撫で抱かんとす、我が腕(かいな)未だ力戻らず。
尾を振りて、遊び戯る、畜獣の、
薄紅の舌端(したは)の色ほど、我が頬に、依然血の色なし。
身を摺りて、戯(ざ)れ親しむ、褐色(かちいろ)の旋毛、
寄せる顔先、剃刀(はさき)操(く)るほど、気迫宿らず。
寝息たて、傍に休まる、褐炭(かちずみ)の、
柔毛触(ふ)る指先(さき)、
その温(ぬく)み、痩せ衰えし、我が心に宿り。
暫し別れとぞ、後を追う円らな瞳、
あれほどに我が眼(まなこ)光芒(ひかり)宿らず。
轍追い、供に行かんと、鳴く吠声(こえ)は、
吹き込む風に掻き消えて、遠ざかりしのちも、我が耳朶去らざり。
携えし、綱を駆け曳く、狗の姿、
窓辺に眺め、臥せ衰えし我が歩み、
いつ時かまた、共に駆け巡らん。
畜生と、嘲わば嘲え、輩(ともがら)よ、
仮初めあふれし辞は毛羽より軽く、
世は獣ほど情も慰もなし。

ボクのお見舞い、食べちゃダメだよ。(笑)





















コメントありがとうございます。
カエル寝(笑)
後、人肌を求めるのか、身体をペッタリくっつけてきて寝たりします。暑い。(笑)
頼むぞ!seesaa!