2008年11月02日

大河「篤姫」(第44話)

随分更新をサボってしまいました。(恥)

さて。今日の「篤姫」のお話の核である大政奉還。薩長同盟成立後の倒幕運動は、倒幕強行派公家の筆頭株である岩倉具視の密勅でまさに国内最大の戦争前夜の様相を呈していたわけでありますが、土佐藩の進言に基づいた大政奉還を受け入れ第15代征夷大将軍徳川慶喜が事実上将軍職の政権返上を上奏した事で、幕府に朝敵の汚名を着せ倒幕を目論む主戦派は、その大義名分を一気に失ってしまう。

この猫騙し的政策...放り出し政権。小説につけ坂本龍馬のドラマを観るにつけ、彼の青春を彩った剣術試合(一説には薙刀兵法の皆伝者)の駆け引きに通じて、非常にドラマチックさを感じるわけです。まあ現代でも似たようなことが起こっておりますが、あんまり頻繁にだと有権者としては怒りを覚えます。(笑)
もっともそうそう容易く譲り渡されたとはいえ、朝廷には当時政権を運営する能力がありませんから、政権を返上した後も諸藩を束ねる位置づけに徳川家が継続して名を連ねるという打算や思惑が慶喜にあったのは充分考えられます。

以下余談でありますが、徳川慶喜公というとかつての大河「徳川慶喜」の本木雅弘さんと被ってしまいますが、今回慶喜を演じている平岳大さん。役柄暗〜い暗い眼つきをしておられますが、彼は平幹二朗さんのご子息だったのはごく最近知りました。往年の大河「国盗り物語」の斎藤道三...織田信長が言うところの“蝮の娘”ならぬ“セガレ”だったのですね。(笑) 同じく「篤姫」にも薩摩藩家老調所広郷役で登場されておいででした。ボク的には北大路さんカメオ出演の勝役...この方は昔の大河で龍馬を演じておいででした。とても嬉しかったです。ちなみに先の「徳川慶喜」。徳川慶篤はゴンゾウこと内野聖陽さんが演じておいででした。わっはっは!

龍馬死すとも
近江屋事件で誰が龍馬を斬ったのか?諸説分かれるところでありますけども、別に劇中では言及されておりませんでした。(まあ描く必然のないのですけど)今井信郎、渡辺篤の口述証言によるところ十津川郷士を装った京都見廻組という説が有力でありますが、ドラマの性格上、龍馬と薩摩藩家老小松帯刀の心の邂逅自体にそもそも疑惑の目を向けるボクとしては(笑)、孝明帝の御陵を警護する名目で薩藩に接近した新撰組の分派、伊東甲子太郎率いる高台寺党「御陵衛士(ごりょうえじ)」の犯行じゃないかなーっ。あるいは関わりがあるんじゃないだろーかって昔から勝手に推測しております。大政奉還で面目を潰された岩倉>大久保の指図とかね。高台寺党:御陵衛士の富山弥兵衛は確か薩藩脱藩浪士でしたし、情報のやり取りの可能性は充分あり得るわけですし...。

なにか「篤姫」周辺が希薄な感想になってしまった...。(恥)そういえば中村メイコさん演じる和宮御付の庭田嗣子が亡くなっちゃいましたねえ。
posted by まっぴら at 23:00| Comment(0) | TrackBack(3) | テレ・ログ(TVlog) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

篤姫 第44回「龍馬死すとも」
Excerpt: とうとう大きな歴史が動き出しました。その動きのあまりのあっけなさに見終わった今、本当に出来事は起こったのかどうかが幻であったように思えて仕方ありません。その出来事とは、...
Weblog: あしたまにあーな
Tracked: 2008-11-03 01:02

篤姫#44
Excerpt: 今回は「誰が主役なのか?」ということを感じさせた物語でした。激動の時代で次々と大きなことが起こるだけに、そのいずれもじっくりと描こうとすれば、それだけで終わってしまうだけに、「篤姫」らしい展開だと言う..
Weblog: MEICHIKUえんため・ぶろぐ
Tracked: 2008-11-03 12:18

伊東甲子太郎
Excerpt: 大河「篤姫」(第44話) ... 孝明帝の御陵を警護する名目で薩藩に接近した新撰...
Weblog: ひとみのささやき
Tracked: 2008-11-12 19:37