2005年11月06日

「ALWAYS 三丁目の夕日」に沈んだ日

always.jpg


昨日から劇場公開中の「ALWAYS 三丁目の夕日」を観てきました。近作映画を観るたびに悪態ばかりついているまっぴらでありますが、とかく最近病的に涙腺が弱い関係上(笑)、もうオープニングの“ゴム動力飛行機”からして、すでに駄目状態でしたよ。(笑)
劇場はざっと見渡しますに、朝も早よから年配の方がだいぶ多かったのですが、物語が進むに従って、皆さん心の琴線にも触れ出したのか?あちこちから洟をすすり上げる音が聞かれ、まっぴらも舞台となった「昭和33年 東京」を知らないクセして、ついつい貰い泣きしてしまうのでした。この「昭和33年」っておおよそ今から47年前ぐらいでしょ?だいたいこの時代闊歩していた登場人物って、私らのおとうさん・おかあさんが、現在の私らより若い年齢で過ごしていた(であろう)時代なのですから。

原案となったのは西岸良平さんの秀作漫画「三丁目の夕日」から12編のエピソードを原案として抜粋。1つに纏め上げたのだけど、登場人物たちのバック・ボーンに厚みがあり、演じる最近の若い役者といえど、それぞれ妙に説得力を感じる(ノスタルジーに助けられてか?)ので意外とすんなり入れました。

ネタはばらさないので皆さんも是非劇場に足をお運びください。無表情、無関心、硬質的なコミュニケーション手段しか持たない現在とはまったく違った...否、異世界の昔の懐かしい...そして暖かった“失われた花の都”、“ファンタジー都市”東京の姿に逢う事がでます。CGで構築・再現された昭和の東京の風景も実に素晴らしかった。まっぴら的には花丸を上げたい出来でした。

オープニング・タイトルですでに駄目。原作の集団就職組“六さん”は今回“六子ちゃん(堀北真希)”に変わっていたけど、純粋なひた向きさに好感触。茶川(吉岡秀隆 原作はお爺さんなのだけど...。)と淳之介(須賀健太)の「縁もゆかりもない赤の他人の関係」が次第に「親子以上のかけがえのない存在」になっていくのにメロメロ。特に町医者“アクマ”こと宅間先生(三浦友和)の“焼き鳥の御土産”のくだり“不意のジャブ”でもうボロボロ。(泣)かつて私等の“青春のヒト”であった“薬師丸ひろ子”さん演じる「鈴木オート」の妻トモエの、あまりに「出来の良い妻」の姿がえらく印象に残りました。出演者は皆さん良かったですよ〜。

帰宅運転中に「三丁目」の泣けるシーンを突如思い出し、信号待ちでボロボロ泣いていたら、偶然近くにいた交通課のおまわりさんが「旦那さん。どーしました?」(爆)「いや。これ。」と助手席のパンフを指差したら「ああっ!ワタシも来週非番の時に観に行こうと思ってましたが、そんなに良かったんですかぁ〜?」なんて。(笑)
なぁんだ。“今時の邦画”も“今時の日本”も満更捨てたモンじゃないじゃんか! 

ALWAY 三丁目の夕日」 http://www.always3.jp/

そういえば、その昔亡くなったウチの親父に、子供の頃「東京タワー」に連れてって貰ったっけ...。ふと「零戦」で思い出したが、「里帰り零戦」の飛行なども一緒に観に行って、その後プラモ買って貰ったのを急に思い出したアルヨ。いかん!また眼の前がかすんできやがった。てへへ。こりゃホンマに駄目だ...。
posted by まっぴら at 13:45| Comment(0) | TrackBack(21) | ムビ・ログ(映画log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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