫画界の巨匠:望月三起也先生が鬼籍に入られてしまった。"三度家を建て直す"と"三起"を名乗られながらも、その創作活動人生、不思議と"どこまでも7という数字に魅入られた"大作家さん。御年77歳・・・合掌。

高校生の時分、学校近くの商店街の古本屋で何気に手にした『秘密探偵JA』、『ワイルド7』。この作品が自分に与えた影響は計り知れない。ちょうど30年前、御大が紙面を飾る商業誌でデヴュー(佳作)を果たした歳の暮れ、出版社の忘年会(九段北・・・確か市ヶ谷ではなかったか?)でお会いしたのがきっかけで、それから足掛け4年(筆を折るまで)ほど専属ではなく助っ人のアシスタントとして、かの作品群に僅かながらも関われた、ペンを滑らせられたのは夢か奇跡のような出来事で、ご家族に男の子不在とあってか?他のアシさん方を差し置いてあの当時一番可愛がって戴けたのは誠にありがたく、また駆け出したはいいものの技術的なものがおぼつかず勢いだけの貧困な画才をかって頂けたのは未だに感謝の念に堪えない。

デヴュー直後に「一度遊びにおいでよ」と言われ、担当記者の留さん(仮名)と横浜のご自宅にお伺いしたのは確か1985年の2月の雨の日の事で。なぜ覚えているかというと、当時のボクのいでたちは、上こそAVIREXのA-2フライトジャケットを着ていたがどこに行くにもサンダル履きで。靴下が濡れてビショビショだったので、ご自宅の玄関先に用意されたスリッパを濡らしてしまう事にかなり抵抗を感じたのを記憶している。アシ部屋に通されると机の上にすで数枚の原稿・・・それも最終話の一番の見せ場!「勢いのある絵(処理)が欲しいんだ。君じゃなきゃ描けない!」と。当時のボクは19歳。(先生は今のボクの年齢よりちょい若い?)御大は大成以前建築関連の営業経験もあってか、まったく人蕩しの大家であられました。

「お〜い!望月です。助けてくれいぃっ〜😃」と締め切りを前にしてはどこか笑いを噛み締めたような緊迫感も悲壮感も何も無い電話。取る物も取らず電車を乗り継ぎ横浜某に駆けつけると、その時のヘルプはボク独り、締め切りの3日前、2日前・・・俺はどうすればいいんじゃい!なんてのはよくある話で。その頃はご自宅のアシ部屋は改装され、設備はマンションへと移動していたけど、先生自ら夜中にこっそり夜食を差し入れしに来てくださったのは驚かされたが、その話を後年のアシ群は誰一人信用しなかった。なんだか事情は分からないが、ボクだけは何故か?破格の待遇だった。ひと度伺うと仕事はさて置いて何時間も気の合う雑談相手になっていたんだ。(先生はボクが愛読していた『宇宙船』や『スターログ』誌がお目当てで 笑)19、20歳そこいらのボクがね。ホントだよ。

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マォザー(モーゼル)・ミリタリーばかり上手く描けるようになりましたとさw 資料に困る時は東神奈川駅前のラッキーサン模型に行ってたんだけど、先生とバッタリ鉢合わせしそうな事はあったな(笑)

『新ワイルド7 野獣伝説』。主戦場を徳間に移されてからはアシさんも充実され、以前とは比べかなり組織的には動いておられましたが、業界の常、人員の入れ変わりがとにかく激しく、その頃"シリーズ読み切り"という妙な連載を抱えてたボクにも助っ人のご依頼が頻繁にありました。月産100頁ともなると裏方も3日徹夜〜4日徹夜の連続、ボロボロになって帰宅するとすぐさま自分の原稿に齧りつくという、どこまでも白紙地獄のような生活を繰り返していた。電車の座席や駅のベンチで熟睡してしまう事も多々あった。自分の連載打ち切り後・・・すなわち解雇後ですわな。編集プロダクション内の曲事とそれに対する嫌気と家庭の事情に心身共に甚だ疲弊してしまい、漫画の筆そのものを折ってしまって会社勤めに鞍替えしたり結婚したりと平々凡々と暮らしては、白髪の親爺となり果ててしまったけど、その後の先生のご活躍は書店の棚を何気にいつも眺めておりました。主題の『ワイルド7R』は枕元。

最後になりますが、無粋な弔辞ではなく、師匠譲りの筆圧の強いペンで野辺送りのつもり。一介のファンアートとしてです。

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豊玉宗匠(土方歳三)発句集や小右記を短歌風に捩りましたが、

カムイノミ ついに叶わぬ 蝦夷の月  
  是を欠(描)きたる 望月を想えば

(※)カムイノミとは、「神に祈る」という意。アイヌ語。

先生が死の直前まで描かんとされていた『俺の新撰組』その続編たる北征編はこんな感じだったのかなぁ・・・?
改めてR.I.P.です。望月先生。締め切り人生お疲れさまでございました。魂安らかならん事を。心からありがとうございました。


posted by まっぴら at 04:39| Comment(0) | TrackBack(0) | マガ・ログ(コミックlog) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする