2010年12月08日

DVD「ザ・ホード -死霊の大群-」


diehorde.jpg

新作でしたのでようやくにしてレンタルを借りられたのだけど...。ヤニック・ダアン&バンジャマン・ロシェ共同監督「ザ・ホード -死霊の大群- 非英語文化圏であるフレンチ・ゾンビ映画とは大変珍しい。

【STORY】
仲間をギャングに殺されて復讐心に燃える刑事たちが、そのギャングが立て篭もる高層ビルへと乗り込む。激しい銃撃戦を繰り広げる両陣営であったが、一方その頃、ビルの外には大量のゾンビが押し寄せていた。ゾンビ群から脱出するため、両者は一時休戦して手を組む。

第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭
ノミネート: 作品賞

2010年ポルト国際映画祭
受賞: 脚本賞
受賞: 撮影賞

2010年ジェラルメ映画祭
受賞: SCI-FI審査員賞

ハリウッドのどっかで観たような役者さん似ばかりが集まってるキャスティング。ヒロインはお世辞にもおばさん刑事だし、もじゃもじゃ頭に髭の同僚刑事、パーペキでブラザーなスキンヘッドのナイジェリアン・ギャング、明らかにハーヴェイ・カイテルの偽者等(笑)、あんまりイケてない中年メンツというのが意外とリアルに映るのかも?
フランス映画だけに小道具にさえ自国意識が影響するのか?登場する銃器は面白く、仏軍MAT-49短機関銃の発砲。とりわけ長い掃射をくれるシーンなどいたく感動した。(「フレンチ・コネクション2」以来だ)

Submachine_gun_MAT_49.jpg
ビルの住人であるベトナム帰還兵の爺さんが持つ、機関部M-60、銃身MG34?のなんだこりゃマシンガンがやたらド派手。

しかしなんだな...。(ぼそ) まったく運が悪い話で、出入り〜撃ち合いやってる間に街中がゾンビ化している事に気が付かないとは...。撃たれて死んだ同僚がムクムク起き上がって、アスリートばりのダッシュで襲われ、バリバリ齧られ始めてから、ようやく事の重要さに気が付き出すおちゃっぴいな住人達。いくら高層ビル内に限定した密室劇とは言えお話はいささかどころか、完全に苦しいのだけど、血飛沫スプラッターがストレス解消になる方にはお勧め

薄暗く狭い廊下を押し合いへし合い集団で襲い掛かってくるゾンビ軍団ゆえ、劇場で観れば窒息しそうな息苦しさを覚えるに違いない。ギャングの抗争からゾンビ相手の壮絶な銃撃戦へと物語は安直に移行しますもんで、流血の量は兎に角半端ではない。高層ビル内の廊下は壁も床もヘモグロビン塗れで滑るので、生きる者も死んだ者もくれぐれも走らないように...てな感じ。

ダニー・ボイル監督のイギリス映画「28日後...」にちょっと雰囲気が似てるかな?
posted by まっぴら at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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