2005年06月23日

A CASE OF THE STUBBORNS 〜ある頑固者の死

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こないだ物置から偶然出てきたビデオ群の中に、ジョージ・A・ロメロとジェリー・ゴロド、リチャード・P・ルービンスタインが製作総指揮した「TALES FROM THE DARKSIDE (邦題 フロム・ザ・ダークサイド)」(1985年度作品)が数本あった。「A CASE OF THE STUBBORNS(邦題 ある頑固者の死)」はそのシリーズの中の一篇で、ブラックユーモアのスパイスを利かせた隠れた傑作。これをついつい見入ってしまった。

【STORY】
 年老いた頑固者の祖父が死んでしまい、悲しんでいた母親と少年。そこへ死んだはずの祖父が死化粧もあらわな顔でひょっこり戻ってきた。驚いた事に頑固者の彼は自分が死んでしまっている事をまったく認めない。(笑) 彼を納得させるために医者や牧師、葬儀屋たちが懸命になって説得するが、彼は全然耳を貸さない。腐臭と頑迷さにほとほと堪りかねた少年は村はずれに住むというブードゥーの女呪術師に知恵を借りにいくのだが...。


この怪奇性とユーモアが同居した奇妙な原作は「サイコ」などホラーとSFで高名なロバート・ブロック。頑固老人“タイタス”を演じるは、ボードビリアンとして数々のステージやミュージカルに出演したというエディー・ブラッケン。(日々崩れ落ちてゆく顔のメイクがなんともはや...。)

特筆に値するのは、祖父を永遠の眠りに付かせようとある計略を思いつく“少年”ジョディを演じるのは、な・なんと子役時代のクリスチャン・スレイター!!君はついこないだ「ウインド・トーカーズ」で観たばかりではないかいな?まさかゾン様作品に出演していたとはお釈迦様でも知らぬがホトケ。(ほっとけ!) 君とは1986年公開作品「薔薇の名前」(主演 ショーン・コネリー)でお逢いしたのが初めてであったが、芸暦が随分と長いのォ〜。クリスちゃんスレ太。その卑屈な笑顔がなんかちっとも変わらんなー。(笑)
  
posted by まっぴら at 21:08| Comment(3) | TrackBack(0) | ゾンビ映画考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その作品を見たことはないのですが、大変興味深いですね〜。
ところでロバート・ブロックと言えば私的には…

よかったら、こちら→http://hellboy.exblog.jp/1158404/
を見てやって下さいませ。
Posted by マクノスケ at 2005年06月23日 21:59
でもよく考えてみると、エド・ハリスなんかも、ロメロ作品「ナイト・ライダーズ」に出演していたそうだし...。(残念ながら日本未公開)
監督本人はハリウッドに背を向けてしまった感がありますが、今日のハリウッドの中核にはロメロ一座は意外と居るもんですね。←グレッグ・ニコテロとか。
Posted by まっぴら at 2005年06月23日 22:04
>マクノスケ姉御
 ども。今すれ違いました。(笑)
 実はロバート・ブロックは、映画「サイコ」以外はあまり詳しくないので、絶妙のナイスフォローでありました。これを機会にお勉強いたします。
 
 「TALES FROM THE DARKSIDE (邦題 フロム・ザ・ダークサイド)」は正味24分ぐらいのTV用短編でして、感覚的には昔の「トワイライト・ゾーン(邦題 ミステリー・ゾーン)」のもう少しエグイヤツぐらいの作品です。
 
 ジョージ・A・ロメロって監督さんはどちらかって言うと、50年代のホラーコミック(ECコミック)の洗礼を受けた方でして、「クリープショー」などは正にそのまんまというか...。
何やら「ゾンビ」ばかりが有名になってしまいましたが...。でもアネさんがあの映画観たらあまりのエグさにきっと腰抜かす。だから進められない。(笑)

「クリープショー」http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD2652/
「ジョージ・A・ロメロ」
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=12698
Posted by まっぴら at 2005年06月23日 22:19
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