2007年08月15日

三式/五式 川崎的迷宮(その2)

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間が空きすぎまして「前回までのあらすじ」綺麗さっぱりを忘れてしまいました。「トニー・ダンジョン」こと「三式戦飛燕」でございます。(大恥。

前回は機体にリベット穴...「鋲痕」を穿ってたところで終わったんですね。(深すぎはしないか?)その後上記画像の様に銀を吹き付けました。ここまでいって中断しておりました。
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昨日は予定が何も無い1日でしたので勇躍再開する運びになったわけです。ひょろひょろと迷彩塗装をしてみました。塗料は海軍濃緑色が基本ですが、コバルトブルーをかなり混ぜ込んで、故意に青っぽくしてあります。大戦末期なんか、塗った繰ってあればもう何でもありです。(笑

今回の制作も考証事は特別重要視しておりません。一応「調布のそよかぜ」をモデルにしていますが、エース機だの何某隊長機だの、その機体製造ナンバーからいい加減喧伝され尽くされております。緻密に考証事を再現するのも模型の楽しみ方の一つで、決して間違っておりませんが、ボク的には「そこいら辺の飛燕」が作りたいのですね。ガン●ムに例えれば「そこいら辺のザク」。(笑)要は「編隊の隅っこや、エースの後ろの方ぉーを飛んでいた(かもしれない)後続の雑魚戦闘機」ですか。

尾翼は「244戦隊」のマーキング。これは先の「五式戦」のお古。黒の防眩塗装はマスキングテープを剥がしたら、一緒に塗膜が剥げちゃいました。(笑)「剥げちょろ」が妙にリアルで面白いのでそのままにしてあります。この先どうなることやら...。
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2007年05月03日

三式/五式 川崎的迷宮

ト、トニー・ダンジョン!.....誰だそれ?(謎
いやいや、のっけから蟲湧いててどうもスイマソ。
今回の模型テーマは「ほじくる」というキーワードでひとつ。
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次なる1/48飛行機に「パイロットを乗せよう!」と勇みたち、ガリゴリ作っていたのが先々月〜先月の事。2体ほど完成しました。
これらの方々(どちらか)は「五式(空冷飛燕)」に搭載しようと思いましたが、あの時期は思いのほか手元に資料が無かった。でもって「ちょっと練習を兼ねて、飛燕(三式)を先にやっちまおう!」と、暫しの方向転換をしました。

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まあ、こんな感じでしょうかね。グラブ(手袋)を嵌めている離陸前シーンを想像してみました。首の向きがこっち向いているのは主翼基部に整備兵を一人配置したいから。風防は「五式戦」を購入するとしこたま不要なパーツとして着いてきますから、3分割に切り分け接着するつもり...。

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...で普通に組み込んだところ、取り立てて何とも味気が無かった。(笑) それで機体にポツポツと「鋲痕」を穿ってみました。「おおっ!割かしいいかなあ」と思ったら、この作業が...

終わらないんです。(爆笑)

モノサシをあてがい穿ってみましたが、気付かぬうちに曲がったりするんで、修正・修正の連続ですね。サフを吹きつけたのは鉛筆線のラインをあくまで見易くするため。穿つと穴の周囲のプラが盛り上がりますんで、その度毎にヤスリで擦り落とすと大方剥げちゃいました。穴も微粉末で埋まっちゃうんでも一度ホジクると...。雑は雑。(笑)点描(鋲)作業は何せはじめての経験。かなりのオーバースケールだし、痕間はフリハンだと1mm間隔が限界でと、熟練工ならぬ、不慣れな徴用工の惨めさを戦後62年目にして味わう事となりました。

まあノンビリ構えてますからいいんですけどね。ものはついでに排気管もピンバイスで穴かっぽじって、ほぐってみました。

塗装はまだ考えていません。何気に「震天制空隊」にしようかと思ったら、何でも「震天〜」は重量を軽減する為に、背後の防弾版をとっ外しているんだとか!しかも機体は「一型 丁」ですんで。(つづく)
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2006年05月14日

だ・か・ら、カァムバ〜ック ヒエ〜ン!

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先にUPしました「中島キ44二式戦闘機 鍾馗」と時を同じくして完成したプラモデルが、HASEGAWA 1/48「川崎キ61三式戦闘機 飛燕 T型 甲 “飛行第68戦隊”」です。
「鍾馗」の朴訥な男性的な魅力と打って変わって、この「飛燕」という機体はなんとも気品に溢れ洗練された女性的なプロポーションをしておりまして、本当に同じ国で開発された航空機(戦闘機)なのだろうか?と、甚だ頸を傾げてしまうわけなのです。これで完成した「飛燕」は、先に挙げた「I型 丙」と合わせて、弐機目になってしまいました。

正直ボクは、あまり実機の方は、今まで好きではありませんでした。先にも触れましたが、中島社の九七式戦闘機(キ27)〜一式戦闘機「隼」(キ43)〜二式戦闘機「鍾馗」(キ44)の辺りが好みなのですけど。でも今回、弐機目を制作して、つい“模型惚れ”してしまったのが、このスレンダーなデザインの「飛燕」なのです。

