2017年08月16日

五式中戦車(3)

【モケ・ログ】五式中戦車(2)

前回の投稿からわかるように、ここ2年間まったく模型に手を触れていない。スプレーワークREVO(2代目)の故障、25年間ご愛顧だった地元模型店の閉業、模型クラブの散会等...ボクはプラットフォームを無くしてしまった。老眼の更なる進行と指の不調で一切合切投げ出したかったけど、作りかけも捨てずに取っておいたのが今回のめっけもの。

久々に大型の夏季連休。ただ天候が不順で降り込められる機会が多く、一念発起して作りかけを始末してしまおうと思い立った。これはファイモ1/35『五式中戦車[チリ]』の続きである。

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ソ連戦車の様に大きく無造作に書かれた白文字を筆塗りフリーハンドで再現。接収した米陸軍のテクニカル・サービスの管轄のようだ。走行試験時(?)は前部泥除けが装着され、砲塔下部には白バンドが塗布。更には左車体側面にはチョーク書きだと思われる"89"の数字が読み取れる写真があるのだけど、時系列的にはよく分からないので、今回の塗装は同戦車の有名な写真を基に再現した。

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試験用プラットフォームゆえ歴戦の塗装を持ち込むのもどうかと思うけど、欧州戦役で半ば"超獣戯画"と化した独戦車体系の日本的解釈。年内はたぶん新規には腰を据えず、これら用意された無限軌道の上を彷徨い歩いているつもりである。

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2015年11月17日

五式中戦車(2)

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ファイモ1/35『五式中戦車[チリ]』続き。多少放置期間が長いのは、実車も模型も一緒かな?(実車は積載する大砲が間に合わない。)GHQに接収されてから(野外で)随分長い時間を経た汚しイメージ。車体(未処理)との色の兼ね合いもあるので。 基本色は褪色して枯れたイメージを狙ったのですが、錆垂れの赤味が殊の外映えすぎて、いささか血色の良い優良児のようで・・・(^^;

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古い模型の画像データを新規で撮り直し、ついっぷるにUPしました。


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2015年09月22日

五式中戦車(1)誤式ノ薦メ

今期と言うか?業務じゃないけど、もうそろそろ模型も本腰を入れないとまずいぞホントにまずい・・・
小型ビートルにかまけていたのが昨年の10月。1/35AFV『二式砲戦車[ホイ]』が8月でしたから、久しぶりの模型工作雑記になります。ファインモールドの『五式中戦車[チリ]』の工作を始めました。最近なかなか時間が取れなくて・・・とほほ。

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この鹵獲車輛は巨大に映りますが、実車スペックはX号戦車パンターと同クラス。欧州戦役で半ば"超獣戯画"と化した独戦車体系の日本的解釈。(四式中戦車[チト]より少し大きいのか) 下地の表面処理も(それまでの物に比べ)面積が広すぎて気が遠くなりそう・・・だなんて我ながら不甲斐無い。マイアームもブランクが怖い。

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前部泥除けは撤去。後部は炙ってガリガリ削り込み。工業用シンナーで車体表面を少し荒らしたぐらい。描きこんだところで、覘き込んでもほとんど見えないMっ気たっぷりの車内塗装↑ 試験用プラットフォームゆえ歴戦の塗装を持ち込むのもどうかと思うけど、煤っぽさ、OIL垂れなど各種試験で苛められた痕跡を描きました。

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迷った挙句、防盾を取っ払って板で塞いじゃった。試製五式七糎半戦車砲の試作砲は開発が間に合わなかったので、これでいいのだ。 "牙を折られた和豹"というような、歯が浮いてしまいそうな厨的解釈ではなく、人間(模様)を詰め込んだ溶接鋼鈑(八幡製鉄所製の35oプレスクェンチの防弾鋼鈑と言われている)の容器というようなイメージで進めたいと思います。

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2014年11月02日

11月に突入せよ!

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10/19(土)の横浜:かながわ県民センターで開催された『本家マルハマ模型展示会』。更には11/1(土)〜2(日)上尾市東武サロンで行われた市内老舗模型サークル『メルクールの会 模型作品展』と、模型鑑賞の行脚が続きました。ボクは元来出不精であまり出歩く事が好きではないので、両展示会は大変いい刺激となりました。心象風景はほぼ模型ばかりだったな・・・(メルクールの会の模様はmixiのフォトアルバムの方に画像を大量UPしてあります。

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先だっての『飛行艇ファルコ』を作り終え、『小型ビートル』もようやく形になりました。電飾はほぼ予定通りの仕上がりでしたが、基礎工作が稚拙なため、模型として致命的な欠陥を抱え込んだまま、後半かなりの力技で押さえ込んだごり押しの感があって、自己評価は40点ぐらいだろうか?元来AFVを核とした日本帝国陸軍という鬼胎のコンテンツ=模型工作ばかり手がけてきたけど、ここに来て(食傷し)大きく転換点を迎えているのかもしれない。

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年内「あと何をどこまで手掛けられるか?」分かりませんが、仕事の密度と年賀状の画像制作&家事雑用諸々と相談しながら・・・この時点でかなり気萎えしているんですが、師走に向けて頑張ろうかと思います・・・と日記には書いておこう。(苦笑

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2014年10月05日

10月の流星

10月に突入しましたが、特別変わった話はありません。先月と比較して仕事だけはかなり忙しくなりましたね。模型の1/72『飛行艇ファルコ』は、概ね塗装が終わりましたが、クリヤーがけの段階で待機中・・・というより、休みの日はどういうわけだか?不思議と天気が悪いもので。日頃の行いが悪いんでしょうか?

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この間にポチポチ『ウルトラマン』に登場する『小型ビートル』を仕込んでおりましたが、珍しく電飾がやりたくなり、LED、光学繊維、コイン電池の電池BOXを探し回る日々。家電量販店でも模型屋でも電材関係は流通経路が違うせいか、なかなか見つかりませんで、ハンズさんのお世話になり、取り寄せ・取り寄せでようやく探し集めました。

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レンタルしてきた『ウルトラマン』DVD『噴煙突破せよ』映像を頼りに、凸モールドの塗装。

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コクピットにハセガワのハインド-A搭乗員から改造した科特隊隊員(超懐かしー!)2名を乗せました。肩当とネクタイはパテ。素体が小さい(背後は10円玉)ので加工が大変でした。

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更に計器盤・モジュール等に0.6φの孔を穿ち、0.5oの光ファイバーを通し、熱収縮チューブで束ねて光らしてみました。(別回路で点滅球も用意してあるので、チカチカ光る箇所もある。) 白色LEDだと少し明る過ぎましたね。かと言ってムギ球ですと黄色い・・・昭和の裸電球色(笑)1/72において再現不可と思っていた科特隊員ヘルメットのクリヤーのバイザーに二次光沢が反射すると、鳥肌が立つほど感動いたしました。

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この効果に気を良くしてつい調子に乗り、この機は航空機なのか?ロケットなのか?一応航空機という解釈に準じて(笑)翼端灯と尾灯、衝突防止灯といったものをつけてみました。右翼端:緑,左翼端:赤,尾部:白の予定。機首レドームは乳白の透明で(おそらく撮影に使われた操演模型には塩ビ材が使われていると思われる)ここにも黄色い照明が灯りますので、内部のデッチアップを含めていろいろ妄想しているところ。気色ばんでハードウェアたる戦車を作っていた時とは違い、癒しの模型ライフです。遊び方が少しだけ変わりました。

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2014年09月10日

飛行艇ファルコ

日本軍戦車ばかり作っておりましたが、いささかの食傷気味。普段疲れて仕事から帰ってきますと、机の上に広げられた国防色=枯草色に塗りたくられた物体を見ますと流石にゲンナリします。それでアニメ『未来少年コナン』に登場したアオシマさんの1/72『飛行艇ファルコ』をついつい購入してしまいました。少し明るい色調の物が作りたい。目先が変わっていいんじゃないか?と。

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出目金のようなフォルム。1/72でも意外と大きい機体です。今回2階建てコクピットだったと初めて知りました。宮崎メカ(主に飛行機関連)にはあまり関心がありませんでしたが、しばらくは楽しめるかな?

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2014年08月05日

枯草色迷宮・・・

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久しぶりの完成品。春先からダラダラとか細い工作を続けていたファイン1/35『三式中戦車[チヌ]長砲身型』と『二式砲戦車[ホイ]』がようやく完成。ついっぷるやmixiフォトに画像をばらまいています。『二式砲戦車』は現存する写真二枚(米軍接収後)を頼りに、極力忠実に再現してみたつもり。

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ンコガエル色。メーカーの指定塗料はなんとも血色の悪そうな色合い。それにしても暑くて貧血起こして倒れそうです。非常にお見苦しいだらしない運営をご勘弁くださいまし。(苦笑)

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2014年04月27日

枯草色疾風録

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模型制作の成り行き上、ファイン1/35『二式砲戦車[ホイ]』を購入しました。主力戦車を火力支援するW号戦車短砲身型のような性格ですが、開発に関しては遅延に遅延を重ねて実用段階に達した戦車。成型炸薬弾[タ弾]を用いての対戦車戦闘を有用視され、昭和十九年から30輌ばかりが生産されましたが、本土決戦用に内地に温存化されたまま敗戦を迎えたようです。日本戦車らしからぬ砲塔形状・・・仮に東欧諸国辺りに揺らぎ出ても遜色が無さそうな雰囲気が漂います。

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そういえば先月末購入した『三式中戦車[チヌ]長砲身型』を下地作りにやっきになっていて、先週あたりから本格的に塗り始めました。今回塗料は調合せず市販の枯草色を使用。バーチド・グラスは模型殺しの色とは自論。枯れた味わいと言うより泥粘土のような色になってしまう。変化をつけたいが為に、油絵具を今回始めて導入してみましたが、模型塗料とは違い揮発で乾く画材ではないだけに大苦戦しています。速乾性のペインティング・オイルとゲル・メディウムを買ってくれば良かった!しかし艶やかさの欠如した基本塗装の中に、逼迫した戦局に立ち向かわざる負えない鬼気迫る気迫を感じます。


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2014年03月30日

三式砲戦車(2)散式軍事衝突

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ファインモールドの『三式砲戦車[ホニV](現在生産休止中)』の塗装に取り掛かり早くもひと月・・・。少々絵仕事が飛び込みまして、まだ完成には到りません。(恥 やっと砲盾が付きました。覆工板を意識した赤錆色が殊の外、悪化の一途を辿る戦局・・・逼迫感を演出してくれるといいんですが、彩度的にはどうも関西系某芸術大学的な主張の強い色合いで。(笑) 終戦後は大急ぎで解体し、橋梁の補修資材やコンクリに埋め込む基礎石としてすぐ転用されそうな終末的雰囲気が醸し出せればよいかと思っています。

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盾が先か?矛が先か?増税前に押さえるだけ押さえておこうと、同メーカーの『三式中戦車[チヌ]長砲身型』を注文し、これを購入しました。これは逼迫した戦局の悪化の中、四式中戦車[チト]の完成、部隊配備が間に合わぬため、三式中戦車[チヌ]に五式七糎半戦車砲(長)U型の搭載を目論んだ折衷案からペーパープラン化された戦車だそうで、現実には存在しませんでした。オーバースペックな搭載砲の打撃力に先鋭化し、頭デッカチ気味の砲塔がより一層大型化。肝心な運用〜その脆弱とも思える足回りに相当負担がかかったのではないでしょうか? 仮に外征であれ内地であれ、戦場におけるサバイビリティはかなり疑問を感じます。

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箱絵の本土防衛における帝都対決、崩壊しつつある国会議事堂の絵面が非常に鬼気迫るものがある。しかしながらメーカーさん、せっかくの「大人の社会科見学シリーズ」がありながら、なぜ『愛知県庁 本庁舎』にせなんだか?ここばかりはいささかの疑問が深く残った。同メーカーの五式も面白そうですね。(震える声


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2014年03月16日

三式砲戦車(1)

模型展示会も一段落してなんとなく虚脱。その怠惰はブログ更新に及ぶ。(笑) 啓蟄を過ぎ模型工作を再開しましたが、ファインさんの『三式砲戦車[ホニV]』を始めました。購入は昨年の3月ですから、ちょうど今ぐらいの季節。ブロックバスターのような安値で購入した物件。箱が蛍光灯焼けしちゃってて褪色してしまい妙に白っぽい。どこかの模型屋が店仕舞いした際、問屋が引き取った物なんだろうな...。

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実車は約60輌〜100輌ほど作ったみたいですけど、あまり写真資料がありません。塗装においては(作例もあまり見ない事から)完成予想がつき辛い砲戦車。戦場に揺らぎ出さないだけメッケモノの試験的性格の色濃い車輛だと思うんですが、模型においても消費の側面で昇華されなかった車輛だけに、妙に肩を落としたような残念感が付き纏う砲戦車です。模型の日本機甲の中ではかなり不人気な車輛だと思いますね。(笑) 7角形の密閉式戦闘室。九〇式野砲を改造した三式七糎半戦車砲II型を搭載した和製マーダーみたいなものかな?砲弾の大型化からか?近接戦闘用の前方機銃が無いのは日本の砲戦車の特徴。ハルダウンやダグイン、偽装してタレットダウンといった戦術が主かも知れない。

自走砲は砲兵の管理下でしたが、戦車部隊が装備する際は“砲戦車”と呼称を改め、軍事行政上の諸問題を回避するそうです。元は牽引力のある体格の軍馬の確保と主要幹線道路が貧弱なため、砲の移送は自走砲化に拍車がかかります。試作は多かったそうですが、そのほとんどは計画で終わったそうです。

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男前にして成仏させてあげましょう。以前制作した『三式中戦車[チヌ]』は新型戦車(四式)登場までのギャップを埋めるための戦車。対戦車戦闘を意識してるけど、やはり火砲の面から見ると後方からの支援射撃にしか使えないんじゃないかと思うんだけどね。)と同じ塗料を使い、ド鉄の覆工板を意識した赤錆プライマーの分だけ酸味の強そうな味濃い塗装としてみました。終末的な印象は醸し出せるでしょうか?これから本格的な汚し処理です。

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2014年01月08日

キーウィ・コマンダー

模型話の続き。イタレリの『『巡航戦車クルセーダーМk.V』を補修しながらこの年明けは過ごしておりましたが、エル・アラメイン戦における第9機甲旅団/第2ニュージーランド歩兵師団 第3軽騎兵連隊 A中隊をマーキングとしたことから、皆目装備不明なオーストラリア軍を吹っ飛ばして、ニュージランド兵を作らなければならなくなりました。

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KITはマスター・ボックス社製の『LRDG in North Africa』、ベースはターバン兵ですが、改造は首の挿げ替えに留めました。豪州兵風味のテンガロン・ハット・・・正式名称はなんだったっけ?帽子のつばの縁に蠅避けなどがよくぶら下がってるやつ。そのような物を流用。まあ戦車兵は基本、英軍仕込みのベレー帽なんでしょうけど、そこは郷土愛、故国愛のなせる業。雰囲気物だと変な説得力。(笑)

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2013年12月26日

女王陛下の十字軍

このところ“リビアン・フィーバー(アフリカ熱)”が再燃しました。『歩兵戦車マチルダ Мk.V』と時を同じくして、購入後四半世紀程ストックされまったく手を付けなかったイタレリの『巡航戦車クルセーダーМk.V』を組み立て・塗装してしまいました。こちらの方が先に仕上がりそうです。昔、模型書籍の作例で見かけたエル・アラメイン戦における第9機甲旅団/第2ニュージーランド歩兵師団 第3軽騎兵連隊 A中隊にしようかと思い立ちました。しかし実際の使用例はワンスペック落ちたМk.Uのようなので、Мk.Vが配備されていたのかは確認できませんでした。(中核である第8軍でさえMk.Uの配備数の方が多い) 新型のMk.Vは1942年10月のエル・アラメイン戦の直前に戦車連隊に配備されたようなので、いささかフェイク色が強いかな?

