先にUPしました「中島キ44二式戦闘機
鍾馗」と時を同じくして完成したプラモデルが、HASEGAWA 1/48「
川崎キ61三式戦闘機 飛燕 T型 甲 “飛行第68戦隊”」です。
「鍾馗」の朴訥な男性的な魅力と打って変わって、この「
飛燕」という機体はなんとも気品に溢れ洗練された女性的なプロポーションをしておりまして、本当に同じ国で開発された航空機(戦闘機)なのだろうか?と、甚だ頸を傾げてしまうわけなのです。これで完成した「飛燕」は、先に挙げた「I型 丙」と合わせて、弐機目になってしまいました。
正直ボクは、あまり実機の方は、今まで好きではありませんでした。先にも触れましたが、中島社の九七式戦闘機(キ27)〜一式戦闘機「隼」(キ43)〜二式戦闘機「鍾馗」(キ44)の辺りが好みなのですけど。でも今回、弐機目を制作して、つい“模型惚れ”してしまったのが、このスレンダーなデザインの「飛燕」なのです。
以前も書きましたが、「三式戦闘機
飛燕」というのは、ドイツ・ダイムラーベンツDB601のコピー品である「ハ40
液冷式発動機」を装備した唯一の日本軍戦闘機でした。徹底的な空気抵抗の減少と重量軽減が図られたその機体は、昭和十八年六月、日本陸軍航空隊「
三式戦闘機」として採用されました。
ですが、“飛行第68戦隊”へは、前年の十二月からすでに供給が始められており、翌昭和十八年五〜六月にはすでにラバウルに進出しておったそうです。同隊はソロモン・ニューギニア方面へと転戦し、十九年七月頃には相次ぐ激戦に消耗しつつ、ついには戦力の大半を失って解隊されるまで、最前線で奮戦したそうです。
この模型は、その“飛行第68戦隊 第二中隊 所属機 ニューギニア島 1944”のマーキングを致しました。その塗装は、相次ぐ消耗戦にかなり痛めつけられて、煤けたようなイメージを意識しました。
先の「鍾馗」を作っていた時に迷っていたのが、“斑(まだら)”迷彩でして。本当は「鍾馗」にこの有名な迷彩を施したかったのですが、結局「飛燕の方でも良かろう!」と、敢えて塗装に踏み切りました。小生の稚拙な塗装技術、その憤懣の捌け口を、一気にこの「飛燕」に求めてしまったわけですね〜。(笑)
どこまで「
この美しい箱絵の魅力に近づけるか?」が、今回のテーマでございました。しかしHASEGAWA製品は、毎度この箱絵の素晴らしさに騙されて、同じキットばかり買うのですよ〜。(笑)
で、今回“日の丸”と“踏むな”、“乗るな”、“さわるな”は、素直にデカールを使用しました。胴体に2本ほど白く跨る“外征部隊識別帯”と、黄色い“味方識別帯”は、マスキングの後、吹き付け塗装で塗りました。
飛行第68戦隊は「外征部隊」ですので、「長距離洋上飛行のシュチエーションもあるだろう」と「落下タンク」を翼下に装着しています。“味方識別帯”とは違う発色の“黄色”を用意しました。補給の行き届かない前線部隊に「同じ色調=色合いの物はなかろう」と、左右で「落下タンク」の色を違えてみましたが、あんまり意味なかったかなあ〜。(笑)
“スピナー”は「131 赤褐色」の指定色ですが、ポイントUPしたかったので、モンザ・レッドで塗りました。
...と、まあ今まで作った飛行機模型の、“塗装技術の集大成(中期決算的)”ぐらいの意気込みで取り組んだのですが、如何なモンでござりまひょうか?
あらっ!お呼びじゃないっ?
こ・りゃまった失礼致しましたぁー!(笑)
引き続き画像を御楽しみください。(ペコリ)