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以前も書きましたが、「三式戦闘機 飛燕」というのは、ドイツ・ダイムラーベンツDB601のコピー品である「ハ40 液冷式発動機」を装備した唯一の日本軍戦闘機でした。徹底的な空気抵抗の減少と重量軽減が図られたその機体は、昭和十八年六月、日本陸軍航空隊「三式戦闘機」として採用されました。

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ですが、“飛行第68戦隊”へは、前年の十二月からすでに供給が始められており、翌昭和十八年五〜六月にはすでにラバウルに進出しておったそうです。同隊はソロモン・ニューギニア方面へと転戦し、十九年七月頃には相次ぐ激戦に消耗しつつ、ついには戦力の大半を失って解隊されるまで、最前線で奮戦したそうです。
この模型は、その“飛行第68戦隊 第二中隊 所属機 ニューギニア島 1944”のマーキングを致しました。その塗装は、相次ぐ消耗戦にかなり痛めつけられて、煤けたようなイメージを意識しました。

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先の「鍾馗」を作っていた時に迷っていたのが、“斑(まだら)”迷彩でして。本当は「鍾馗」にこの有名な迷彩を施したかったのですが、結局「飛燕の方でも良かろう!」と、敢えて塗装に踏み切りました。小生の稚拙な塗装技術、その憤懣の捌け口を、一気にこの「飛燕」に求めてしまったわけですね〜。(笑)

どこまで「この美しい箱絵の魅力に近づけるか?」が、今回のテーマでございました。しかしHASEGAWA製品は、毎度この箱絵の素晴らしさに騙されて、同じキットばかり買うのですよ〜。(笑)

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で、今回“日の丸”と“踏むな”、“乗るな”、“さわるな”は、素直にデカールを使用しました。胴体に2本ほど白く跨る“外征部隊識別帯”と、黄色い“味方識別帯”は、マスキングの後、吹き付け塗装で塗りました。

飛行第68戦隊は「外征部隊」ですので、「長距離洋上飛行のシュチエーションもあるだろう」と「落下タンク」を翼下に装着しています。“味方識別帯”とは違う発色の“黄色”を用意しました。補給の行き届かない前線部隊に「同じ色調=色合いの物はなかろう」と、左右で「落下タンク」の色を違えてみましたが、あんまり意味なかったかなあ〜。(笑)

“スピナー”は「131 赤褐色」の指定色ですが、ポイントUPしたかったので、モンザ・レッドで塗りました。

...と、まあ今まで作った飛行機模型の、“塗装技術の集大成(中期決算的)”ぐらいの意気込みで取り組んだのですが、如何なモンでござりまひょうか?

あらっ!お呼びじゃないっ?こ・りゃまった失礼致しましたぁー!(笑)

引き続き画像を御楽しみください。(ペコリ)
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2006年02月11日

三式小咄

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そぉ〜ら、もうえらいこってっせ!腰が痛いので、日がな半日(午前中はお仕事)ただべろっと伸びていたわけぢゃござりませんで、別室をドドン!と設けちゃいました。お暇が御有りでございましたら、是非お立ち寄りくださいませませ。

ただし画像が大きいので、重いのなんのって...。ショージキ御免ちゃい。(滝汗)

肝心の模型の方は〜といいますと、日を改めまして、もっかいリベンジ致しますぞい。おのれ「飛燕」。侮り難し...。

三式小咄
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2006年02月05日

川崎三式戦闘機「飛燕」

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無事、青空セリ!」てな具合。
我が家の“サンマの三助”こと、1/48「三式戦闘機 飛燕」が完成しました。もう店頭にお輿入れしてしまいましたが、画像を撮影しておいたので本日UPに漕ぎつけました。ふぅ〜っ!
最後の研ぎ出しに失敗した箇所もありましたが(汗)今まで「飛燕」を作った事がなく、また“手のかかる子供ほど可愛い”の例えあり、まっぴら的には感無量であります。
ちなみにあげた画像のほとんどはフラッシュ撮影で臨んでおりますが、フラッシュをたかずに撮った画像も数点あり、個人的には気に入っております。フラッシュが機体に反射してハレーション...作為的に作った微妙な色彩や光沢がどっか吹っ飛んでしまうので、銀地の撮影は意外と難しかったです。
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「飛燕」はこの角度で眺めるのが好きです。機体下部の水/潤滑油冷却器がボコっと張り出して、お世辞にも美しいとは云い難い感もありますが、非常にいいスレンダーなナイス・バディだと思いました。制作当初、ダンダラ迷彩塗装で臨もうかと思っとりましたが、何か勿体無くなってしまい「飛行第244戦隊 そよかぜ隊 生野隊長搭乗機 調布飛行場 〜1945」を選びました。“銀地に赤白”、加えて“流星マーク”というのは、「ウルトラマン」のビートルのカラーリングやマーキングに通じるものがあり、妙に懐かしさを憶えました。

