こんな製品がまた出回っているそうでして。憧憬から「戦艦三笠」を素通りして、思わずこっちに飛びついてしまいました。「三笠」が実に2隻も買える値段でありましたが、悔い無しっ!ってかもうほとんどビョーキ!だからしょーがないって諦めました。
「STURMRUGER SUPER BLACKHAWK MAXI
スタームルーガー・スーパーブラックホーク・マキシ ブラックHW・7.5inch」8mmBB弾を飛ばすマルシン工業のガスガンですね。
その昔、劇画の「ドーベルマン刑事」...。、所謂「
ドゴォーン!」って発砲音で世に名を知らしめた44MAGNAM・リヴォルバーです。(こちらは10.5inch)当時いち早くモデルガンを発売したのは国際工業(コクサイ)だった覚えがあります。小学生だったワタシには“高嶺の花”でしてね。おもちゃ屋のショーウインドウにたかって厭きるほど眺めていては、はたきを持った店のオヤジに「しっしっ!」と追い払われた記憶がありますですよ。「ダーティー・ハリー」やスチュアート・ホイットマンの「ビッグマグナム77」などの映画の影響で、威力の強い銃弾“44MAGNAM”は幼い私等でも知っていたけれど、「
スーパーブラックホーク」は「S&W M29 44MAGNAM」などに代表される機能“ダヴォアクション・リヴォルバー”ではなくて、「西部を征服した銃」と評される「コルト・S・A・A 45」の流れを汲む、古き良き“シングル・アクション・リヴォルバー”なのでした。要するに「
スーパーブラックホーク」は「コルト・S・A・A 45」の現代版なわけですね。後継者でありながらもどこか「サタデー・ナイト・スペシャル(一夜限り拳銃=廉価版・粗悪品)」的な手暗がり感が漂うこの「
スタームルーガー・スーパーブラックホーク・マキシ」を今回は取り上げてみたくなりました。(正しくはガスガンですので、機構は「前撃針」ではありません。)
実銃の話ですと、「コルト・S・A・A 45」は現在に在っても市場では絶大な人気を誇るわけですが、発表されたのが何せ“1873年”なので基本設計自体が古く、ブラック・パウダー=黒色火薬も現在では無煙火薬に取って代わっているわけですから、安全性やコスト高の関係でもうほとんど国宝クラス。ないし投資家などリッチマンズの対象になっているわけですわ。
アメリカはおろか海外へも多くの製品を輸出するスタームルーガー社は、「安価で頑丈な製品」が売り口上な会社ですんで、新しい時代のニーズに合った「コルト・S・A・A 45」を模倣しようとしたんですね。当初「ブラックホーク」って製品を発売したんですが、ただ単に従来のシングル・アクション・リヴォルバーを大口径化しただけの物なので、安全性・信頼性において著しく配慮が欠けた。そこで新しいニューフレームを開発し、シングル・アクションとしては始めての安全機構を組み込んだ「
スーパーブラックホーク」を発売したんだそうです。
あちらさんのゴロツキ・バイカーどもは、よく自分を“古き良き開拓時代のカウボーイ”に置き換えて、しばしロマンやノスタルジーに浸るんだそうな。映画「イージー・ライダー」のような最後を迎えたくなければ「
自分の身は自分で守るしかない」。往年のカウボーイの腰ホルスターには「コルト・S・A・A 45」。実銃は“国宝級”なので、当然の事ながらヤクザな彼等には買う金はなしと...。この為、安価でタフな構造を持つ「
スタームルーガー・スーパーブラックホーク」は爆発的に売れたんだそうですね。映画「ハーレー・ダヴィッドソン&マルボロ・マン」の“ハーレー(ミッキー・ローク)”の選択眼はあながち間違いではないのです。ただし彼が劇中デンバーで途中下車して手に入れた「スーパーブラックホーク」は“改”(コンヴァージョン)。使用弾薬“454MAGNAM”は44MAGNAMの約2倍の推力を誇るそうですが、これはなんでも黒色火薬を無煙火薬にすると通常の1/2のパウダー量で済むところ、「銃本体が頑丈なんだから、じゃあその無煙火薬の量を通常の2倍強詰めん込んじゃえ!」って馬鹿な事考えるアメリカジンが居たんだそうな〜。正しくは
FreedomArms社の「
カスール」と呼ばれる“ニンゲンが手で撃てる限界を追求した”という天上天下唯我独尊マグナム(バカ)メーカーなのでした。(笑)
ところでタカチ。早く夏休みの宿題やっちゃえよ。遊んでばかりいると肉付きのいいお尻撃っちゃうぞぱんぱん...と、この夏やたらにトリッガーハッピー症気味のオヤジなのでありました。