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本来はデザートサンドにダークグリーン(ミドル・ブロンズ・グリーン?)の雲型迷彩のようですが、稀にブラックで迷彩が施された車輛もあったようなので、黒に置き換えて塗装してみました。イタレリの塗装参考図はあまり意識しませんでした。中央三個の転輪が濃い色で塗られているのは、遠距離で敵に装輪車と誤認させる効果を狙ったもの。黒マスクですと映画『キック・アス』の“ヒット・ガール”をふと連想します。(笑)
1941〜42年に工場から出庫させたクルセーダーは、カーキ・ブラウンや砂漠戦用のサンド色に塗られていたそうですが、これらはブラックやダークグリーンで不定形迷彩が施されたそうです。後塗りの応急処置の塗膜は、戦地の強い日光照射による褪せや、激しい砂嵐に叩かれ、コンパウンド効果からさぞや盛大に剥離した事でしょう。

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 昔のキットゆえにデカールは経年劣化でほとんど駄目になっていましたので、マーキングはヴァーリンデン・プロダクツのデカール・シート(ドライプリント)から、クリア・デカールに転写。(これはこれでいろいろ問題は起りましたが。笑)

今、装備品をいろいろチョイスしては練り始めたところです。年明けに何かしらフィギュアを探してきて乗せようかと思っています。また工作途上の『歩兵戦車マチルダ Мk.V』もなんとか片付けて、例年ゲスト展示でお邪魔している2月の三鷹ММC展示会に間に合えば良いかと・・・そんな腹積もりです。

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2013年11月27日

歩兵戦車 Mk.V マチルダ(1)

「マチルダ」なのに、背後の酒瓶が「バランタイン」とは是如何に?(笑

またもやの事になりますが、TAMIYAさんの新しい『歩兵戦車マチルダ』を作っています。 作例は多いんですが、リハビリを兼ね極めてスタンダードに「第42英国戦車連隊 第1機甲師団 1941年 北アフリカ仕様」。

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結局、白・赤の帯はデカールを使わずにマスキングして吹いてしまいました。

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今日はキューポラ横のライトのデティールアップ工作で、1日が終わってしまった・・・ 。

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夕刻より東京とんこつとんとらで、こってり正油(醤油ではない)ラーメン&ライスを食べてきました。お腹が苦しい・・・本来寝酒であるバランタインは今夜はやめておこう・・・
 
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2013年07月24日

四式チト神話大系(1)

このところ臥せ入りがちだった母親も、おかげさまで幾分健康を取り戻したようで、ようやく趣味毎に割ける時間が復活しそうな気配。そんな矢先にcyber-hobby(Dragon)の『特二式内火艇』を購入しました。海上浮航形態のフロート付きというのが嬉しい。ただ取り組むにしてもそれ以前のお手付き品が群れ成して放置状態・未完成であることから、そちらをまず片づけなければいけない。この新製品は取りあえずは泣く泣く引っ込めざる負えません。

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昨年から引き続くとすると『四式中戦車[チト]』は、これで四台目。(驚) 静岡テレビ制作のドキュメンタリー番組『幻の戦車』の影響も大。

http://mappiragomen.seesaa.net/article/293205517.html
http://mappiragomen.seesaa.net/article/307934390.html
http://8823.teacup.com/madpilla/bbs/751

前回とは趣向を変えまして、戦場まんがの『鉄の墓標』の劇中登場する四式中戦車:チェドウィン河畔仕様に可能な限り近づけてみようかと思いました。R(アール)をつけ鋳造表面を荒らした砲塔を車体中央の芯々に大きく移動し、OVMは全て撤去、アンテナポストは砲塔上面に移(新)設、車体前部、機関室後部のモールド埋めなどなど小改造。でも松本先生だったら、カラー原稿上の四式中戦車は、発色の悪い枯草色では塗らなかっただろうなあ・・・と。