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当初、両翼に搭載が予定されていたホ5(一式20mm固定機関砲)はアメリカ・ブローニングの12.7mmを中央工業でコピーし半ば国産化したものだったそうですが、ショート・リコイル機能を取り入れた為に故障が続出し、また弾薬の完成の遅延から、実用化が遅れたそうです。このホ5の開発遅延の穴を埋めるが為に導入されたのが、独MG151/20 20mm機関砲(通称マウザー砲)なのだそうです。全長1.77m、重量42kg、初速762m/秒、毎分発射速度800発、有効射程距離850m。ただマウザー砲装備機は重量増大、空気抵抗の増大で速度や上昇力はいくぶん低下してしまったそうですね。
ちなみに模型の方のマウザー砲もなかなかの“泣かせ者”でして、見事にぶきっちょが炸裂してうっかり銃身を指で弾いて折っちゃいました。たははっ!(笑)


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2006年01月29日

ヒエ〜ン!カァムバ〜ック!

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往年の名画に引っ掛けて、つるつるとよく滑るダジャレをぶちかましている場合じゃございませんわよちょっとそこ行く御綺麗な奥さまぁ〜っ!第一、「飛燕」は艦爆(艦上爆撃機)じゃございませんのことよ。(違) 
由緒正しき「純国産戦闘機」でございます。
川崎 キ61 三式戦闘機 飛燕 I型 丙 “飛行第244戦隊”」です。1/48 ハセガワのキットでさぁ〜ね。
来月のUPに向けて模型の下ごしらえをしていたところ、余裕ブッチ、勢い余ってもう完成ま近になってしましたとさ。わはは!墨俣の一夜城みたい。へたっぴいな分際で生意気にも月産2機をやらかしてもうた。

三式戦闘機 飛燕」は液冷式発動機を装備した唯一の日本軍戦闘機でした。黒い鼻っ面の純国産柴犬“コロ助”達の中にあって、初めて洋夷のコリー犬“ラッシー”を目の当たりにしたような、奇異にして尖がらがった鼻っ先。宛ら“和製メッサー・シュミット”のような「ふふんっ!」的不敵な面構えをしております。異形の者...。(笑)
 
当時、川崎航空機で国産化が進められていたドイツ・ダイムラーベンツDB601(邦名 ハ40発動機)を搭載し、徹底的な空気抵抗の減少と重量軽減が図られたというその試作機は、最大速度591km/hを叩き出しました。(隼U型は515km/h) 更に改修を加えて、昭和18年、「三式戦闘機 飛燕」として制式採用されました。同年4月にはニューギニア戦線で本格的デヴュー。ソロモン、フィリピンなど南方方面で活躍しました。
〜ですが、優雅な機体のデザインとは裏腹に、整備の困難さ、取り分けハ40液冷発動機の不調や生産性の悪さに絶えず悩まされたそうです。仕方なく頭を「空冷複列星型ハ112−U」発動機に挿げ替え、切った貼ったした「五式戦」もこさえとりますね。

「I型 丙」は主翼内武装にドイツから800挺輸入したMG151/20 20mm機関砲(通称マウザー砲←“モーゼル”の英語読み。発音は“マオザー”かも知れません)を換装しました。昭和18年〜19年にかけて改修を受けた機体は総生産数3.159機中、388機に及びます。マウザー砲装備機は重量の増大、空気抵抗の増大で、速度や上昇力はいくぶん低下したそうですが、その搭載火力の攻撃力は敵大型機にたいして非常に効果が高かったそうですね。最後の花道となった本土防空戦においては、高空性能を生かし「超空の要塞」こと「B-29長距離戦略爆撃機」や艦載機の迎撃任務に駆り出されました。

キットにはその「飛行第244戦隊 そよかぜ隊 調布飛行場 〜1945」のデカールが2種用意されています。“縞模様”、“斑迷彩”といえば「飛燕」ならでは〜と思うのですが、今回は「生野隊長搭乗機」を選びました。斑の迷彩塗装は剥げちゃったんでしょうか?あるいはスピードを出すために、わざとぺりぺり剥がしちゃったんでしょうか?下地むき出しの銀ですね。日本刀、または槍の穂先のような“指でも斬りそうな”鋭利さを極力意識して、銀塗装を吹きつけています。ちなみにまっぴらは秋刀魚の刺身やしめ鯖など、ヒカリモノは大の苦手でしてねぇ〜。ですのでひっくり返して、見ないで夢中でむしゃむしゃ食べます。(笑)

しかしフムナ(踏むな)ノルナ(乗るな)サワルナ(さわるな)とぎょうさん細かいデカールばかり入っていて、貼っていてえらく肩が凝りますですな。(笑)今回、味方識別帯と白ベルトは吹きました。来月初旬〜中旬辺りには「青空(せいくう)せよ!」とばかり、完成・UPを目指します。乞うご期待!(次回へ颯爽と続く)

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posted by まっぴら at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三式小咄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする