2016年07月17日

死者の帝国

そもそも億劫がって"アメコミ"というカテゴリを用意しないことから、内容がいろいろなカテゴリに跨ってしまう。今回はゾンビネタなんですけど、コミックの枠に含まれるのか?
以前、シビルウォー クロス・オーヴァー作品で『アイアンマン:シビル・ウォー』の話を書いた際、参加アーティストにアレックス・マリーヴ氏が居られて、大変絵が巧くて驚いた事がある。その後購入した『INTERNATIONAL IRONMAN #1』の作画も同様に彼の手によるものだった。画像は『Scarlet』。これも彼の絵。

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現行のマーベルコミックで展開している作品群の中に、ホラー映画の巨匠:ジョージ・A・ロメロ御大がライフワークの集大成として挑んだ『EMPIRE OF THE DEAD』があり、作画担当者の中にアレックス・マリーヴが参加している事から興味津々。かのタッチでどのような地獄絵巻が展開されるのか?現在コミックの取り寄せや定期購読が可能か否か検討中・・・

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コミック、更にはゲームも企画されているそうですが、内容は今のところよくわからない。画像検索をかけてみてコミック画像を断片的に拾ってみると、どうも『ランド・オブ・ザ・デッド』で描かれた外部と隔絶された階級社会をマッシュアップしているような印象を受ける。映画化ももう一花期待したいところですが、さすがに御大も高齢ですからちょっと無理かなぁ・・・

かの監督は近年懐古趣味的な作風を作品に盛り込みがちですが、現代風のスピード感覚をあまり要求したくない監督。また作風も古いしねえ・・・特に『ランド・オブ・ザ・デッド』以降、生存者はある種、記号にしか過ぎないというような。バックボーンをいくら配しても絵空事的な虚構や手のうちをすぐ見破られてしまい、返って終末世界観に長年胡坐を掻いてしまった罰で、混沌に終わりを見いだせない=作品的な底の浅さを露呈してしまうような気がします。ですからコミック&ゲームで先行して、誰か後進で力量のある若手の方にお願いできないものかと妄想した次第。

もっとも『ウォーキング・デッド』ですら終局が見いだせず物語が混沌として徘徊しておりますから、この作品をインスパイアされてしまう可能性もありうるわけで。願わくは御大が筆を折る最大の事情・・・不敬ながら死を持ってしてまったくの未完として欲しいところでもあります。一粒の麦死してカテゴリはまた新たな才能が芽吹くであろうやと。

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posted by まっぴら at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | マガ・ログ(コミックlog) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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