コミック「鉄の墓標」(2005年11月27日) http://mappiragomen.seesaa.net/article/9858279.html

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制作意欲が萎える色ですねえ・・・枯草色・・・(溜息) 二色迷彩の予定でアウトラインを鉛筆で書いたところ。ENDが漫画同様、霧に包まれさっぱり見えません。未完という無限軌道の上を未来永劫さまよい続けるかも・・・(続く)
posted by まっぴら at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | モケ・ログ(模型log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月11日

イレギュラー・タンク

自分としても珍しい事に、陸上自衛隊の戦車模型を購入。タミヤの74式戦車(冬季装備)。心情的には古めかしいデザインが好きなので最新の10式よりは鍋を引っ繰り返したような砲塔の61式戦車の方が好みなのだけど、74式ももう装備としては古参のカテゴリーに入ってしまったようだ。購入の理由として(今更ながら)箱絵の“お世辞にも綺麗とは言い難い”冬季迷彩に憧れた。どのタイミングでお手付きしようかと楽しみにしているのだが、このところ未完成品がやたら累積している関係で、まだかなり先の話かと。ボクにとって「現用は鬼門筋」なのは、カラー資料が充実し過ぎていて、想像が入り込む余地が極めて無い事。非常に作り辛いし、見識者、眼が肥えた方も多い事から。

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趣味模型も先年より同じ配合の塗料で似たような塗装ばかりしていたから、色彩的に流石に飽きが来た。目先が変わるかと思って三式中戦車を買って作ったけど、四式中戦車制作以降、塗装作業が毎度ルーチンワークなので自分的には面白み、かつ満足のできる仕上がりの物では無かった。

ゆえもう一台購入。作例をいろいろ見ていたのだが、土浦に現存している実物の三式中戦車は戦後の昭和〜平成と年代毎にいく度かリペイントされているようで、その中で最も風変りな迷彩例を再現してみようかと思った次第。(現在展示中の車輛はこの塗装の上に更に単色塗装された物のようである。)あまり他人のやらない事をやらなければ(笑)

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グリーンをベースとして茶系(ODではなくマホガニー)、更にはホワイトの進行方向欺瞞帯(?)が蛇行するこの迷彩塗装をいろいろ調べてみたが、NET上には参考となる画像は皆無。昔の書籍に唯一二枚ばかり確認できた。たぶん模型好きや絵心のある人間(この場合自衛隊の関係者方なんだろうけど)が塗るわけではないので、出来る限り素人っぽさを演出しなければならない。ですから出来上がりが自分でも予想が経たずおっかないのであります。出来栄えは周囲にソッポ向かれるかもしれないけど、色彩的には少々羽目を外してみたいな。現在は車体に白帯を置いた段階。これからマホガニー塗装。
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2013年04月17日

ヴィッカース・クロスレイM25四輪装甲車

単に掲示板のネタ的に終わってしまったPIT-ROADさんの『日本海軍陸戦隊 ヴィッカース・クロスレイM25四輪装甲車』の話題を一席。ブログで取り上げるのをすっかり忘れていたのです。鏡餅のような御饅銃塔の微笑ましさ。年明け前後に上海海軍特別陸戦隊仕様として制作しました。

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塗装絵図にあるように定説化してしまった軍艦色...。確かに英国に現存するヴィッカース・クロスレイはライトグレーなんですが、参考にした上海事変時の資料写真を見る限りでは、あまりに表面の黒っぽさに「違うのではなかろうか・・・?」

ゆえ有識者・考証家の一部で取沙汰されている海軍褐色...この場合、赤褐色をベースとしてみたんですが、ひょっとしたら戦前の工業規格色である「ぶどう1号(RGBでいう(53, 39, 29))」か!と思い当ったのでした。言わずと知れた電気機関車、ディーゼル機関車・電車等に用いられた茶系色ですね。信憑性はありませんが、こういう模型的作例があっても面白いのではなかろうか?と。

塗装的には(悩みどころですが)、一定の工業水準を要した車輛ということで、今回は表面に艶をつけてみました。その心象的色彩は機関車というよりも幼児期に虫篭の中で飼っていた甲虫のようですね。

ほぼキットの素組みですのでデティールUPは特別しませんが、投光器をSAKATSUの金属ヘッドライト。実車資料では確認できませんが、ヴィッカース重機関銃の銃身、銃口覆を取り付けるための鎖(エッチング)を垂らしてみました。どうでっしゃろか?

【要参考】http://www.youtube.com/watch?v=rzR7OkChn0o
posted by まっぴら at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | モケ・ログ(模型log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月13日

三式中戦車[チヌ]


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久々の模型log。ファイン1/35 三式中戦車[チヌ]がようやく完成。本来は四式中戦車[チト]に取り組んでいたのだけど、昨年からほぼ半年がかりで同じ物ばかり三台(!)も作っていると流石に飽きも来る。ちょうどそんな頃にガルパン商品として発売されたキットを購入し、アリクイさんチーム仕様で作らずに、終戦後、進駐軍の集積場に集められたと思われる資料写真と照らし合わせながら制作した次第。(反対側は想像)

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資料写真では砲塔後部側面は所属等を秘匿するためマーキングでも掻き崩したのかなあ...?
一応愚考してそのように再現してみた。

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http://p.twipple.jp/Mhcrk

昭和十九年に臨時開発された決戦兵器でありますが、既存兵器を寄せ集めた急造感が漂い、発売当初はあまり関心が湧かなかった。机上と己が脳内のみで通用するプランを練る陸軍高級官僚のようなひどく頭でっかちなシルエット。

搭載した九〇式野砲は説明書にあるように紐引っ張って射撃する砲ですから、機甲部隊の歩戦協同戦術等に照らし合わせると、速度に任せ躍進する穿貫目的の戦車と言うよりは、橋頭堡や掩蓋陣地撲滅等に威力を発揮するような砲戦車や機動砲兵に限りなく近いソヴィエトのKVU重戦車のような性格だったんじゃなかろうか?・・・と妄想する今日この頃。もっとも仮想戦域を本土と想定した局地戦でありますから、戦術は待ち伏せ攻撃が主だと思うのだけど...。

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2012年12月16日

四式晩冬

鋭意塗装中の四式中戦車[チト]...その『量産型』は生産性向上のペーパー・プランでありましたので、多少、私家ないし俺的自己解釈を取り入れるのも一興かと思い、小改造。同じような形状の戦車模型が3台あると流石に厭きるため。

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まず砲塔上側面周囲の白線は、比島戦(戦七・松岡隊)を参考とし、指揮班車を意識。日本軍戦車は幹部搭乗主義ですので、優良装備は戦車隊指揮官に優先的に支給されたであろうと。故の無線装備。
頭を悩ませましたが、今回は車輛番号や中隊マークは敢えて用意しませんでした。

垂直に切り立った車体機関室後部は、九七改〜一式よろしく雑具箱を設置。幅が違うため安易な移植が出来ず、5oプラ角棒を数本接着しこれを加工。そちらに牽引鋼索&取付支持架を一組(二組では過剰なような気がする)装着。機関室点検ハッチ上面の取付支持架の複列配置は割愛。装着孔はパテ埋め。

この処置により、排煙機が乗る後部泥除けは寸詰まりとなるため、5oほど後方に突き出す形で延長しバランスを整えました。
牽引用ロングシャックル・ナンバープレート・三色信号灯はタミヤ・チハより移植。

(※)雑具箱装着で後方に延長したかった理由は、跨乗歩兵を乗せる足場面積を確保したかった事にもよる。昭和十九年に編纂された『対戦車戦闘ノ参考』では、サイパン島陥落以降の戦闘要領は空爆による損害を軽微とする狙いで車輛少数による前線への浸透と、対戦車肉薄攻撃班(工兵)との歩戦協同が戦技として取り入れられた為。


