2017年07月17日

ジョージ・A・ロメロ氏の訃報

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前記事を草稿中に、マスター・オブ・ザ・ホラー:ジョージ・A・ロメロ監督の訃報に接しました。病名:肺がん。御年:77歳。謹んで哀悼の意を表します。

カナダにて次回作『ロード・オブ・ザ・デッド』を企画中。彼のTwitterアカウントにはアメリカ独立記念日を祝うツイートが残されていた。R.I.P

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2014年01月05日

『ゾンビ』製作35周年記念究極版ブルーレイBOX

正月にNHK-BSプレミアムでマット・ディロン主演の『ボーン』3部作を一挙放映していた。ぼんやり観ていたら非常に面白かったので、近所のタワレコにDVDを購入しに行ったところ、店頭在庫を偶然見かけてしまったのです。
『ゾンビ』製作35周年記念究極版ブルーレイBOX』!生憎持ち合わせが乏しかったので、その場を後にしましたが、本日晴れて購入。大事に小脇に抱えて(AR15を持って縦横無尽に走り回りたくなる欲求を押さえて)モール内をしばし徘徊。内なる火照りを冷まさんと、寒風に晒されながら帰宅なう。また本日はこの映画そっくりの空模様なんだ。非常に嬉しかったのです。

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まずずっと見たかった『ダリオ・アルジェント監修版』を日本語吹替音声で楽しむ。木曜洋画で放映版(深沢哲也版(俗にサスペリア版)ではなく、後年の河野基比古版)とところどころ違うようだけど・・・というより、TV放映の際、カットされていたシーンの追加収録が2010年に行われたようで、主要キャストの追加収録部分は、フラン/宗形智子さん→林真理花さん、スティーブン/津嘉山正種さん→森田順平さんが声を当てておられるんだとか。ブルーレイで見ると鮮明な映像ですねえ。しばらくはこの作品周辺を楽しんでいるであろうと。

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2011年05月28日

DVD「ゾンビランド」

元はアンジェイ・ワイダ監督の「カティンの森」をレンタルしに行き、つい評判に負けてこちらを借りてしまいました。(恥
ルーベン・フライシャー監督作品、「ゾンビランド」。スペインのシッチェス・カタロニア映画祭において、観客賞を受賞した痛快エンタテインメント・ホラーです。

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ウイルスで国民の大半がゾンビになったしょうも無いステーツ。偶然知り合った4人のしょうも無い男女が、ゾンビが居ないと噂されているロサンジェルス郊外の遊園地:パシフィックランドを目指して決死のサバイバルを繰り広げるというしょうも無しの内容。ゾンビと戦い生き残るために 自らに「32」のルールを架することによって生き延びてきたヒッキーの青年コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)と、蝶野化が著しくプライベートと役作りのボーダーが見極めづらいタラハシー(ウディ・ハレルソン)。往年の西部劇TV「拳銃無宿」のマックイーンを模倣したのか?ランダル銃を振り回しております。また大好物で常に捜し求めているお菓子:トゥインキーなど、案外演技といわず自然体なのではなかろうか?(笑) 男を手玉に取るしたたかな処世術を身に付けた美人詐欺師姉妹:ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)も、なかなかの好印象であります。

主演のジェシー・アイゼンバーグ(映画「ソーシャル・ネットワーク」では第83回アカデミー賞・主演男優賞にノミネート!)と、子役のアビゲイル・ブレスリンは、共にM・ナイト・シャマラン監督作品に登場している実力派なんですね。ゾンビよりピエロが苦手のコロンバスでしたが、トリヴュアとしてジェシー・アイゼンバーグの実母が道化師出身だったそうで(笑)なるほど納得!



また主人公一行がビバリーヒルズで立ち寄るスーパースターの豪邸の住人を「ゴーストバスターズ」「ブロークン・フラワーズ」のビル・マーレイが本人役でサプライズ出演しているのが面白かった。終末観を払拭したポップコーン・ムーヴィー、何よりストーリーも分かりやすいし、ゴア・シーンもほぼ皆無なので、ホラー苦手の人も楽しめるのではなかろうか?今までのゾンビ映画でのサバイバル・ルールをマニュアル化し、ゲーム感覚的にフォント化、劇中僅かしか登場しませんが“32のルール”の全部が知りたい。(笑)

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2010年12月09日

DVD「ゾーン・オブ・ザ・デッド」

ゾンビ映画DVD丸齧り。侵蝕と蹂躙の日々は続く...。 「なんだ?レンタルのゾンビ映画しかネタが無いのか?」と言われてしまうが、今時期あんまり観たい作品も無いのよ。この映画のPS2的ゲーム感覚。適当なヌルさはかなり心地よい。そもそも配給が潟gランスフォーマーだからな。(笑) 高尚な作品なんか端から期待しちゃダメ。 低予算で如何に面白さを魅せるか?だね。
ゲストとして呼ばれ貴賓待遇に甘んじては過去の栄光に胡坐を掻いていると思しき、“でぶでぶブラザー”ケン・フォリー主演の「ゾーン・オブ・ザ・デッド」。「ゾンビ」に登場した黒人SWAT隊員ピーターを演じた役者さん。太ったお腹を銀幕にさらすより、差し詰めカーネギー・メロン大学辺りで演劇かバスケット・ボールの講師でもしていればいいのにね...。

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出演: ケン・フォリー, クリスティーナ・クレベ, エミリオ・ロッソ, アリアドナ・シャブロル
監督: ミラン・コニェヴィッチ;ミラン・トドロヴィッチ

ジョージ・A・ロメロ監督の名作「ゾンビ」に出演し、「地獄が一杯となった時、死者が地上を歩きだす」という名セリフを残した人気黒人俳優、ケン・フォリー主演で贈るノンストップ・ゾンビ・パニック。バイオ・ガスに汚染され、一夜にして街に溢れかえったゾンビと、偶然護送中に居合わせたインターポール捜査官たちとの壮絶な戦いを描く。NATOのユーゴ空爆が引き起こした環境汚染を皮肉たっぷりに描いているとかいないとか(一応社会派的性格が見え隠れ???)

【STORY】
インターポールの捜査官レイエス(ケン・フォリー)は、引退前の最後の仕事として、囚人を乗せた護送車の警護を請け負うことになる。(特筆に辛うじて価するのはセルビアが舞台なんです。) ロンドン・ヒースロー空港行きの飛行機が出るベオグラードまでの道中、石油施設や化学工場が乱立するパンチェボ工業地区にさしかかったころ、護送車はいきなり暴徒と化したゾンビたちに襲われてしまう。近くの警察署に逃げ込んだ一行だが、外部との通信ネットワークは完全に遮断されていた。
レイエスが電力を復活させるため発電機を探しに行っている間にも、ゾンビに噛まれた仲間の捜査官たちが次々に発症してしまう。これ以上警察署はもたないと判断したレイエスは、護送車に乗せていた囚人と新人捜査官ミーナと共に、ゾンビを列車の中に誘い込み生き残っている民間人を逃がそうとするが…。

かつての細菌パニック・ムーヴィー「カサンドラ・クロッシング」と同じく、鉄道貨車(ガス車)から感染因子である毒ガスを無知無学な兵士が誤まって漏らしてしまうのはお約束。一時感染者と二時感染者のゾンビでは動作速度が違う設定(個体差がある)なため、ショットガン、マシンガン、M66ポータブル・ロケットランチャー、日本刀…様々な武器を駆使してゾンビに立ち向かう。
これだけでもかなり見ごたえがあるけど、迫力は兎も角、緊迫感は薄く、果たして物語の進行上必然性のある登場人物なのか?首を傾げざる負えないキャラクターも多かった。せっかく東欧が舞台なわけですから、言語の違いや通訳に時間を取られもたつく描写があったりすると、もう少し緊迫感や世界観の奥行き・広がりを見せられるのにな...。

しかし警察署のネット環境を復旧する為に地下発電機を回すシーンがありましたが、外部シャッターや自動ドアの電源が入り、勝手に開いてしまう事に、なんで皆して気が付かないんだろう?
またシーケンスのご都合主義的に、弾倉のカート・キャパシティが増えたり減ったりする(笑)拳銃の弾切れシーンも妙にゆとりがあり、切迫感が感じられない。

不思議なのは吸血鬼宜しく日中のゾンビは活動に制約を受ける設定なのか?ゾンビ達が集団で仰向けに寝ているシーンには思わずクスリでした。なんだったんだろう?集団で日光浴?(大笑)

設定や脚本が完全に消化されていないせいか、何事も中途半端な仕上がりだったけど、この手の作品の中では比較的、中より上ぐらいのそこそこの出来映え 。さながら「バイオハザード」のおっさん版という感じだったです。 DVDは安価だったら是非欲しいところと割と好印象。(笑)

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2010年12月08日

DVD「ザ・ホード -死霊の大群-」


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新作でしたのでようやくにしてレンタルを借りられたのだけど...。ヤニック・ダアン&バンジャマン・ロシェ共同監督「ザ・ホード -死霊の大群- 非英語文化圏であるフレンチ・ゾンビ映画とは大変珍しい。

【STORY】
仲間をギャングに殺されて復讐心に燃える刑事たちが、そのギャングが立て篭もる高層ビルへと乗り込む。激しい銃撃戦を繰り広げる両陣営であったが、一方その頃、ビルの外には大量のゾンビが押し寄せていた。ゾンビ群から脱出するため、両者は一時休戦して手を組む。

第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭
ノミネート: 作品賞

2010年ポルト国際映画祭
受賞: 脚本賞
受賞: 撮影賞

2010年ジェラルメ映画祭
受賞: SCI-FI審査員賞

ハリウッドのどっかで観たような役者さん似ばかりが集まってるキャスティング。ヒロインはお世辞にもおばさん刑事だし、もじゃもじゃ頭に髭の同僚刑事、パーペキでブラザーなスキンヘッドのナイジェリアン・ギャング、明らかにハーヴェイ・カイテルの偽者等(笑)、あんまりイケてない中年メンツというのが意外とリアルに映るのかも?
フランス映画だけに小道具にさえ自国意識が影響するのか?登場する銃器は面白く、仏軍MAT-49短機関銃の発砲。とりわけ長い掃射をくれるシーンなどいたく感動した。(「フレンチ・コネクション2」以来だ)

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ビルの住人であるベトナム帰還兵の爺さんが持つ、機関部M-60、銃身MG34?のなんだこりゃマシンガンがやたらド派手。

しかしなんだな...。(ぼそ) まったく運が悪い話で、出入り〜撃ち合いやってる間に街中がゾンビ化している事に気が付かないとは...。撃たれて死んだ同僚がムクムク起き上がって、アスリートばりのダッシュで襲われ、バリバリ齧られ始めてから、ようやく事の重要さに気が付き出すおちゃっぴいな住人達。いくら高層ビル内に限定した密室劇とは言えお話はいささかどころか、完全に苦しいのだけど、血飛沫スプラッターがストレス解消になる方にはお勧め

薄暗く狭い廊下を押し合いへし合い集団で襲い掛かってくるゾンビ軍団ゆえ、劇場で観れば窒息しそうな息苦しさを覚えるに違いない。ギャングの抗争からゾンビ相手の壮絶な銃撃戦へと物語は安直に移行しますもんで、流血の量は兎に角半端ではない。高層ビル内の廊下は壁も床もヘモグロビン塗れで滑るので、生きる者も死んだ者もくれぐれも走らないように...てな感じ。

ダニー・ボイル監督のイギリス映画「28日後...」にちょっと雰囲気が似てるかな?
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2010年12月06日

Day of the Dead 2: Contagium

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アナ・クラヴェル監督作品「Day of the Dead 2: Contagium」をようやくレンタルして見る機会を得たのだけど、温厚で知られる血に飢えたこのボクが、目にいっぱい涙を溜め、レンタルDVDを 床に叩きつけて割りたくなったのは初めての事です。 ゾンビとかホラーとか生易しいものでなく、ほぼ映画としての形体をまるで成していない。
リメイク1作目が暇つぶしの環境再生にはそこそこの出来映えだったゆえ、期待したボクが馬鹿らった...あせあせ(飛び散る汗)

事の発端は軍が絡んだ細菌兵器が病棟内で流出したのは間違いない。そのサンプルを盗んで何故か逃亡したヤツがいた。...でそいつが軍隊に射殺され、草むらに落ちたサンプルを他の人間(屋外で奉仕活動中であるメンタルヘルス系患者と思しき団体?)が拾い、興味本位で開けてしまう..という、ありがちでありながら表現の部分においてかなりデンジャラスな設定を含むストーリー。しかしエンデミックな感染劇なのか?邪悪な意志が憑依したのか?(意志の喪失としての部分はついに語れていない。) 
襲い掛かる割には食堂で椅子に座り行儀良くお食事に勤しむアンデッド集団。(笑) フィルム玄人宜しくタラの作品を意識してか?「それは2日前...」、「3日前のこと...」と本編中(低予算の屋内劇に終止)に時間軸を捩じ曲げてばかりいるから、時間の経過等、一層物語の内容が分からず、あまりのダメージに半日立ち直れませんでした。

Day of the Deadと名乗るのもおこがましいこんな屑映画のために、レンタル代をドブに落としたようなものと諦めるしかありません。製作者に一言:「死せ!死して客に詫びれ!」 よくもまあこんなブラッディ・トラッシュ・ムービーをリリースしたなあ...と、己の不明さを棚に上げて、終日上の画像の様に天を仰ぎ、口があんぐりの状態でした。(笑)

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2010年12月01日

飛び出すまでもなく...

わぁ〜!あせあせ(飛び散る汗) もう12月じゃんか!今年も早や後1ヶ月。光陰矢の如し。月日の経つのは早いものである。...で儚い。ここ最近実感するのが、40歳を過ぎてから1日が終わるのが猛烈に早いこと。床につくか、仕事してるかの何れかで、特別感動も感慨も沸かないまま24時間が過ぎ去ってしまうのが、実に勿体無く感じるようになりました。日々敢闘するも勝利は無い。敗北のカタチはあろう事か?別に努力せんでも税で成り立つ国家がわざわざ用意してくれる。(笑) 昨今社会における闘う男達の60歳一本勝負とは、せいぜい時間切れ引き分け・痛み分けに持ち込んで辛うじてのセキの山であろうと思われる。知力・体力さえおぼつけば場外乱闘も致し方ないのかも知れないけど、●オビタ一本!愛情が漲った勢いで。あるいはゾンビ・キュウリを齧りながらの奴隷農場、無限スパイラルはねえ...。基本怠け者なんです。(溜息)

ボクも映画のクリーチャー同様に大した思考の持ち主ではないだけど、身体が暇な時は本能の赴くままに好んでレンタルDVDを借りてはトラッシュ・ムーヴィー巡りをしている。この間の「デイ・オブ・ザ・デッド」も凄かったが、あれはまだマシな方。ジョージ・A・ロメロ監督の古典的ゾンビ作品「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド('68)」には「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/死霊創世紀(’90)」という秀作リメイク作品があるにも関わらず、またしても縁もゆかりも無いジェフ・ブロードストリートという監督が、これを3Dリメイク化したのでした。
「Night of the Living Dead」ならぬ「Night of the Living De3d」。
超立体映画 ゾンビ3D」とマンマに銘打ったのだけど、通常普通のご家庭にはアナグラフ方式対応の赤青メガネなんぞありません。(笑) 主人公は黒人から白人へと変貌しておりお話は妙な改悪をしているし、立体化するというシークエンスは画面ヅラ“決め”のポーズがやたら多くて、正直なんだかなー?って頭を掻いてしまうようなダメダメ映画でありました。向こうの学生の自主製作映画レベル。画面から飛び出すまでもなく酷かった!劇場で観ていたら、物心双方かなりダメージが大きかったような気がします。
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」は、最近は「〜in パリ」という作品もあるようで。文字通り、ホトケにならず渡仏したようだ。(笑)今のところ学習機能が衰えたところに飽きが生じて、それ以上の事はまるで分からない。ほぼ生前の記憶を頼りに、惰性で借りて来ては観ている。(苦笑)

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毒喰らわばサラまでとばかり、アナ・クラヴェルが撮った「Day of the Dead 2: Contagium」を探していたのだけど、これは屑は屑なりに人気というより話題性が多少なりともあったようで、現在長きに渡って貸し出し中。準新作作品だと「ゾンビ/Dawn of the Dead」主演のケン・フォリー出演だけが売りの「ゾーン・オブ・ザ・デッド」という手もあったな。ダリオ・アルジェント製作総指揮、ランベルト・バーヴァ監督作品の「デモンズ(Dèmoni)」は相変わらず見かけない。

■ 今日の新聞朝刊の訃報欄は、映画人の名前が多い事に気が付く。「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」、「ネバーセイ・ネバーアゲイン」、「ロボコップ2」などメジャー作品の中継ぎ監督で有名になったしまったアービン・カーシュナー監督の訃報に接した。この方リチャード・ハリス主演の「サウス・ダコタの戦い」の監督でしたっけ。あの作品はネイティブ・アメリカン世界をソフト・フォーカスで美しく映像化した映画で、大好きな映画でありましたが、監督をずっとジョン・ブアマンと勘違いしていたのだ。 
他、伊映画監督:マリオ・モリチェリ(「ボッカチオ’70」)、アニメーション作家・飯田馬之介氏(「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」など)。
屑映画見の身分としては書き記す事自体おこがましいが、ここに哀悼の意を表わす。

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2010年11月29日

デイ・オブ・ザ・デッド

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割とお気に入りの黒人男優:ヴィング・レイムスの未見フィルモグラフィがちょいと気になっていたのでレンタルしました。「死霊のえじき」のリメイク版だそうですが、人物の名称などの設定はそのままに、「13日の金曜日PART2&3」などを手掛けたスティーブ・マイナーという全然別の監督が、まったく別の映画として撮っていました。(苦笑) 全力疾走・腐乱しつつも人類の筋機能離れした跳躍を繰り返すアスリート・ゾンビを傍目に、ここでどういう感想を述べていいのか?自分でもよく分かりません。CGを多用した弾着やゴア・シーンなどは、暇つぶしにはもってこいでした。ただそれだけ。

この手のゲームにありがちなキャラクターのようなヒロイン兵士:サラを演じたミーナ・アレクサンドラ・スヴァーリは、オハー゚イのシルエットが微乳ながら、日本人受けしそうななかなか萌えの可愛い女優さんでしたよ。はい。まったく...。
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2010年11月18日

死して尚頑迷〜DVD「サバイバル・オブ・ザ・デッド」

レンタルDVDを借りて観てしまいました。近年乱発し過ぎて、デッド・サーガ・シリーズは一体何作目になったの...?

ジョージ・A・ロメロ監督の「サバイバル・オブ・ザ・デッド」。

前作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」の続編ならぬ、スピン・オフ作品とでも言うんでしょうか?アナザー・ストーリーですね。
主人公:州兵のサージを演じるアラン・ヴァン・スプラングは、本作の設定そのままに、前作では州兵の検問を装い主人公達を襲う強盗兵士の端役で登場しておりますが、前々作「ランド・オブ・ザ・デッド」でもジャングル・パターンの迷彩服を着た軍人の役を演じておりますから、ロメロ作品:デッド・サーガ後半戦での重要な語り部然としてきました。“サージ”ってサージャント(軍曹)の略称。ふとウォルター・ヒルの処女作「サザン・コンフォート」でパワーズ・ブースが演じた草臥れた民兵の姿がオーヴァーラップする。ハリウッドやメジャー・スタジオに背を向けているロメロが、自らの分身のように一貫して描き続けるアウトサイダーである事に変わりはない。

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【STORY】
世界で死者がよみがえるようになって6日後。デラウェア州沖、大西洋に浮かぶプラム島では、“死者は眠らせるべき”と考えるオフリン一家と、“死者は生前のまま生かしておき、共に共存すべし”と考えるマルドゥーン一家が対立していたが、数で勝るマルドゥーン側が相手側リーダーのパトリック・オフリン(ケネス・ウェルシュ)ら数名を力づくで島外へ追放した。

それから3週間後のペンシルベニア州フィラデルフィア。軍から脱走した元州兵のサージたちは、とある集団を襲った際、生き残った若者のボーイ(デヴォン・ボスティック)から「安全な島」の情報を知らされる。インターネットの動画サイトで「安全な島=プラム島」を謳っていたのは、(サージたちには知る由もなかったが)その島を追放されたパトリックだった。半信半疑でプラム島へ向かったサージたちがそこで見たものは、鎖につながれ、生前の行動をなぞるように繰り返すゾンビたちの姿だった...。

かたやセミ・フル完備の軍用自動小銃片手にインターネットの動画サイトでバラエティー番組を楽しみ、かたや未だに牧畜と灯油ランプ片手のアナログ生活!これが同じステーツかと疑ってしまうその落差。舞台となるプラム島は赤毛のアンが登場してもおかしくないほど自然が美しい。(笑)その古典回帰風味は今回ウエスタン調に及び(まあかの国では時代劇だ!)、頑迷な老人オフリンとマルドゥーンの確執は、往年の名画ウイリアム・ワイラー監督の「大いなる西部」そのままの模倣のように受け取れます。ピースメーカーやレバーアクション・ライフル片手にどこまでも人質を型にした、古き良き決闘スタイルだもんな。死して尚生前の妄執の記憶をなぞろうとする2つの偏った正義の姿に、ロメロはどのような社会風刺を投影したかったのだろう?

劇場公開当時物議を醸し出した「生前の記憶に支配され、ゾンビが馬に乗り、手綱を操る!」という半ば滑稽にさえ映る描写は、映像的にふと英国の首無し妖精:デュラハンの姿や、死神を乗せて疾駆するペイル・ホースの姿などを勝手に髣髴としてしまうけど、かの作品で描かれ続けた知的進歩の一環なのだろうか?いや、最後に馬肉として食ってたしな。(笑) 
進歩を裏切られたボクの失望感覚は、共存を謳い期待しながらも常にと畜に失敗するマルデゥーンの心境に共通する。マルデゥーンの意固地さはやがてはオフリンとの意地の張り合い、世襲としての英雄的自己肥大と自らの信奉そのものになり、動き回る死者を鎖に繋いでまで生前の役割を押し付け、自らの周辺環境と精神衛生を厳格に固持しようとする。この頑迷な老人の姿は、かの旧作品に登場する老爺の姿にその片鱗が窺がいしれないだろうか?

内容的にはオーソドックスにしてあまりに古過ぎて、興行的には散々な結果に終わったのでしょうけど、でもこのようなオールド・ファッション・アメリカの情景はボクは嫌いになれないなあ。なにやら場末の蝋人形館に足を踏み入れた時の手暗がり感、後ろめたさのような感覚が。スピード・スリルを売りとしたローラーコースター系ヴァイオレンス・アクションを期待しちゃ駄目。現代の技術で古典をチンッ!して温め直したゴシック・ホラー好きの方には案外お勧めかも。(笑)

こちら本作品トレーラー
George A Romero's Survival Of The Dead Trailer

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2009年12月21日

トリクシー再来!

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先日亡くなった「へヴィ・メタル」の原案「エイリアン」の脚本家、「バタリアン」の監督:ダン・オバノンの訃報を新聞の死亡欄に見落としていたため、久しぶりに国内外のホラー・サイトを一巡して死因等を調べていたところ、73年にジョージ・A・ロメロ監督が発表した細菌パニック・ホラー映画「ザ・クレイジーズ・2010」のリメイク版ポスターを目の当たりにしました。こんな知名度の低い映画までリメイク映画化されるのですね。
監督が「サハラ/死の砂漠を脱出せよ」のブレック・アイズナー。なんでもスティーブン・スピルバーグ&レスリー・ボーム制作総指揮のサイエンス・フィクションを扱ったミニ番組「TAKEN テイクン」の監督も勤めた経歴があるそうですが、力量の程はどうなのでしょうか?

http://mappiragomen.seesaa.net/article/6596140.html

しかもvirus感染ネタで世界的HITを記録した「28日後...」「28週後...」以降にして、細菌兵器トリクシーの蔓延劇を描くとは...。寄生生物以外、ゾンビなどがクリーチャーが登場しないゲーム「バイオハザード4」の影響や、あるいは昨今の新型インフルエンザの世界的猛威にもよるものだろうか?

あの「プレデター」ですらリメイク映画化が囁かれる御時世。もはやネタが尽き、映画世界も世も末の証拠である。
 
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2009年07月24日

ダイアリー・オブ・ザ・デッド

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内なる熱が冷めた時期に、ホラー映画の巨匠にして、ゾンビ映画の第一人者として知られるジョージ・A・ロメロ監督作品「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」をレンタルDVDで観賞しました。劇場にも結局足を運ばなかったなあ...。

低予算、しかも撮影期間20日程度で撮ったという、小品も小品なインディーズ作品なんですが、「死霊のえじき」から続く、変に勧善懲悪なストーリーではなかったもんで、結構気にいって見入っています。

【STORY】
ある年の10月、山奥で映画を撮影している若者の集団がいました。彼らは大学の映画学科の卒業制作としてホラー映画を製作していたのです。学生らしいノリで撮影をしていたところ、ラジオから衝撃のニュースが流れてきます。

 「世界各地で死者が甦っています……」

 マスコミによる情報は錯綜し、いたるところで大惨事が発生。若者たちがその渦中にいるにも関わらず、テレビのニュースは「事態は沈静化に向かっている」と虚偽の報道を繰り返すばかり。その一方で、Youtubeには断片的な衝撃の映像が次々にアップされていきました。

 「なんてことだ……。どこに行っても人が殺されている……。」

 この地獄から抜け出すため、安全な場所を求めてトレーラーで彷徨う学生たち。そんな中、ディレクター役の学生は、観たものを全て記録し始めます。彼を動かすのは真実を伝えるという使命感と、アップした動画へのアクセス数。果たして彼らは生き残れるのでしょうか……。


「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」で見られたP.O.V(ポイント・オブ・ビュー=主観撮影)によるハンディ・カム映像は、撮影者ののめり込んだ視線に視聴者を誘いますが、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に見られたドグマ95的手法は画面酔いを起こすというか、手持ちカメラによる長回しの映像はちょっと酔っ払いました。(笑)

しかしながらドキュメントタッチびしばし!の中に“真実を追究する”陰でお座なりにされがちな、“真摯な報道姿勢のあり方”とはなんぞや?という問題提議が絶えず投げかけている硬派な作品だったのは嬉しかったです。

また虚報が飛び交う中、逃げ惑う人々にありのままの真実を伝える使命感に主人公はやっきになるわけですが、自らの享楽のためにゾンビを狩る人々を映し出す映像に被った「人間は本当に助けるだけの価値のある存在」なのだろうか?という言葉は、リメイクの「ナイト・オブ・ザ・リヴィングデッド」のラスト同様、とても重く心に響きました。

グレッグ・ニコテロの特殊メイクは「ランド〜」ほどは荒唐無稽に逸脱していないものの、そこそこ抑えて仕上がっています。年代的に流行り廃りもあり(たぶん全米映画倫理協会絡み)わいわいワシワシと食べられちゃう恐怖(輪姦的感覚)は薄まった印象を受けますが、如何なもんでありましょう?

現代SWATによるゾンビ狩り、ガスマスク装備の強行突入シーンが旧「DOTD」を意識していて格好良かったですか...。主人公達の乗ったトレーラーがフィラディルフィアを目指したのも、旧「DOTD」を知っていると思わずクスり♪です。

映画「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」公式サイト
http://www.diaryofthedead.jp/



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2007年10月06日

出ッ銭バー・オブ・ザ・デッド

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2007年12月21日(金)に、ジョージ・A・ロメロ監督作品
ゾンビ Dawn of the Dead」の「ディレクターズ・カット版」、
ゾンビ 米国劇場公開版」、
ナイト・オブ・ザ・リヴィングデッド Night of the Living Dead」、
死霊のえじき Day of the Dead」、
更にDVDでは幻の「ダリオ・アルジェント監修版」、
のDVD計5タイトルが、驚きの1980円の低価格で蘇るそうですね。

ボクは「ディレクターズ・カット版」と「ダリオ・アルジェント監修版」はLDで持っています。DVDはほとんど揃えたので、いい加減熱も冷めたのだけど、この際「ダリオ・アルジェント監修版」だけ、ちょっと押さえておきたいです。

そろそろ「ゾンビ3D(ナイト・オブ・ザ・リヴィングデッドの3Dリメイク)」の劇場公開も近いです。劇場では昔懐かしの3D眼鏡が配られるみたいですね。(笑) まあロメロ監督とは縁もゆかりも無い人が撮っているらしいですけど...。
http://www.zombie-3d.com/

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2007年04月22日

virus「レイジ」再び...

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軍が極秘裏に開発したウイルスが外部に漏れ、国内に蔓延。血液を媒介して感染した者は軒並み吐血・発狂をきたし、猛ダッシュで生存者目がけて襲い来る恐怖映画。いやあ怖かったですね〜。

28日後...(02)28 DAYS LATER...」。
http://www.foxjapan.com/movies/28dayslater/main.html

厳密には“保菌者(carrier)”ですので、ゾン・ネタではございませんが、一応こちらのカテゴリにあげる事にしました。

かつてCICビクター「ゾンビ」のLDジャケットを髣髴とさせる、このポスターを観てついつい期待してしまったのですが、ジョージ・A・ロメロの「クレージーズ」、デヴィッド・クロネンバーグの「ラビッド」の現代版(英国版)焼き直し細菌感染パニック・ホラー映画、「28日後...」の続編、
28 WEEKS LATER」。

もっとも最近新しい(更なる)ポスターが公開され、ちょっとしょんぼりしたんですけど、監督をダニー・ボイルからファン・カルロス・フレスナディーヨ。主演をキリアン・マーフィーからロバート・カーライルに変えて、海の向こうじゃ今日からちょうど「19日後...」の5/11に公開だそうですな。(笑

英国全土に蔓延したウィルス《レイジ》を撲滅してから、6ヶ月後の話らしいんですが、「〜WEEKS〜」ですからこれで別にタイトルは間違ってないんでしょうかね?邦題は「28週間後...」?(笑)

今度の監督の経歴を読んでいた時、「10億分の1の男(01)INTACTO」なるスペイン映画に突き当たって、「ああ...確かそんな映画をどこかで聞いた事があった!」なんてうろ覚えで思い出しましたが、予備知識として(今更ながら)レンタルDVD屋で捜してみるも面白いかも...。

First Official Teaser Poster For '28 Weeks Later'

INTACTO
http://www.imdb.com/title/tt0220580/
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2006年11月10日

生ぞん日記?


diaryofthedead061110.jpg

半分“リップ・サービス”か?さもなくは“ガセ”か?と疑ってかかっていたのですが、ホントに撮っているそうですねえ...。ジョージ・A・ロメロ監督の最新作「DIARY OF THE DEAD」っうんですか。まあ、国内コレ系サイト筋の情報...というより、ただの受け売りなんでございますがね。(苦笑)

どうも「ナイト・オブ・ザ・リヴィングデッド」と「ゾンビ」のちょうど中間辺りの時期、発生初期の段階を描いているそうですが、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のような(謎)追加的要素が加わるとかで、画像は断片的に公開されているものの、その全貌はまだ今ひとつ見えてきません...。ハンディ・カムを片手に、砂が吹き荒れるような映像(主観)効果をインサートしつつ、アチコチ逃げ回るんでございましょうか?(笑)

一応、ファンですので楽しみは楽しみなんですが、自分の中では「監督は高齢だし、ランド・オブ・ザ・デッドで“リヴィングデッド・サーガ”はお終いなんだ」という高のくくり方があったので、いささか複雑な心境...。(悩

成り行きの推移を見守る為にも「Fangoria.com」は、今後要チェックだ!

そういえば、「ゾンビ」の舞台となった実在するスーパー・マーケット「モンロー・ビル・モール」は、ちょっと前に店じまいしちゃったらしいですね〜。買い物籠片手に徘徊してみたかった...。(溜息)

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2006年07月21日

再録〜「ショーン・オブ・ザ・デッド」

shaunofthedead060721

再録(05年07/31「快作!SHAUN OF THE DEAD」〜)になりますで、別にレヴューは致しません。いや、タバコを買おうとサンクスなるコンビニに立ち寄ったところ、店のDVD棚にて¥980で売られておりました。「そういやまだ買ってなかったな...。」と思ったので、「キュッパならお得な買い物。まあいいや!」とつい買ってしまいました。
ジョージ・AのZOMBIEワールドをよく研究しつくし、パロディ的要素をふんだんに、かつ巧みに取り入れたホラー・コメディです。今回は何気ない背景描写=市街に押し寄せる危機的推移の描写などを逐一観察しておりましたが、つけ入る隙のない完成度。そこいらの名ばかりのバッタ物作品とは訳が違う。俄然続編を期待したくなる作品です。

そういえば、ダイアン(ルーシー・デイヴィス)がバラバラに引きちぎられた恋人のエド(ニック・フロスト)の片脚を振り回し、群がるゾンビを叩きのめしながら、「ワタシの彼氏を返してちょうだい!」と言わんばかりに、立て篭もったパブから表に勇猛果敢に飛び出して行くシーンがありましたが、あれは「ナイト・オブ・ザ・リヴィングデッド(68)」のジュディス・オディア扮する“バーバラ”の最後のシーンのパロディ(逆ヴァージョン)だったんですね。

今更ながら気がついたオマヌケなワタクシでございました。


ちなみに「“猿”を媒介し、霊長類に対し絶大なる感染効果を発揮する」という「28日後...」<「「ザ・クレイジーズ」ウイルス学説は劇中、学識者に見事に否定されていましたっけ。(笑)

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2005年12月23日

生けるが如く色鮮やかな屍達の夜

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往年の名作(?)「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド・コレクターズBOX」5.000セット限定凄惨生産商品(デックス・エンタテインメント)のDVDボックスを購入しました。この作品、かつてはビデオで所有していたのですが、友人にくれてしまったのか?処分してしまったのか?もう手元にありません。ですのでDVDの発売を楽しみにしていた経緯があるのです。(先のヴァージョンは絶版らしくって、結局手に入りませんでした。)
「ゾンビ」を世に送り出したロメロ監督初期のモノクロの古典的記念作品なのですが、それだけに留まらず、公開当時(68)の世相、ヴェトナム戦争最中のアメリカ社会の混乱を揶喩した衝撃作としてカルト映画となりましたが、更にはこの作品を永久保存しようとアメリカ国立フィルム・レジストリーに晴れて登録される栄誉が与えられたんだそうです。
 
オリジナル・モノクロ版、カラー彩色版、特典ディスクの豪華3枚組SETなのですが、このカラー彩色版。正しくは「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド デッドリー・カラー・エディション」というんだそうですね。コンピュータ着色による合成カラーを施し、音声をDTS 5.1chに改編した新ヴァージョンだそうでして、実はこのヴァージョンの存在が以前から大変興味があったわけなんです。

さて、以前から不思議に思っていたのは、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」は“当のロメロ監督がまったく関与していないような”複数のヴァージョンが巷に存在します。今回インナー・ノートを紐解いて驚いたのは、元を正すとオリジナルにCopyrightの文字を表示し忘れたが為に、パブリック・ドメインになってしまったんだそうですね。(笑)この単純かつ初歩的なミスの為に、この金字塔的作品は制作者=ロメロの手を離れてしまったんだそうです。この為、ロメロ監督は「ナイト〜」の“正統なる続編”として意識したであろう「ランド・オブ・ザ・デッド」のオープニング映像において、自分の作品でありながら「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の映像を公然と使用出来ない有様なのでした。(注 音声は使っているみたい)


それからどーした?(続きを読む)
posted by まっぴら at 19:35| Comment(2) | TrackBack(1) | ゾンビ映画考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月22日

フライング・オブ・ザ・デッド!

ううっ...。ここのところ忙しくて身体が疲れてきたせいか?いい加減、腰にきたわい。

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さて。「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド・コレクターズBOX」(デックス・エンタテインメント)と「ランド・オブ・ザ・デッド」(ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)のDVDが入荷したという連絡をあったので、お店に引き取りに行ってきました。ポイント・カード、得点がかなり貯まっていたので、それほど痛い出費ではなかったのが幸い。(¥3.000引き うふふ)
ようやくにして...。くぅ〜。

今、寝転がって観ています。詳細・感想は後程。てか暇みておいおい。
posted by まっぴら at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月02日

ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カットDVD

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久々の“ゾン様”ネタ。
いよいよ“死の歩み=DEAD WALK”がヒタヒタと近づいてきました。12/23日(D-day?Z-day?)発売の「ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット」DVDです。まっくら的に今から楽しみにしています。
劇場公開時にはカットされたシーンを追加(4分間)したというディレクターズ・カット完全版。ジャケットは公開時のポスターと同じになるみたいですが、本当はアメリカで発売されたこっちのジャケットの方が好みなのだけど...。↑(「ターミネーター2」みたいだなあ〜。笑)

音声仕様: Dolby Digital 5.1/Dolby Digital 5.1
字幕: 日本語/英語/韓国語(?)
音声: 英語/日本語
画面サイズ: シネマスコープ
時間: 97 分
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン


最近“チョロ”こと、ジョン・レ喰いザモ(笑)が好きなのですね。役者的に観まるに、97分枠で“生者”と“死者”とその両方を一挙両得で演じられたのは、役者冥利につき大変名誉な事ではなかろうかと?演技の幅...もしくはそれ以上のもの(笑)が要求されますやね。てか、いままで自己嫌悪と自暴自棄に苛まれ「自分がこの先、生きていようが死んでゾンビになろうが、まあどっちでもいいや!」的捨て鉢系キャラクターは、過去ロメロ作品には居らなんだ。(注.「死霊のえじき」の“ミゲル”に、その雛形は観る事は出来るが...。) その割に“チョロ”の怪演は、所謂“それ系の研究的学術サイト”においても、商品キャラクター展開においても、“ビッグ・ダディ”や“ブレイド”、“ブッチャー(肉屋)”、“ナンバー9(ナイン)”ほどはあまり評価はされておりませぬようでして...。まっくら的にはユージン・クラーク演ずる“ビッグ・ダディ”より遙かに興味をそそられるキャラクターなのですが...
ちなみにまっぴらはニコテロ・メイクのゾンビはあまり好きではありましぇん。あれは解釈を履き違えているのか?あるいは本作品で別のゾンビ観を確立しようとしたのか?それまでの作品とは一線を画し、まったく別のクリーチャー像のような気がします。メイクも濃すぎて返って怖くない。

「ランド〜」で一番お気に入りのゾンビはね。冒頭、ガソリン・スタンドで“ビッグ・ダディ”が、植え込みで監視している人間の存在に気がつき、唸り声を上げて周囲のゾンビに注意を促し、けしかけますよね。その時、昔ながらの青塗りゾンビ・カップルが“手を繋いだまま”フラフラ近寄ってきます。あの描写やあの感覚が一番好きですね。諧謔とすれすれ紙一重のところがどことなく往年の作品(DOTD)とマッチする。わざわざ「EAT」などと書かれた食堂の看板を配置する辺りや(笑)中庭のバンド・ゾンビどもなど、雑多なホラー・コミック花盛りだった“古き良きアメリカ”を殊更忘れずに標榜している辺りは、正にお家芸の手並みの良さ。このシーンを冒頭に持ってくる辺り「シリーズ4作目」というより、60年代後半「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」直系の“正統なる続編”という雰囲気がどことなく漂います。(年代が少し飛び過ぎの感も受けますが) 

メジャー・スタジオ作品はレイティングの問題があって、正に“すりガラス越しのゴア・シーン”の連続でしたが、今思うにやっぱりロメ爺の着眼点や発想は上手いやね。 このDND購入の暁には、ようやく「インプレッション・オブ・ザ・デッド・サーガ」の「〜vol.3」が何かしら書けるのではないかと...。

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2005年10月03日

ゾンビ・キュウリのべったら漬け

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この年末にユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンから「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド コレクターズBOX」が発売されるそうでして今から楽しみにしています。何でも“合成カラー着色を施し音声をDTS 5.1chに改編した新ヴァージョン”が含まれるらしくって興味津々。オリジナル・モノクロ版、カラー版、特典ディスクの豪華3枚組みになるようですね。(UPしている画像は海外のオリジナル・クラッシック・ヴァージョン)

12月23日発売/7140円(税込)発売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

時期を合わせて「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド スペシャル・エディション」なんてDVDも発売されるみたいです。こちらはどうも単体みたいですね。


それからどーした?(続きを読む)
posted by まっぴら at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ゾンビ映画考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

ザ・クレイジーズ

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「ランド・オブ・ザ・デッド」が公開された今でこそ「ゾンビのロメロだ!」、「ロメロのゾンビだ!」と巷では騒がれています。源流は「ナイト・オブ・ザ・リヴィングデッド NOTLD」というのは確かに疑いようの無い事実なのだけれど、ある意味、辛口の社会風刺を含みつつ金字塔的傑作「ゾンビ DOTD」の試験的作品となったのは、こちらではなかろうかと...。

ザ・クレイジーズ THE CRAZIES」。1972年、劇場では日本未公開作品なのですが、民放TVにおいて「第2のカサンドラ・クロス」というタイトルで放映された記憶があります。これはホラー映画ではなく、細菌兵器が引き起こすパニック映画のカテゴリーなのですけれど。

【STORY】
ある平和な田舎町で住民が次々と発狂していく。原因は軍部が秘密裏に開発した細菌兵器“トリクシー”を積んだ輸送機が近郊の河川に墜落。飲料水を介して感染した住人は次々と発狂していくのだが、事が公になる事を恐れた政府は、事件を隠蔽しようと鎮圧部隊を送り込む事になる。


鎮圧部隊は“究極の没個性=ガスマスク”と防護服に身を包み、情報手段を遮断し(崩壊させ)、感染疑いのある住民達を次々と拘束、抵抗する者は“感染者”と見なして殺害していきます。この作品で描かれた「官憲・軍部(権力)の無理解と横暴」は、その後ホラー作品へと姿を変え「ゾンビ DOTD」冒頭の、SWATによるプエルトリコ人居住アパートの制圧シーンや「死霊のえじき DAY OF THE DEAD」の根幹的テーマ(生存者が暮らす地下シェルター内で、武力を背景に独裁を企む軍人の姿)に脈々と継承していきます。

この映画、単品でも「実に怖い」と思う点は、「誰が感染していくのか?」まるで見えない事。主人公やその取り巻き、いや。予防接種を受けて防護服を着込んだ完全装備の兵士でさえも、次第に落伍者、あるいは発狂者が現れ始め、軍民問わず暴徒と化し、文字通り「ザ・クレイジーズ」。「誰が正気なのか?」、「誰が正常な思考、真っ当な考えを持つ人間なのか?」まったく分からなくなってしまう。「敵も味方もわからなくなってしまう!」当事の社会背景であった「泥沼化したベトナム戦争」の図式、そのまんまなのですね。(神職者の焼身自殺シーンなど正に!)
また細菌兵器の開発当事者が事態収拾の為に、感染の恐怖に晒されながら死力を尽くしワクチン開発の研究に没頭します。せっかくワクチンの糸口(サンプル)が掴めても、只でさえ無理解な軍人の縦社会や命令系統システム、狂気に駆られるままに押し寄せる民衆の波に阻まれて、何ら解決に至らぬままに殺されてしまったりする。この辺り“ゾンビが出現するモンスター映画を〜”というより“非コミュニケートが引き起こす悲喜劇”を丹念に描く事に定評があるロメロ監督の手腕が実に冴えわたる作品なのですね。
(ただこのDVD。基としたマスター・フィルムが劣化途上にあるのか?画質が悪いのがちょい残念!)

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この作品を取り上げたのは、実は「ランド・オブ・ザ・デッド」の“チャーリー(ロバート・ジョイ)”を観た事による。あの“M-1カービン”を持つ顔半分火傷の男。「あれっ?」と気がついてクスクス笑った。(確証がなく記憶自体が極めてアヤフヤだったので、DVDを探しに行ったわけ) 「ザ・クレイジーズ」のオープニングって、実は“農家屋の火災”のシーンから始まるんですよね。それで防疫兵士達に常用装備の“M-1カービン”。「そうか!チャーリーって、あの町の生き残りかぁ〜。」過去の作品を自らオマージュしてしまったのか?ロメロ先生。(笑)

ちなみに、細菌兵器“トリクシー”。これは“猿”を媒介し、霊長類に対し絶大なる感染効果を...。あれっ?これってそのまんま「28日後...」???(笑)
posted by まっぴら at 21:11| Comment(2) | TrackBack(0) | ゾンビ映画考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする