2006年09月25日

1/72人間魚雷 回天一型(その1)

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腰痛でただ寝床でゴロゴロしているのもつまらなかったので、ファインモールド社製の1/72「人間魚雷 回天一型」の模型を作ってみました。「うひゃあ〜っ!」と顔をしかめられる方も居られるかもしれない。零戦辺りとは違い、目的がモロですからねえ〜。悪趣味とか不謹慎との謗りを受けてしまいそうですが、ただの模型、病人・怪我人のやる事なんで、ご勘弁いただきたい。m(_"_)m

模型は凄く簡単な構造で上下分割された船体(?)パーツをぺタと張り合わせて、中央波除と水防眼鏡(潜望鏡)、後部縦舵・推進器(スクリュー)を接着させただけ。台座となる貨車(?)も付属しています。難しくありませんで、30分ぐらいでざっと組み立たります。上部出入口ハッチは開閉何れかを選択できるので、こればっかりは「開」に致しました。

塗装は実戦配備例ですと、ALLつや消しブラックONRY。
これは“太平洋”という極めて水深が深い漆黒の海が作戦予想海域となる関係で、開戦後の日本海軍潜水艦部隊は、国籍マーク(日の丸)などの目立つ塗装を全てこの色で塗り潰し、隠密活動に励んだわけなんですが、これでは模型工作としてはあまりにつまらない感じですし、特攻兵器の禍々しさが少々露骨な感じがしたので、トレーニング・マーキング=訓練時の白黒ツートン塗装を選択しました。劇中にもありましたが、潜航時、海中の透明度の如何に関わらず、わざと“目立つ”ように塗り分けたんですね。

まず接着剤のはみ出した箇所を均一にならすように、全体をヤスリがけ。あまりやり過ぎるとせっかく再現された船体の溶接痕が消えてしまいますので注意。
サーフェイサー1000を吹きかけ表面を整え、マスキング・テープで喫水下を保護。最初に溶接痕に沿ってブラウン系を吹きつけ塗装。続いて隠ぺい率を考えながらホワイトを吹き付ける。ホワイトはつや消しは使わず光沢のある原色を使用しました。

次は工程を逆転して、下部マスキングをはがした後、艇上部をマスキング。ここでアクシデント!うっかり水防眼鏡(潜望鏡)を折ってしまいました!しょうがないので基部にピンバイスで穴を開け、虫ピンを同サイズに切り取って突き刺しました。ですので水防眼鏡は実物通り、上下左右に可動します。(笑)
ここは非常に大事です。ピンポイント的に光沢が得られる箇所は、水防眼鏡(潜望鏡)の筒部と尾部推進器(スクリュー)だけです。

さて、下部はまずALLつや消しブラック。しかしこれでは変化がないので、艇腹にグレーっぽいタイヤ・ブラックを吹き付けました。乾燥後、テープを剥がし、ブラウン系でウォッシュ。綿棒で拭き取りながら続いて墨を入れました。
ただあまり調子こいて浮き錆表現を施すと、「バカモンっ!“錆”など浮かせおってっ!手入れが全然なっとらん!貴様っ、畏れ多くも天皇陛下大元帥閣下様より賜りしものをっ!アゴを引いて歯を喰いしばれぇ〜!」と、教官殿や上官殿から鉄拳制裁・往復ビンタをアメアラレと頂戴する事になるやも知れませんので、模型的虚飾としてもほどほどがよろしいかと。陸・海に関わらず旧軍兵器の整備の基本は、1にも2にもまず「磨く」こと。これをおいて他にはありません。

推進器(スクリュー)の指定色はゴールド(金)なのですが、マジで金塗っちゃうのは、まっくら的にはいただけない。ですのでメタル・カラー「ブラス(真鋳)」と「アルミ」の塗料を混ぜこぜし、心持「アルミ」を強くした。塗った後、綿棒で擦って光沢を出しました。

台車は「軍艦色」指定でまず間違いないとは思うのです。これは回天訓練基地などで砂浜に線路が設営してあり、波打ち際までコロコロ押していく為の物。しかしながら、映画では潮風に当たりっぱなしのせいか?「錆色」というか?あるいは「錆び止め色」というか?とにかく真っ赤っ赤ですのでパンフを参考に「錆色」塗装。
台座の部分は木製のようなので「ウッド・ブラウン」。車体は下地を「マホガニー+黒」を全面塗布後、「艦艇色」を使用しようかと思っていたら、生憎塗料がビンの中で凝固してしまっておった!腰が痛くて買いに行くのも難儀なので、横着して「九七式中戦車」で使用した「土地色」を斑塗装。台座の色調と合わせる為に薄くブラックなど下から吹いて、またしてもウオッシュ。

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ここでキットの「回天一型」は概ね完成なのですが、なんか非常につまらん!
ですので、アクセサリーの極細チェーンを船体に巻きつけて、台車に固定する形を取りました。劇中のスチールを観るとチェーンが船体を擦過して傷つけないように、鎖と船体の間に「木っ端」をかましていますので、プラ板を細かく切り、接着してこれを再現。
きゃあ〜っ!レバー・ブロック(荷締機)を作るのをすっかり忘れちゃっていたので、現在はこれと格闘中〜。

あと上部出入口ハッチには、外側に「取っ手」があります。真鍮線(0.?mm)でこれを再現。内側には「水密ハンドル」があります。1/35のエッチング・パーツから持ってこようとするとオーバー・スケール(てかハッチと同じ大きさ!)なので、ウォーター・ライン用の1/700のエッチング・パーツから適当な形のヤツを張りました。
これからの工程として「ハッチから乗り出した搭乗員」を制作します。家には在庫してなかったので、大方1/72の航空機(WWU)フィギュアを捜してきて加工する事になると思います。整備兵なんかも欲しいですね〜。

この長っ細いデコパンは、1/700のウォーター・ライン・シリーズの「軽巡洋艦 夕張」のキットに同封されていた物。使い道がないので捨てちゃう一歩手前でしたが、運良くドンピシャ!のサイズでした。Nゲージ辺りのレールと造形ファンドを探してきて、簡単な波打ち際ビネットでも作ってみたいですね〜。

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posted by まっぴら at 22:00| Comment(2) | TrackBack(0) | モケ・ログ(模型log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。

私が考案した腰痛解消法をお試しください。

【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。

腰をお大事に。
Posted by 腰痛アドバイザー at 2008年03月24日 17:51
>腰痛アドバイザー
ご投稿どうもありがとうございます。今後参考にさせていただきます。
Posted by まっぴら at 2008年03月30日 13:14
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