車体側面のアンテナポストは、出来る事なら砲塔に装着したかったです。アンテナは極細ピアノ線。小旗・風向観測用の吹き流しが欲しいところ。装着例をあまり見ないので半ば過剰装備気味の対空機銃(九七式七.七粍車載重機)は、あくまで雰囲気ものの搭載ですね。何やら日本戦車らしからぬ・・・

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2012年11月29日

四式孟冬



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四式耐久レース。夏休みの宿題工作をまだやってるという。ようやく『四式中戦車[チト]量産型』の塗装に着手し始めました。半ば架空車輛ですので、塗装は一考ですね。

仮兵器迷彩要領の四季基本迷彩に基づいて、三色塗装を始めてみたものの、面積比の取り方が非常に難しい。今までチハやハ号は幾度か手がけたものの、こんな表面積の広い大きな日本戦車は初めてだからやり辛い。

仮兵器迷彩要領は、四方から見て土草色(50%)土地色(35%)枯草色(15%)の黄金律。

四季基本迷彩は春夏季用ではないので、秋口の景観に合うように草色(緑色)は排除。土草色を使わず、基本色はイエローが強めな自家製。土地色は使わず(物資欠乏を鑑みて)今回は錆止め(赤錆)プライマーとも思える艦底色で行ってみました。戦後集積場に集められた三式中戦車群の資料写真を参考にしましたが、各色迷彩は案外込み入った蛇行をしない方が急造兵器と言うような逼迫感が出るのではなかろうか?色合いだけではまるでドイツ戦車の様です。どうやったら日本戦車らしく見えるのかな?

炭素の含有量の低そうな鋼鈑を意識して、チッピングや浮き錆び処理をしていますが、くど過ぎてこのままでは歴戦車輛のようになってしまいます。日本戦車の場合、錆処理よりもむしろ未舗装・不整地移動による土埃塗れの処理に重点を置いた方が、資料写真のあるが如くそれらしく演出できるかもしれません。早く終わらせて新製品の『八九式中戦車甲型』に取り掛かりたい。(苦笑)

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2012年09月19日

四式の晩夏

あの茹だるような暑さの火照りと夏の疲れを引き摺って...8月中に1台完成させるつもりで、グズグズしていたら、もう9月も半ば。拙掲示板にもポツポツ語っていますが久々のマイ・フィーバー。ファインモールド1/35『四式中戦車』の工作作業に相変わらず勤しんでいます。同一の車輛でありますが、2台目は[米軍鹵獲車輛 日本本土関東地方 昭和20年]。進駐G.I.の手による落書きデカールを貼り、一次艶消し作業まで。南洋でブリキで小ぶりな戦車ばかり相手にしていた米軍も、この戦車を鹵獲した時はさぞや驚いたに違いない。

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戦場まんが『鉄の墓標』の影響で、どうも英軍М4とばかり撃ち合ってるイメージが付いてまわりますが、正面装甲厚や鋳造砲塔を見てますと
明らかにドイツ側から齎されたであろうKV-Tの情報を参考にしている気がしてなりません。しかしながら構造をよく観察してみると、やはり車体正面・点検ハッチの位置やら防盾・砲耳部の脆弱性など実戦環境には明らかに不向きな作り。幾重にも経験工学が培われていないわけだから。
模型的にはメーカー指定の枯草色というのに今ふたつぐらい首を傾げざる負えない事から、ミドルストーン色をほぼベースにしています。まあここいら辺は個人的なイメージ重視で。(笑) ボサ埃が舞う中に置き去られたようなイメージ...。

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猪鼻湖に水没処分された1号車とは別に、この2号車はアバディーンまで運ばれて兵器試験場の露と消えたのか?輸送船もろとも海の藻屑となり果てたのか?その数奇な運命に、いささかな浪漫すら覚えます。完成まであと少し...。しかしこのところ老眼が入ってきたので、細かい作業が難儀だなあ。
posted by まっぴら at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | モケ・ログ(模型log) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする